ツナグ 想い人の心得

  • 新潮社 (2019年10月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784103283232

作品紹介・あらすじ

もう一度だけ亡くなったあの人に会えるとしたら、あなたは何を伝えますか? 死者との再会を叶える使者「ツナグ」。長年務めを果たした最愛の祖母から歩美は使者としての役目を引き継いだ。7年経ち、社会人になった彼の元を訪れる依頼者たちは、誰にも言えぬ想いを胸に秘めていた――。後悔を抱えて生きる人々の心を繫ぐ、使者の物語。シリーズ累計100万部の大ベストセラー、9年ぶりの待望の続刊!

感想・レビュー・書評

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  • ツナグを読んでから少し時間が経ちました。


    想い人の心得

    読んでみたい気持ちになり、静かな気持ちで
    読み進める時間でした。

    プロポーズの心得

    好きな人が会いたいと思っている人に会わせる為に
    頼みにきた 紙谷ゆずるさん。
    ゆずるさんは若手人気俳優で好きな人も同じ俳優の
    嵐美砂さんです。嵐美砂さんは色々ありあしたが
    仕事を凄く頑張っていました。

    なので今回は歩美さんの代理で杏奈ちゃんが使者を
    するんですが、そこのやりとりは凄く可愛い感じです。

    ゆずるさんは色々考えて父親に会いたいと依頼します。
    ゆずるさんのお父さんは三年前の冬に亡くなっていて
    幼い頃に離婚してから一度も会った事はありません。
    お父さんを覚えていない、ゆずるさんの父親の印象は
    周りから聞かされていた、ギャンブルがすきでお酒も沢山飲み、女性にも
    だらしないという事でした。

    お互い色々な想いはありましたが、会って話しを
    していく時間の中で親子の心根の繋がりを感じます。

    朝になり、ありがとうと言ったゆずるさんを見て
    凄く良かったなぁと思いました。



    直線に伸びた白い雲が、長く、長く、まっすぐ、
    続いていくように、ゆずるさん、美砂さんの
    恋がうまくいきますようにと願う時間でした。

    歴史研究の心得

    依頼人の鮫川さんは元高校校長先生です。
    教員をしながらも、幼い頃から郷土の凄い人と
    教えられてきた 上川岳満さんの研究をしてきました。

    上川岳満さんに会って、研究をしていく中での疑問を
    確かめたいという熱意が凄くて、歩美さんとの
    やりとりは微笑ましい時間でした。
    会うまでに手紙は読めたかとか言葉は通じるか?
    などの心配はありましたが、できる限りの準備をして会いました。
    そして上川岳満さんに会った時の
    言葉にならない感慨の、ため息、、、、、
    知りたかった謎が解けて、
    思っていた事と違っていた事も沢山あって
    がっかりした事もあったけど、岳満さんに
    ありがとう、ありがとう。と言われ幸せを感じて

    今日はよかった。我が人生、最良の日です

    私にはこんなに人生をかけたような事はありませんし
    とても同じように感じられませんが、
    凄く、凄く良かったなぁと思いました。


    母の心得

    ここは涙で読み進めていけない事の繰り返し、、

    重田美里さんが芽生ちゃんに会えた時

    ごめんね、芽生ちゃん。お母さん、見てなかった
    ずっと一緒にいたかったよ

    そして芽生ちゃんが聞いた

    赤ちゃん、いるの?
    絶対妹がいい、妹にして

    お母さん、産んでもいい?
    いいよ!

    凄く優しい色の場面なのに
    息も出来ないくらいに苦しかったです、、、。

    小笠原時子さんの娘、瑛子さんはドイツで出会った人と結婚します。体調が悪くなり日本に帰って
    治療する中でも
    どうにか結婚式だけは挙げる事ができました。
    しかし結婚して9ヶ月後に亡くなってしまいました。

    亡くなった後、沢山の出会いや経験をして頑張った
    時子さんは元気だった頃の瑛子さんをみて

    ああ、と胸に吐息が落ちます。

    お母さん?と呼んで瑛子さんに時子さんが
    ドイツ語で語りかけて、瑛子さんも驚きながらも
    ドイツ語で語り合う、、、。

    時子さんがあなたのおかげだと教えたかった。
    本当にありがとう

    会いに来てくれて、ありがとう
    また、会いましょう 
    と瑛子さんが最後に、一言。

    2人の母親と娘さんの強い絆と深い愛情に
    心をうたれて、この章の最後の光景をどうか
    芽生ちゃん、瑛子さんがみていますようにと
    ただただ願う思いでした。

