旅する力―深夜特急ノート

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 691
レビュー : 108
  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103275138

作品紹介・あらすじ

『深夜特急』では書かれなかったエピソードや、旅に出るまでの経緯、沢木耕太郎ができるまでとも言うべきデビュー直後の秘話など、旅に関する文章の総決算となる初の長編エッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • 自分も昔、『深夜特急』で旅への夢を膨らませた時期がある。
    約3ヶ月、夢見たヨーロッパを一人で放浪した。
    帰ってきたら書店にこの本が並んでいた。
    すぐに購入した。
    しかし書棚の背表紙だけを眺めるだけで数年が経った。
    気づけば深夜特急の主人公よりも、ひとつ年上になっていた。

    久しぶりに一人旅に出た。
    一泊二日、ずいぶん短い一人旅だった。
    バックパックにこの本を詰めて。

    旅には適齢期がある。
    その年齢でしかできない旅がある。
    読書も同じである。
    深夜特急に影響を受けて長旅に出るには、
    時間もお金も限られている。
    それでも、今の自分にしか得られないものを、
    この本から感じることができたと思う。

    • のぞみさん
      旅は年齢とともに変わる生きものですね
      同じ場所に訪れても年齢をかさねると違う印象をうけます
      旅は年齢とともに変わる生きものですね
      同じ場所に訪れても年齢をかさねると違う印象をうけます
      2013/05/22
    • yuzlogさん
      >のぞみさん
      本当に旅とは、そのときその場所で、その自分にしか巡り会えないものですね。
      だからこそ、普通の日々を旅するように生きたい、そう思...
      >のぞみさん
      本当に旅とは、そのときその場所で、その自分にしか巡り会えないものですね。
      だからこそ、普通の日々を旅するように生きたい、そう思います。
      2013/05/23
  • 『深夜特急』の前日譚、後日談を知ることができる。特に印象に残ったのは、「旅にはその旅にふさわしい年齢がある」という主張。『深夜特急』の旅は、26歳という特定の年齢だからこそできたものであり、年をとってからはできないそうだ。その主張にはハっとさせられるものがあり、「いつか行けるだろう」と考えがちな自分の旅行観を揺さぶることになった。猿岩石に対するコメントだけが少し残念だったが、『深夜特急』を読破した人なら必見の書だと思う。

  • 読書が苦手な私でしたが、深夜特急は夢中で読み進めました。6冊で終止符が打たれた深夜特急の続きを読むことが何故かためらわれました。だけど、読んでよかったです。
    もっと旅についての直接的な記述が多いのかと思っていましたが、
    様々な記述を通して、沢木さんの旅の面白さも恐さも存分に描かれていました。
    旅に限らず、生きている中で感じる様々なことに繋がる気がして、
    旅する気力も生きていく気力ももらいました。
    最後の対談までちゃんと、じっくり読みたい本です。
    深夜特急と併せて、手元に置いて何度でも読み返したい。

  • 新たなエッセイに加え、「深夜特急」に書ききれなかったエピソードも網羅されている。

    「コヨーテ」に掲載されたときも読んだものも含まれており、数分の間、購入するのを躊躇ったが、十分満足できた。

    「深夜特急」を読まれた方も、そうでない方にもオススメの一冊

  • 2017年10月16日読了

  • 本書にもたくさん出てくるが、間違いなく自分も『深夜特急』に影響を受けて旅に出たひとり。また読み直したくなった!

  • 深夜特急の裏話。

    ロンドンの後の話や猿岩石に大沢たかおまで出てくる。
    タイトルの秘密まで。

    また深夜特急を読みたくなってきた!

    深夜特急ファンなら読むべし。

  • ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA88129151

  • 4/5-4/12

    旅とは
    「家ヲ出デテ、遠キニ行キ、途中ニアルコト」
    旅は旅する人が自分で作るもの
    マラケシュ、ゴア、マラッカ、マカオ
    イスタンブール

  • また読もう。

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プロフィール

沢木 耕太郎(さわき こうたろう)
1947年東京生まれのノンフィクション作家、小説家。横浜国立大学経済学部卒業。大学卒業後、ルポライターとして活動、注目を集める。
浅沼稲次郎暗殺事件で刺殺された浅沼と、その犯人である少年を描いた『テロルの決算』で第10回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。以後、バックパッカーのバイブル『深夜特急』をはじめ、スポーツや旅などを題材にした多数のノンフィクション作品、小説などを発表。2000年に初めての書き下ろし長編小説『血の味』を刊行し話題となる。
2003年これまでの作家活動で第51回菊池寛賞、2006年 『凍』で第28回講談社ノンフィクション賞、2013年 『キャパの十字架』で第17回司馬遼太郎賞をそれぞれ受賞。

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