ツナグ

著者 :
  • 新潮社
4.01
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本棚登録 : 4303
感想 : 735
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  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103283218

感想・レビュー・書評

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  • さまざまなストーリーを持つ人物が、会いたかった死者に会って思いを遂げる物語。
    個人的には少し幼稚な設定である気がして途中で離脱してしまいました。
    また時期をずらせば受け取る印象も変わってくるかもしれません。機会があればそのときに。

  • 面白いかどうか、ちょっと判断が難しい本でした。

    もう一度読もうとは思わないかな。

  • 当時読んでいて、これ飯島愛だよな、と思ったことしか覚えてない。再読しようと思います。

  • 初めての辻村深月。
    文体はとても読みやすいけど
    どっかで読んだような話ばかり。。。

  • 3/29読了。深みがないと只のオカルト…

  • 使者(ツナグ)の男の子とその一族のエピソードが印象的。読みながら、なんとなく恩田陸の『常野物語』を思い出した。でも、ぐいぐい引き込まれるような力強さや魅力はなかったような。続編があれば読んでもいいかな、くらい。
    恩田陸もだけど、辻村さんも、中高生の心の動きとかささやかな闇とか、そういう描写が凄くリアルだと思った。やっぱり『オーダーメイド〜』が衝撃的だった。

  • 死者と一晩だけ会う手配をしてくれる使者(ツナグ)の物語。
    一章ずつが短くて、もっと死者と対話しているシーンが長ければいいのに…って、物足りなく感じてしまいました。
    しかし生きている人も亡くなった人も、それぞれ一回しかツナグの力を借りて会うチャンスがないという設定は面白いですね。
    確かにそう言われたら今そのチャンスをつかってしまっていいのか悩みますね。

    私は自分の子供をおじいさんに会わせたかったという章が心に残りました。
    私もおじいちゃんに、我が子を会わせたかったなぁって思って。

    最後の章ではツナグという仕事をする立場からの話だったのですべての章がグッとまとまった形になっていたように思いました。

    しかし、死者に会ってよかったと思える場合と思えずに会わなければよかったと思う場合とあるのが切なかったです。

  • ストーリーは悪くないと思います。ただ、使者(ツナグ)の能力を受け継ぐシーンは、構成上少し違和感を感じました。
    先入観なく読むと楽しめる本だと思います。

著者プロフィール

1980年山梨県生まれ。2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。11年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、12年『鍵のない夢を見る』で第147回直木三十五賞、18年『かがみの孤城』で第15回本屋大賞を受賞。『ふちなしのかがみ』『きのうの影ふみ』『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』『本日は大安なり』『オーダーメイド殺人クラブ』『噛みあわない会話と、ある過去について』『傲慢と善良』『琥珀の夏』『闇祓』『レジェンドアニメ!』など著書多数。

「2023年 『この夏の星を見る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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