    一人娘の心得

    歩美さんを家族のように接してくれていた
    鶏野工房の大将が急死してしまいます。
    特別な想いがある娘さんの奈緒さんを心配して
    どうすれば良いか悩んでいました。

    私も経験がありますが大切な人が突然いなくなる
    という事は現実の事かもわからない戸惑いがあります。
    悲しみは時間が少し経ってから深くなり、、、

    それでも奈緒さんは尊敬するお父さんを目指して
    そして職人として頑張る決意をします!
    大将の言葉は皆んなの胸に残っていて
    それを信じて前向いて行く奈緒さんや歩美さん達を
    心から応援する時間でした!

    想い人の心得

    ここも私の中の想いと重なり合い
    沢山泣いてしまい全く読み進めていけなくて、、、

    蜂谷さんが絢子さんに会う事が出来た。
    絢子さんが亡くなってからの皆んなの事を
    知らせる事が出来た

    絢子さんが亡くなってからもそれぞれ頑張って
    生きてきましたが
    この人生がなくなっても、選べるなら
    あなたが生きている世界で、私は生きたかった。

    そして、カーテンを開けて見た桜。

    わあああああ、

    きれいやなあ、きれい!

    とても、とても嬉しそうな絢子さん。

    絢子さんもね もちろん良かったです、、、

    でも蜂谷さんは良かったとかでは駄目だと思うくらい

    凄く、凄く、、、、、、。


    この物語の中で

    同じ時代に生きられるということはね、尊いです

    想い人や、大事な人たちと、
    同じ時間に存在できるということは、
    どれくらい尊いことか

    この言葉が深く、深く胸に響きました。


    前作のツナグを読んで
    誰にも会わないと言った私ですが、

    想い人の心得を読んで

    会わないではなく 会えないなと思いました。

    私もこの物語の人達のように強くなりたいです。








    • きたごやたろうさん
      「いいね」ありがとうございます。

      この作品もパート2が確か出てるかと。
      オイラはまだそちらは読んでないけど。
      読みたいんですよ。
      ただなか...
      「いいね」ありがとうございます。

      この作品もパート2が確か出てるかと。
      オイラはまだそちらは読んでないけど。
      読みたいんですよ。
      ただなかなかタイミングが合わなくて…苦笑。
      2025/03/31
    • まめたカチカチパスタさん
      何時もありがとうございます。
      ツナグを読んでいらっしゃるのなら
      こちら凄くお勧めです!
      何時もありがとうございます。
      ツナグを読んでいらっしゃるのなら
      こちら凄くお勧めです!
      2025/03/31
    • きたごやたろうさん
      じゃあパート2を読めるよう、がんばります!!
      じゃあパート2を読めるよう、がんばります!!
      2025/03/31
  • ツナグの続編なんですが前作から9年になるのに前作読了して次の日に読めて得した気分でした。物語の方は7年後が舞台です。
    のっけの「プロポーズの心得」で使者を小学生の女の子がしてて、えっ歩美君に会いたかったのにどうしちゃったんだろう、で、この利発な小学生の杏奈って誰?
    この娘、絶対転生者っぽい。
    意表を突いた展開に脳内フル稼働で活字を追いました。
    依頼者の友達の美砂って新キャラだと思ってたのですが、前作では苗字で呼ばれることが多かったので気づくのが遅れました。
    うひゃー、してやられました。
    続編では辻村さん使者への依頼の可能性についていろいろ試しているようで楽しめました。
    戦国武将に会いたいとかユニークでしたし、逆に死者が断るパターンに、死者に会わなくてもいいパターンと読者を飽きさせない工夫がそこら中に感じられ辻村さんの才気溢れる発想に脳内メリーゴーラウンド状態でした。そして作中で度々語られる「縁」とゆう言葉。使者にコンタクトとれる機会は誰にも平等に与えられている訳でなく出会いが繋がり縁となる。
    親より先に旅だつた娘達にあいたいという依頼にはジーンときてしまいました。
    そして1番印象に残ったのは「一人娘の心得」なんですがこの展開には意表をつかれるのですが、死者に会わなくとも意思がしっかり引継がれている姿に感動でした。
    ツナグに出会えなかった多くの人はこのパターンなんだけどこれにも意味があるんだよね。
    最後の「想い人の心得」も凄く良かった。同時代に生きれて言葉を交わせるというのも奇跡みたいなものだからご縁は大切にしたい。
    私も考えたのですが、依頼者も死者も1回あってしまったら2度と会えない設定なんですが。
    会わずに伝言つたえるだけなら何度でもやりとりできるんですよね。使者の歩美くんにはかなりお手間かけちゃいますが、あらかじめ会わないと取り決めておいて実体化したときLINEでやりとりってのもありかもって思ってしまいました。
    もうこんな時代でしょ。
    でもそうなったら歩美くん面倒に思ってスルーされるかもしれませんね。

