旅のつばくろ

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103275213

感想・レビュー・書評

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  • 2021/03/27

  • 列車に揺られているような気分になる、心地好い文体が沢木さんの魅力ですね。ザックを背負って、旅に出たい‼️

  • 私もいつか、旅を振り返る旅をしよう。

  • 私も沢木耕太郎と同様に、旅における「性善説」の信望者だ。旅先では、圧倒的に人の親切を受けてきた。自分の小賢しさに叩きのめされたことも...。

    ツバメのように軽やかにーー。

    スマホの登場で、旅の荷物は幾分軽くなったが、
    スマホとばかりの ''にらめっこの旅'' では、もったいなさすぎる!
    ... とわかっちゃいるけど、習慣って恐ろしい (笑)

  • 旅先でこんなコメント書けたらいいなって思いました。小海線が懐かしい。

  • このご時世なこともあり、文庫化されないと本を買わない私が珍しくハードカバー(でいいのかな。ちと小さめサイズだけど)段階で購入。単純に、沢木の旅物の新作が読みたかったので。
    初読時は「断片的すぎるかな?」とも思ったけど、雑誌連載的な短めの小編をまとめたものなので、こんな感じかも。

    本の中身とはずれるが、旅立てない世界を沢木がどう思っているのか興味があったが、案外飄々としていたので、らしいっちゃらしいな、と思いました。

  • ストーリーに起承転結がしっかりあり、とても読みやすい。
    旅の目的が、とても個人的なのも良かった。

  • すごくいい本だった。この人の文章は大好きだ。心がしずまる感じ。何で若い時に深夜特急を読まなかったのかとほんと悔やまれる。
    『春に散る』を読み返したくなった。
    好きになれるエピソードがたくさん出てきてほんと良いなーと思いながら読み進み,最後に「まだこんなエピソードがあったのか!」とやられた。続編に期待。そして西・南の旅についても読みたいので,JR西日本・四国・九州に頑張って欲しい。

  • 旅のエッセイ。また味わい深い文章で、違う視点をくれる。旅先で倹約して経験しなかったことの後悔が微笑ましい。

  • この人も老いたな

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著者プロフィール

1947年東京生まれ。横浜国立大学卒業。73年『若き実力者たち』で、ルポライターとしてデビュー。79年『テロルの決算』で「大宅壮一ノンフィクション賞」、82年『一瞬の夏』で「新田次郎文学賞」、85年『バーボン・ストリート』で「講談社エッセイ賞」を受賞する。86年から刊行する『深夜特急』3部作では、93年に「JTB紀行文学賞」を受賞する。2000年、初の書き下ろし長編小説『血の味』を刊行し、06年『凍』で「講談社ノンフィクション賞」、14年『キャパの十字架』で「司馬遼太郎賞」、23年『天路の旅人』で「読売文学賞」を受賞する。

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