流跡

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 489
レビュー : 98
  • Amazon.co.jp ・本 (102ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103284611

感想・レビュー・書評

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  • 登録日:2/28

  • なんでか頭に入らなかった。気が向いたらもう一度読んでみよう。

  • 2月8日読了。土瀝青(アスファルト)。桎梏(しっこく)。罅(ひび)。蝟集(いしゅう)。雨の日の煙突、廃墟の島、心に残った。

  • 非現実から徐々に現実へ。夢と現の狭間に漂うような、不思議な言葉の群れが独特な、個性的な作家。幻想的なようにみえて、空虚へ向かう心の流れを表す言葉が驚くほどリアルで、心にささる、印象的な作品。

  • 新潮社装幀室。

    何て美しい装丁。水彩で描かれたような抽象的な絵柄に、金魚のシルエットが白箔で箔押しされている。清廉で静謐。本当に美しい。

  • 森見登美彦を千と千尋の世界に迷いこませて、すごい上品な高級懐石料理を作らせた感じ。ジャンクフードばかりの今日このごろには正直、辛いです。

  • 去年から朝吹さんはエリートだと騒がれていたから、芥川賞とるのかなと思っていたら、やっぱり獲った。受賞作は読んでいないけど。

    正直、よくわからない話で、ついていけない部分が多い。
    古典の素養があればもう少し楽しいのかなとも思うけど、違うのかもしれない。

    ただ、文体はきれいで、まさに流れるように話は続いていて、よくわからないながらも、さらさらと読み進み、なんとなく心地がいい。

  • 今やスタービジネスと化した芥川賞であるが、そんな偏見なしに読んでみるのもいいんじゃない。

    こんにち主体の解体や語りの拡散はめずらしくもなんともないので「前衛」っていう評価はあたらないのかもしれない。でも一文一文、細部が面白くて新鮮だったし、最後のページまで十分に楽しめた。単に主体が解体しているだけじゃなく(何人いるかしらないけど)おのおのの主体が解け合っていて、その循環性の中で「意味が逃げていく」感じが居心地が悪くて、そそる。敢えてつまらない比喩を使うとしたら、「輪廻を文章化した感じ」とでも言おうか。

    幻想的な情景の中に、卑近な食べ物とかツイッターでおなじみの語尾「なう」が紛れ込んでいて、そのミスマッチが艶っぽい。芥川賞受賞コメントでも「伝えたいメッセージはない」と明言していたが、この小説のプロットも「メッセージはない、というメタ・メッセージを発する」ことなんじゃないか。

  • むずかしいことばや漢字を選んでがんばって書いたのだろうという努力は認めますが、面白くありません。結局こういうのが今の芥川賞のレベルなんですね。

  • 堀江さん推薦ということで読んでみましたが、自分にはよくわからない、という情けない感想しか書けませんでした。

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著者プロフィール

朝吹 真理子(あさぶき まりこ)
1984年、東京生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科国文学専攻前期博士課程修了。「流跡」でBunkamuraドゥマゴ文学賞を史上最年少で受賞。「きことわ」で芥川賞受賞。

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