    • かなさん
      しじみさん、おはようございます(^^)/
      読むのが早っ!!
      でも、やっぱりこのシリーズもいいですよね♪
      私、最終話の桜…忘れられません...
      しじみさん、おはようございます(^^)/
      読むのが早っ!!
      でも、やっぱりこのシリーズもいいですよね♪
      私、最終話の桜…忘れられませんもん(ノД`)・゜・。

      ところで、ラインとか、いい案です!!
      面白いなぁ…もし、そんなことができたら(*'▽')
      2023/11/03
    • つくねさん
      かなさん、こんばんは♪

      全集中の呼吸で読んじゃった٩( 'ω' )و
      最終話凄いですね。こちらの時間経過とあちらでは
      随分体感時間...
      かなさん、こんばんは♪

      全集中の呼吸で読んじゃった٩( 'ω' )و
      最終話凄いですね。こちらの時間経過とあちらでは
      随分体感時間違うみたいだけど響きましたね。
      いまどきの死者ならLINE使えそうですよね
      次作もあるといいですね!

      2023/11/03
  • 死者との再会を叶える「使者」歩美が、祖母からそれを引き継いで、7年後。

    歩美は、使者をすることにより、変わらない明日が来ると信じるのは、傲慢であること。
    今日が最後でも、後悔しない時間を過ごすことの大切さを知っていく。

  • すごい良かった!
    ブク友かなさんからのオススメ本。
    前作を読んで、続編が出てたの教えていただき感謝です♪
    死者と現在生きているものの再会をお手伝いする使者(ツナグ)。
    一話一話にそれぞれの人生、死者と会う理由がある。そして会ったものはそれぞれの解釈で新しい暮らしに戻っていく。
    どの話もステキでしたが、私が好きなのは「歴史研究の心得」と「母の心得」。特に「母の心得」は電車の中は要注意!涙と鼻水が止まりません…。
    最終話「想い人の心得」で依頼人が最後に言った言葉「同じ時代に生きられるということは尊い」。
    人生も半ばを過ぎ、ようやくその言葉の意味が理解できます。悔いのない人生を!
    そして歩美と奈緒の恋の行方は?次作が9年後⁉︎ということがありませんように!死んでまう。
    かなさん、素敵な本をご紹介いただきありがとうございました!オススメ!

    • かなさん
      hibuさん、こんばんは!
      さっそく読んでいただけたなんて嬉しいです(*´▽`*)
      この作品とってもよかったですよねぇ~♪
      私もhib...
      hibuさん、こんばんは!
      さっそく読んでいただけたなんて嬉しいです(*´▽`*)
      この作品とってもよかったですよねぇ~♪
      私もhibuさんがあげたお話すごく好きで!
      もう~この読了後に、この表紙見るとホントに
      じ~んとしちゃうんです!
      hibuさんに気に入っていただけて
      本当によかったです、ありがとうございます(*^-^*)
      2023/10/02
    • hibuさん
      かなさん、コメントありがとうございました♪
      またこれからも素敵な本を教えてくださいねー^_^
      かなさん、コメントありがとうございました♪
      またこれからも素敵な本を教えてくださいねー^_^
      2023/10/03
  • ツナグにも年月が流れた。
    高校生だった歩美も社会人2年目になり、小さなおもちゃ工場に勤めている。

    この本では最初に、杏奈という8才の
    女の子が使者として登場する。
    結婚したのか歩美は?まさか、娘か?
    そんな、計算が合わないのでは?と思いきや、杏奈の父親と歩美が、はとこ同士だった。この場合、歩美と杏奈の関係は何と言うのだろう。

    ・・・・ツナグ、1人にたった1度限りの
    生者と死者の再会。生者から死者へは、死者が拒否しない限り会える。だが、
    死者は会いたい人がいても、待つだけ。
    生者からの申し入れを、辛抱強くただ
    待つだけ。

    今回も、様々な再会が繰り広げられた。
    その1部は・・・・海釣りに来ていた親子。娘が海で亡くなった。当時5才だった。5年たった今でも、母親は毎晩の様に
    娘の夢を見る。

    老紳士は昔、料亭に奉公していた。
    16才で亡くなったお嬢様に、憧れを抱いていた。もう、何十年も再会を断られ続けている。春、桜が咲く頃に毎年・・・・
    今年、老紳士はお嬢様へ伝言を頼んだ。――自分はもう、85才になってしまいました―― それを聞いたお嬢は・・・・・


    ・・・・ツナグは、3巻を期待したい。
    歩美に、想い人が現れた。
    彼女は、半年後にドイツへ旅立つ。
    この恋の行方が、気にならないはずがない。

    辻村深月さん、とても気になる終わり方をしてくれましたね。
    読者を十分に引きつけてくれました!


