百年桜

著者 :
  • 新潮社
3.39
  • (1)
  • (7)
  • (8)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 41
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103286820

作品紹介・あらすじ

真実を知るために、恋しい人に会うために、人は運命の川を渡る。新兵衛の店に押し入って来た賊は、覆面から見覚えのある目を覗かせていた。満開の百年桜の下で別れた幼なじみの伊助。義兄弟の誓いを立てた俺たちの再会は、こんな形で叶うというのか――。「書下ろし時代小説の女王」が隅田川の渡しに託して描く、五人の男女の切ない人生模様と新たな一歩。おとなのための人情時代小説決定版。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 隅田川の渡しで向こう岸を眺める人。その背後にはそれぞれの思いがあった…。
    時代小説短編集。

  • 渡しを舞台に、人の気持ちが交錯する短編集。

  • 哀しめ短編集

  • 短編が5つ.どの話もまとまっていて面白い.表題作では伊助と新兵衛の友情が伊助を助けることになり、「葭切」ではおゆきが啓之助への思いを実現させ、「山の宿」ではおまきが継之進への愛情を確認し合い、「初雪」では秀治が母おかじと巡り会えて孝行を実現し、「海霧」では土屋が伊沢への憎しみを転換させる.読み応えある作品集だ.

  • 河の渡し船をテーマとした人情短編集。前回は坂がテーマだったが今回は渡し。河を渡ることで人生の区切りを見つけたり、河辺に居ることで昔を見たりする様々な人々の揺れ動く想いが描かれる。少しぎくしゃくしてるところもあるが、切れが良く情緒ある読みやすい短編が揃う。だらだらと続きがちな文庫シリーズより、こういう短編の方が良いんじゃないかと思う。切ない話もあるが、大半が新しい人生を歩み出すラストは読後感が良く余韻も良い。ちょっと紋切り型の話が多く、もう少しキャラや話に深みがあればなお良いのにと感じた。



  • 短編集。
    百年桜 幼馴染の犯罪
    葭切 想い人との再会
    山の宿 遠き地で亡くなった男を追って
    初雪 自分を捨てた母の今
    海霧 女敵討ち

    短編も深みがある。けれど、やっぱり長いのがいいなぁ。

  • いつものシリーズではなく、隅田川の渡しをテーマにした短編集

    いつものようにいい話ばかりで、読後感がとてもいいのですが、私はシリーズものが好きです

  • 【収録作品】百年桜/葭切/山の宿/初雪/海霧

全8件中 1 - 8件を表示

百年桜のその他の作品

藤原緋沙子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
宇江佐 真理
あさのあつこ
三浦 しをん
あさの あつこ
高田 郁
三浦 しをん
宇江佐真理
藤原 緋沙子
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする