波の音が消えるまで (下)

  • 新潮社 (2014年11月18日発売)
3.62
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Amazon.co.jp ・本 (448ページ) / ISBN・EAN: 9784103275183

感想・レビュー・書評

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  • 3.5 結末は予想できた。出てくる女子に全員モテるは現実にはない。ただ、何かをひたすら追求することは生きていく意味の一つだとは思った。

  • ふむ

  • いただいた本。

    上下合わせた感想。
    ギャンブルにどんどんのめり込む主人公にハラハラしっぱなしだった。
    最後に主人公が見ている世界は現実?それとも夢現?ちょっと不思議な終わり方。

    カジノの部分は難しくて少し読むのに苦労したけど、街の描写が知らない街なのに情景が手に取るようにわかるようであっという間に読んでた。

  • バカラにはまった男たちを描く小説。沢木耕太郎お得意の無頼派小説。ちょっと、重たすぎるかもしれません。

  • 2022/7/5
    いずこかへ。

  • 文学

  • 面白かった。最後に魂が抜けてすがる感じ。刹那的で良かった。

  • バカラの必勝法は単なる偶然の賜物のようだ。もっと何か違う展開を期待したが、よく分からない感じで終わった。著者には何か訴えたいことがあったのか?最後の出会いは何だったのか?これでどん底から這い上がり明るい未来が待っているということなんだろう。

  • バカラの必勝法はなかった。
    博打に堕ちていくのは怖い。
    ?????のところも多々ある

  • 上下巻の長編小説だが、まるで息継ぎもしないぐらいに一気読みしてしまった。それぐらいにどっぷりはまってしまった。
    バカラの必勝法を追う主人公ら、その「生」と「罪」、そして「転落」「絶望」の物語であって、非常にスリリングであった。
    特に、クライマックスは、主人公からどんどん何もなくなっていく、その恐ろしさ、引きずり込まれるかのようにのめり込んで読んだ。
    それにしても、彼には、なぜ最後の最後で救いが訪れたのか・・・?

    バカラや賭博に興味がなくとも、面白く読めると思います。

  • バカラを題材にここまでのボリュームを書けるとは、さすが沢木耕太郎。

  • カジノ・バカラ・・・
    最後って・・・
    こうなるしかなかったんやなあ~~

  • 堕落具合が良い

  • 「深夜特急」の、あの香港マカオ編の煮えたぎるような興奮に痺れた者としては、たまらなく面白い本だった。
    あのとき深夜特急を読んだときの想いをまた感じさせてくれた。

  • カジノにはまる恐ろしさに自分のことのようにハラハラした。救ってくれる人がいて良かったが、自分なら誰も知らない異国で一文無しになったら終わりやな。お〜こわ。

  • 帰国してカメラマンの仕事に戻る
    ホテルの村田から連絡がきて一緒に飲む
    一緒に住まないろ誘われるが、マカオに戻る
    父が自殺する前にやっていたのがバカラだった
    劉は死んでいた。李欄は待っていた。劉のノートを渡された。劉は最後に1500万円をバカラで稼いでいた
    ノートには、波の音が消えるまで、としか書いてない
    二人の為にもってきた金の使い道がなくなった。
    バカラで全てを使い果たす。最後はパスポートを売った
    バカラ初心者を狙い、チップえお盗んだ。
    二回目でガードマンに捕まる。監視カメラで見られていた。リスボアのカジノは劉を恩人とするマフィアの大物が支配人をしていた。パスポートとエアチケットを渡され、今すぐに帰国しろと言われる。フェリーに乗ったふりをしてマカオに戻る。エアチケットは換金できず。
    フェリーのチケットを50ドルで売った。パスポート、李欄を撮ったカメラ、を海に投げ込んで、バカラを始める
    50ドルが50万ドルになった。波の音が聞こえた。
    50万ドルを泣きながら、賭けて全てを失った。
    通訳にドッグレース場に誘われる。
    村田がマカオに来ていた。帰りましょうと言われる。
    マカオにいる理由はなくなった

  • おもしろかった。
    波に乗れた。波に乗って読めた。
    最後が。最後が、「お、、、mmmうーん…」
    と感じたけれど、そういう終わり方なんだから、
    そういう小説なんだから仕方ない。
    それはそれでおもしろかった。

  • ハラハラしない。

  • 最終章の最後のシーン直前までとても楽しく読めた小説。博才のない興味もない俺がとても楽しめるのだから間違いなく良質のカジノ小説だと思う。

    沢木耕太郎のノンフィクションと聞いてちょっと不安な部分がありもしたが、バカラのシーンも無難以上にしっかりかけていて十分に読ませる。バカラのシーンだけでなく、サーフィンのシーン、カメラマン生活の描写、美女たちとの粋な間を重ねるコミュニケーション。主人公の生い立ち、そういう単景一つ一つが読ませるし、それらを積み重ねていく構成も見事。

    それらを背景にしての、オーラス。バカラシーンは見事!神がかったような迫力にのめり込んでしまった。布団の中で手に汗握りってページを繰ってるのも忘れるぐらい本の世界に没頭。

    あぁ、これが博徒どもを中毒にさせるヒリヒリ感やな、仁川や淀や尼崎や住之江…これにやられた連中よーさんおるわぁ。と真剣に博打にのめりこんだことのない俺は感動するとともに、やっぱ絶対博打はせんとこと心に誓う。それぐらい迫力あるクライマックス

    ただ、その後の最終章のラストのラストが…残念、非常に残念。

    ハッピーエンドにせよ、バッドエンドにせよ、どっちつかずの余韻をもたせるにせよ、あの終わり方はないやろぉ。救うねやったら救う、堕とすのやったら徹底的に堕とす、余韻ならもっとこう隔靴痛痒を究めないと、せっかくのノンフィクションなんやからぁ。

    最後の最後で☆ー0.5とはしたが、それでも傑作間違いなし。

  • 劉さんのみならず、主人公にも惚れたので、一体どうなるやらと嫌な汗をじわじわ掻きながら読み終えた。
    明美さんが神か。

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著者プロフィール

1947年東京生まれ。横浜国立大学卒業。73年『若き実力者たち』で、ルポライターとしてデビュー。79年『テロルの決算』で「大宅壮一ノンフィクション賞」、82年『一瞬の夏』で「新田次郎文学賞」、85年『バーボン・ストリート』で「講談社エッセイ賞」を受賞する。86年から刊行する『深夜特急』3部作では、93年に「JTB紀行文学賞」を受賞する。2000年、初の書き下ろし長編小説『血の味』を刊行し、06年『凍』で「講談社ノンフィクション賞」、14年『キャパの十字架』で「司馬遼太郎賞」、23年『天路の旅人』で「読売文学賞」を受賞する。

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