    2021,4,17 読了

    • しのさん
      またまた失礼します^^;
      私のこの本のレビューにもコメント下さっていたのですね。ありがとうございます。
      私も辻村さん湊さん大好きです。似てま...
      またまた失礼します^^;
      私のこの本のレビューにもコメント下さっていたのですね。ありがとうございます。
      私も辻村さん湊さん大好きです。似てますね。
      私の方こそ参考にさせて下さいね。
      今読んでいる本は知念実希人さんの黒猫の小夜曲です。
      楽しく読んでます♪
      2021/05/03
    • ポプラ並木さん
      ゆうママさん、<娘が海で亡くなった。当時5才だった。5年たった今でも、母親は毎晩の様に夢を見る>このお話しでは切なくなってウルウルしました。...
      ゆうママさん、<娘が海で亡くなった。当時5才だった。5年たった今でも、母親は毎晩の様に夢を見る>このお話しでは切なくなってウルウルしました。死ぬまで母親なので、少しでも心穏やかになれるといいですよね。時々、感想にコメントさせてくださいね。
      2021/05/05
    • koalajさん
      ゆうママさん、こんばんは!
      コメントありがとうございます。
      ツナグの続編いつか出てほしいですね。とくに「母の心得」に涙、涙でした。
      私も分厚...
      ゆうママさん、こんばんは!
      コメントありがとうございます。
      ツナグの続編いつか出てほしいですね。とくに「母の心得」に涙、涙でした。
      私も分厚い本、ちょうど10分前にカズオ・イシグロ『クララとお日さま』を読み終えました。明日が図書館の返却期限で予約が入ってるから延長もできず…今から感想書きまーす。
      2021/05/18
  • 辻村深月さん(1980~)の作品、ブクログ登録は3冊目になります。

    本作の内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。

    ---引用開始

    顔も知らない父親に、事故死した幼い娘に、片思いしていたあの人に、もしも会えるなら。一生に一度だけの死者との再会を叶える使者「ツナグ」。長年に亘って務めを果たした最愛の祖母から歩美は使者としての役目を引き継いだ。7年経ち、会社員として働きながら依頼を受ける彼の元に、亡き人との面会を望む人々が訪れる。依頼者たちは、誰にも言えぬ想いを胸に秘めていてー。

    ---引用終了

  • 前作を読んでから半年足らずなのに、ほとんど忘れかけている。最初に使者として少女が出てきた時にも違和感なく作品に入り込めた。前作の使者も少年の歩美だったなと思い出す。
    今回は会うパターンが増えたようだ。歴史上の人物を出すのは有りなのだろうか。違和感を感じた。
    知合いの女性に使者を教えるべきかどうかの判断も悩ましい。その時に少女の杏奈の判断が明快。大人以上の杏奈でも、有名人のサインを欲しがることに安心する。
    今回も特に「母の心得」での母と娘との再会に涙腺が緩んでしまった。
    続編との間隔はだいぶ開いたようだが、この続きはあるのだろうか。歩美の恋愛の行方や杏奈の成長が見たいと思った。

  • ★4.5

    もう一度だけ亡くなったあの人に会えるとしたら、
    あなたは何を伝えますか?

    顔も知らない父親に、事故死した幼い娘に、
    片思いしていたあの人に、もしも会えるなら。
    一生に一度だけの死者との再会を叶える使者「ツナグ」。
    長年に亘って務めを果たした最愛の祖母から歩美は使者としての役目を引き継いだ。
    7年経ち、会社員として働きながら依頼を受ける彼の元に、
    亡き人との面会を望む人々が訪れる。
    依頼者たちは、誰にも言えぬ想いを胸に秘めていて―。


    前作からもう9年も経っていたのか~早いなぁ。
    また会えると思っていなかったので、とてもとても嬉しかった(*´ `*)
    使者の依頼は〝ご縁〟だ。
    絶対に繋がらない人がいる一方で、必要な人のところには、
    それが自然と訪れるようになっている。
    生きてる人も亡くなっている人も会えるのは一度だけ。
    今回はツナグとご縁があった5組の人達のお話。

