反少女の灰皿

著者 :
  • 新潮社
4.14
  • (6)
  • (4)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 33
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103278023

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 591夜

  • 「アリス」についての考察の多いエッセイ集。しかし、「ある夜の手紙」と題された文章は本気で思っている事なのだろうか?水爆とピルが同じ自然破壊であると語り、「間引き」の奨励。生後4〜5週間の赤子を母親に食べさせろ、とは、スウィフトの提案を過激にしたものである。著者が堕胎を苦にしているのはその他の本を読むと繰り返し出てくるが、何もそこまで…というのが、正直な感想。

  • あたしのブクログタイトルの由来。
    このタイトルが好きなの。
    反少女な少女でいたいなら、この本につきる。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

東京生まれ。東京大学文学部美学美術史学科中退。著書に『架空の庭』『わたしのメルヘン散歩』、翻訳書に『おばけリンゴ』(福音館書店)、『キスなんて大きらい』(文化出版局)、「ババール」のシリーズ(評論社)ほか多数。

「2018年 『タイコたたきの夢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

矢川澄子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×