前夜の航跡

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 96
レビュー : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103285618

作品紹介・あらすじ

海に喚ばれた魂を、その美しき仏師は浄めるという。永いこと、あなたとの再会を待ちわびていた-。青年将校たちに訪れた奇跡。涙に彩られた異界との邂逅。第22回「日本ファンタジーノベル大賞」大賞受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • 第22回日本ファンタジーノベル大賞受賞作。
    「左手の霊示」の設定が面白く、そのコンビで進むのかと思ったら、違っていたのは意外。
    演習の緊迫感や、船内の力関係など、海軍の描写がしっかりしている。
    演習外でも、人物や葛藤の描写がうまく、物語にひきこまれる。
    読後感もよい。

  • こういう舞台設定でもファンタジーになるんだあと自分的にちょっと開眼。

  • お勧めです!
    これこそ「日本ファンタジーノベル大賞」に値する作品です。
    心も清々しくなること間違いなし。
    ホラーではありませんので誤解の無い様に…(笑)

  • 読み応えあった。
    性に合うってこういうことだ。
    じっくり時間かけて読み進めました。

  • 陸軍に比べて海軍はなんかイメージいい。
    こんな部署もあってもいいかな?

  • 2011年に日本ファンタジーノベル大賞を受賞した作品『前夜の軌跡』を読了。幽霊や物に宿る物霊などが出てくるが決してホラー小説ではない。第二次世界大戦前の日本海軍に霊がらみの案件を処理する部署があり、そこに霊を感じる義手を持つ主人公がいるという設定がまず面白い。その霊を感じる義手を掘ったのが、主役級の活躍をする彫刻家であり、彼らの活躍がいろいろなエピソードでもって語られる展開が素晴らしい。楽しめました。この著者の作品を今後注目したい。

  • (図書館)

  • 知人に会いに来る幽霊、死を自覚できない幽霊など怪談の定番+海軍(軍隊)という閉鎖的空間(異界との接点)が舞台=怪談の新バージョン(ファンタジー)。

     「陰陽師」や「うしろの百太郎」と同じ雰囲気がある。自分を守ってくれる存在、羨ましい。ある時期(今もか)の父の存在。

     「哭く戦艦」はバカミスか?

  • 旧日本海軍を舞台にしたファンタジー小説。霊とかでてくるし、ファンタジーノベル大賞を受賞しているから、ジャンルはこれでよいはず。語り口はわりと硬派で、読み応えがありました。

  • 【第22回日本ファンタジーノベル大賞】

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