    高校生だった歩美も社会人になり、働きながらツナグの役目をおこなっている。
    第一章には驚かされた~(@_@)
    うわ~歩美に娘ちゃんが出来たのか…って

    • やまさん
      しのさん
      こんばんは。
      いいね!有難う御座います。
      野伏間の治助 北町奉行所捕物控 シリーズの8作目です。
      長谷川卓さんの本は、「戻...
      しのさん
      こんばんは。
      いいね!有難う御座います。
      野伏間の治助 北町奉行所捕物控 シリーズの8作目です。
      長谷川卓さんの本は、「戻り舟同心」シリーズの新装版が出てから読み始めたのかな?
      はっきりは覚えていませんが、新刊が出たら読んでいます。
      読んでいて面白いです。
      中でも一番は、「嶽神」の上下巻です。
      真田忍者、伊賀忍者は出て来るは、そして武田家の遺金をめぐって壮烈な戦いです。
      是非読んでみてください。
      やま
      2019/12/09
    • アールグレイさん
      こんばんは、しのさん
      私は今この本を読んでいます。再読です。この本の欄にコメントを入れるのは、やまさんに失礼かと思いましたが、ここにコメント...
      こんばんは、しのさん
      私は今この本を読んでいます。再読です。この本の欄にコメントを入れるのは、やまさんに失礼かと思いましたが、ここにコメントしたいと・・・しのさんは、今何か読んでいますか?しのさんの本棚は、とても参考になるので、見せて下さいね!
      (^_^)
      2021/04/12
  • ツナグの続編です。
    前作から7年経ち使者・歩美も会社員になっていました。
    子供を亡くした母親、顔も知らない父親に会いたい芸能人…
    ラストの何度断られても三年に一度使者に依頼する
    蜂屋さんの話が良かった(^ ^)

    まだ続くのかな?
    歩美の恋の行方が気になります…


  • 前作「ツナグ」から7年、祖母から使者を受け継いだ歩美は、おもちゃメーカーに勤務していた…。使者(ツナグ)は生者と死者との橋渡しを行い、お互いに再会を望めば一度だけ逢える機会を作ることができる…。今作では、母と子供を捨てた父(プロポーズの心得)、戦国の世の武将(歴史研究の心得)、母より先に旅立った愛娘(母の心得)、急死した尊敬する父(一人娘の心得)、若き時代好意を抱いていた女性(想い人の心得)の5作品…。

    少しだけ感想を…!「プロポーズの心得」では、前作でも登場した嵐ちゃんが想われ人として登場!!ゆずるくんとの幸せな未来への兆しを感じられて嬉しくなりました。でも一番は「想い人の心得」!!85歳になった蜂谷さんと、16歳にして他界したことでそこで時間が止まったままの絢子様の再会…涙なしでは語れませんっ!!読み終えて、表紙の装丁を見ると感慨深いものがあります。

    そして、歩美くんの恋も上手くいくかなぁ…続編は、歩美くんが家族をもってからのお話かなぁ…なんて、期待すると楽しみでもあります(^^)/

  • 『死んだ人間と生きた人間を会わせる窓口』である使者(ツナグ)。
    ただし、死者が生者に会えるのは一度だけ。つまり他の誰かが既に会いたい死者と会っていると、いくら使者に頼んでも会わせては貰えない。そして死者が生者に会うことを拒めばこれまた会うことは出来ない…。

    前作を読んだのが記録をたどってみると2011年だった。9年も経っている。
    中身を忘れて付いて行けなくなっているのでは?と思ったものの、読み始めれば大丈夫だった。

    とは言え、第一話はツナグが女の子になっていて戸惑う。世代交代なのかと思ってしまった。だがそれも杞憂で、きちんと設定がわかり、第二話からは前作同様、歩美がツナグの役目を果たしている。

    今回は、顔も知らないまま死に別れたろくでなしの父親、半生を懸けて研究してきた歴史上の人物、早くに亡くした娘、そして長年仕えてきて密かに想っていたお嬢様に会いたいという話。

    突然の死の場合は、一体彼が彼女が何を考え自分に対し何を思っていたのかを知りたいのは理解出来る。
    だが現実問題として生者が死者に会うことは出来ないのだから、残された生者は死者の思いを自分なりに解釈しあるいは解釈出来ないままやり過ごすしかない。
    しかし死者に会わせてくれるというツナグに出会えたら…それは非常に稀な機会で、いくら死者に会いたいと切望してもご縁がなければツナグには出会えない、さらに死者に会えるのはたった一度の機会しかない、そのチャンスが得られたなら、一体人は何を死者に伝え何を聞くのか。そしてそこからどう生者は進んでいくのか。

    どの話も良かったのだけど、意外にも印象に残っているのは歴史研究をしてきたおじいさんの話。
    人から変わり者と言われ、家族もいない、ただ郷土の英雄の研究に半生を捧げてきたおじいさん。
    その英雄に会って長年の謎が解けたとき…それが自分が考えていたような深い内容でなかったとしても、なんとも晴れがましいような、満足した様子のおじいさんが良かった。
    そして会った側の郷土の英雄の反応も良かった。自分の人生が誰かに影響を与えるとは、驚きと同時に喜びもあっただろう。

    そしてもう一つ、上記には書かなかったが、実はツナグの役目を果たさなかった話もあった。
    意外な展開だったが、こういう話も良い。現実には皆がこうして前へ進んでいくのだから。そしてこの話の主人公のなんと力強く粘り強いことか。
    ツナグの歩美にとっては生者を死者に会わせられないことは申し訳ないこと、と思ってしまいがちだが、死者の声を『直接聞くことがすべてではないのだ』と悟ったことは、これからの歩美にとって新たな一歩となりそうだ。

    前作を読んだときに歩美の設定は現実的な青年ではなくて、もっとミステリアスな、人間なのかどうかも分からない怪しげなキャラクターにして欲しかったと感じたが、今回は歩美の、ツナグではない、もう一つの青年としての、あるいは木材玩具メーカーの企画担当として働く社会人としての姿が物語として活きている。
    自分がツナグであることを誰かに打ち明ける日が来るのか、ツナグである歩美が誰かと生きていく日が来るのか、そんな未来も感じさせる。
    また第一話で代理ツナグとして活躍した杏奈のこまっしゃくれ感が歩美と対照的で面白い。
    さらなる続編もあるのだろうか。

  • 会社の方から頂いた為、先にツナグを読み終えてから読み始めた。

    うん。これはツナグを読んでおいた方が2倍美味しい♪

    一作目から、前作から思いっきり繋がる話で、あれ?この人!?とワクワク期待感一杯。

    今回も色々な依頼がツナグの元へ。
    そして、大人になった歩美の人生も大きく動く!

    大人でも子供でも読み易い文章表現に加え、物語の進み具合も早い為、誰が読んでも楽しめる作品になっていると思う(*^-^*)

    女性は特にホッコリできるかな??

    私も読み終わってすぐに、同じ会社の女子社員へツナグの1作目と共に、この作品を自信を持ってお渡ししました(*^-^*)

    絶対イイと思います。
    読書が嫌いな方でも、楽しめる作品だと思います。
    是非読んで下さい(*^-^*)

    とお渡ししました♪

    • アールグレイさん
      bmakiさんこんにちは
      フォローさせて頂きました。どうぞよろしくお願い致します!・・・私の本棚には、ミステリーが少ないかも知れませんが、フ...
      bmakiさんこんにちは
      フォローさせて頂きました。どうぞよろしくお願い致します!・・・私の本棚には、ミステリーが少ないかも知れませんが、フォロワーさんに薦められた本で、「死神の精度」「死神の浮力」伊坂幸太郎さんという本がありますが読みましたよね?道尾秀介さんの「いけない」はどうでしょう?この本は、一度読んだだけでは、伏線を回収しきれないとか・・・「カラスの親指」は有名ですよね。
      会社の皆さんが、本を下さったり、貸して下さるなんて幸せな環境ですね!羨ましい限りです。私は、専ら図書館です。今、読んでいる本があるのに、新しく予約本の順番が廻って来てしまいました。貸し出し期限があるので、一昨日借りてきました。いけないのですが、しょっちゅう期限切れになっています。(>_<)今、再読中の湊かなえです。終わったら、瀬尾まいこ。読みたい本だらけです。この長くなってしまったコメントは、仕事から帰って来て読んで頂けるのでしょうか?
      \(^_^)/
      2021/04/26
    • bmakiさん
      ゆうママさん

      基本私がブクログを開くのは週一度くらいです。
      大抵週に1〜2冊ペースで読んでいる為、自分の備忘録用にブクログを活用して...
      ゆうママさん

      基本私がブクログを開くのは週一度くらいです。
      大抵週に1〜2冊ペースで読んでいる為、自分の備忘録用にブクログを活用しています。
      その際、フォロワーさんの本棚の感想を読ませて頂いております。
      平日は、6時30分には家を出て会社に。
      夕方も、18時過ぎに帰ってきて夕飯を拵えたり、子供たちの話を聴いてあげたり、洗濯に片付けなど、てんやわんやで、なかなかパソコン立ち上げられません。
      今は会社からスマホで文章を打っています。
      仕事も忙しい為、なかなかこういう時間も持ちづらいのです。
      そういう理由で、せっかくコメントを頂いてもなかなかご返信できません。

      もし、コメントのやりとりをご希望であれば、私にはあまり期待されない方が良いかと思います。
      私はコメントを望んではおりません。

      伊坂幸太郎さんの本は、数冊は読んでいますが
      、私は苦手意識が強く、あまり読んでいません。
      そのうち巡り巡って私の手元に本が来たら読んでみたいと思います。

      同様の理由で、道尾秀介さんの本もあまり読んでいません。
      こちらもブクログの評価を参考にしながら選んでみたいと思います。
      2021/04/28
  • 続編でしたが、前回を踏まえて更にステップアップした内容で素晴らしいです。
    死者に会うということもあり、悲しい設定が多いにも関わらず、最後は心温まる結末になっていました。新しい設定のツナグも新鮮でした(笑)
    使者の今後も含めて次回作に期待が膨らみます。

  • 初めて辻村深月さんの小説を拝読しました。
    前半はファンタジーな読み物かと思いましたが、読み進めると考えさせられることが多く深みが増していった感覚です。

    まず、自分が死者に会えるならと想像した時に、誰か会いたいかなと考えましたが、思い浮かばない…なんか淋しい気もした。私は薄情なのだろか?笑

    居なくなってから気づくことの多さはなぜ?
    「なくなるわけがない」「いるのが当たり前」という傲慢な思いによるもの。
    →その通りだと思う。
    でも、想像できないんだもの…というか想像することから逃げてるんやろな。
    読んでいて、自分が出会う人々と互いに依存し合って生かされてる感覚、同じ時間を過ごせている尊さを再認識することが出来たし、日常を大切にしていきたいという思いになった。

  • 時の流れを感じた。

    社会人となった歩美の使者としての成長はもちろん、読み手の自分も歳を重ねたことにより前作よりも物語にぐっと寄り添えた、そこに柔らかな時の流れを感じた。

    歩美が毎回心に得ていくものに何度まぶしさと温かさを感じたことだろう。

    そして人の心の折り合いの付け方も千差万別。

    こんな折り合いの付け方もあるのかと、踏み出す姿に憧れを感じたり何度も涙したり…辻村さんの紡ぐ世界、言葉の温もりで心は満たされた。

    後半は特に良かったな。

    今、そばにいる人との時間、想う気持ち、その大切さを噛み締めながら余韻に浸る。

    次の時の流れが楽しみ。

    • あいさん
      こんにちは(^-^)/

      こちらは購入して本棚で温めております(*≧艸≦)
      再読する余裕はないので映画を見てから読もうと思っています...
      こんにちは(^-^)/

      こちらは購入して本棚で温めております(*≧艸≦)
      再読する余裕はないので映画を見てから読もうと思っています。
      桃李くんが見たいだけじゃないよ(笑)
      歩美の成長楽しみです♪
      2019/11/25
    • くるたんさん
      けいたん♪こんにちは♪

      うん、絶対購入してあると思ってた♪
      そう、脳内は桃李くんだよね♡

      読めば読むほど良かった♪
      ゆっくり楽しんでね(...
      けいたん♪こんにちは♪

      うん、絶対購入してあると思ってた♪
      そう、脳内は桃李くんだよね♡

      読めば読むほど良かった♪
      ゆっくり楽しんでね(*≧∀≦*)
      2019/11/25
  • 1作目の「ツナグ」では歩美が無機質的に依頼人と対峙するところが「死者は尊い存在」だと気づかせてくれた。一方、2作目のツナグでは歩美は依頼人への思い入れが強くなってしまい「使者の品格」を落としてしまったところが残念だった。しかし、母親の心得では、海で死亡した小学生・芽生と母親の数時間の再会には涙腺が緩んだ。また、26歳の若さで病死した瑛子と母親の時子の再会では、お互いがドイツ語で会話することで母親の謝罪、後悔、愛情を強く感じた。是非シリーズ化を望むが、死者に対する最大の敬意を払う歩美と杏奈を見てみたい。

    • アールグレイさん
      またまた失礼、この本呼んだばかりです。
      スミマセンm(__)m、本棚を拝見しています。
      またまた失礼、この本呼んだばかりです。
      スミマセンm(__)m、本棚を拝見しています。
      2021/05/05
  • 坂口文庫。
    坂口さんは わたしが選ばなそうな でもすごくいい本を毎回選ぶなぁ。
    どれもそれぞれの味があってよかったけど 
    ダントツ1位は想い人の心得。ちょっと時代劇の一場面を見てるような 切なさと暖かさで満たされる。やっと絢子さまと会えた蜂谷(あえて蜂谷)。もう一度 桜を見せることができて 肩の荷が下ろせただろうなぁ。ツンデレの絢子さまの愛らしさが微笑ましい。これが最終話に来たことで 切なさよりもしあわせな気持ちで読み終える事ができる。
    一人娘の心得もよかった。この話だけは 実際には使者の仕事はしていない。使者がいなくても ちゃんと想いが繋げた話。いつか奈緒は大将のように みんなに長く愛される木のおもちゃが作れるようになるに違いない。そこには歩美のセンスも生かされるのかな。

    子供なのに秋山家当主としての威厳さえ感じられる杏奈。
    最終話の絢子さまに通じるようなツンデレさと オトナと子供が同居するアンバランスさが愛らしい。本家の当主だったり 老舗店だったり 何某かの重いものを継ぐことを幼い頃から背負っていると こういう風に仕上がるんだろうなぁと思わせる。
    そして 使者役にぴったりな歩美。
    どちらもキャラクターが秀逸で 引き込まれる。

    辻村深月さんは 東京会館とわたしを読んで以来 久しぶりの2作目。どちらも大好きな作品になった。
    そういえば 東京会館とわたしも 坂口文庫だったなぁ。
    素敵な作品に出会わせてくれて ありがとう 坂口さん。

  • 辻村深月さんの「ツナグ」の2作目。
    死者との再会を叶える使者「ツナグ」の5編の物語。
    今回も読了後温かい気持ちになりました。
    特に「母の心得」には心打たれた。
    使者としての物語の他、歩美個人としての物語も。
    「同じ時代に生きられるということは尊い」
    終盤のこの言葉にはやられました。

  • レビュー、ブックリストで続編が出ていることを知り、早速読みました。
    前回と同じでいい話ばかりでした。歩美くんの今後がかなり気になりますね。さらに続編が出ればいいのにと思います。

    ご縁、という言葉がよく出てきます。私は図書館で本を借りて読んでいるんですが、3回通ってやっと読めました。これもそうなのか?と少し笑えました。

    ここからは私の思い出話です。この本を読んでて思い出した事です。
    かなり前の話です。友達3人ぐらいで占いについて話してたんですが、そのうちの一人が言ってました。「よく当たる占い師さんがいて、その占い師さんの家がわかりづらい場所にある。予約がとれても家にたどり着ければ、占ってくれる。たどり着けなければ、占ってくれない。」この話も友達の友達から聞いたと言ってた気がするので、今となっては本当かどうかはわかりません。ただ、その時私が思った事は、方向音痴だから自分は絶対に占ってもらえないだろう。
    これもご縁かな?と思いました。

  • あぁやられた。出だしから使い古されたやり口にいとも簡単に引っかかる...。杏奈と歩美の軽妙な遣り取りがこの作品に新風を吹き込んでいて面白い。そこと死者との対比が妙味となっている。「母の心得」と「想い人の心得」で号泣。また前作が読みたくなったし、続編も忘れた頃に出して欲しい。歩美と奈緒のその後を夢想...。
    「直接話したり、実際に会うことが叶わなくても、人には、時としてわかることがある。その人が残したものの端々から、聞くよりも雄弁に伝わり、感じ取れることがある」
    「幸せでしたけど、それでも、誰一人、あなたのいない人生でよかったと思った者はいませんよ」

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著者プロフィール

1980年山梨県生まれ。2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。11年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、12年『鍵のない夢を見る』で第147回直木三十五賞、18年『かがみの孤城』で第15回本屋大賞を受賞。『ふちなしのかがみ』『きのうの影ふみ』『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』『本日は大安なり』『オーダーメイド殺人クラブ』『噛みあわない会話と、ある過去について』『傲慢と善良』『琥珀の夏』『闇祓』『レジェンドアニメ!』など著書多数。

「2023年 『この夏の星を見る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

辻村深月の作品

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