百年桜

  • 新潮社 (2013年3月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784103286820

感想・レビュー・書評

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  • 作品紹介・あらすじ
    真実を知るために、恋しい人に会うために、人は運命の川を渡る。新兵衛の店に押し入って来た賊は、覆面から見覚えのある目を覗かせていた。満開の百年桜の下で別れた幼なじみの伊助。義兄弟の誓いを立てた俺たちの再会は、こんな形で叶うというのか――。「書下ろし時代小説の女王」が隅田川の渡しに託して描く、五人の男女の切ない人生模様と新たな一歩。おとなのための人情時代小説決定版。


    令和元年6月11日~13日

  • 隅田川の渡しで向こう岸を眺める人。その背後にはそれぞれの思いがあった…。
    時代小説短編集。

  • 渡しを舞台に、人の気持ちが交錯する短編集。

  • 短編が5つ.どの話もまとまっていて面白い.表題作では伊助と新兵衛の友情が伊助を助けることになり、「葭切」ではおゆきが啓之助への思いを実現させ、「山の宿」ではおまきが継之進への愛情を確認し合い、「初雪」では秀治が母おかじと巡り会えて孝行を実現し、「海霧」では土屋が伊沢への憎しみを転換させる.読み応えある作品集だ.

  • 河の渡し船をテーマとした人情短編集。前回は坂がテーマだったが今回は渡し。河を渡ることで人生の区切りを見つけたり、河辺に居ることで昔を見たりする様々な人々の揺れ動く想いが描かれる。少しぎくしゃくしてるところもあるが、切れが良く情緒ある読みやすい短編が揃う。だらだらと続きがちな文庫シリーズより、こういう短編の方が良いんじゃないかと思う。切ない話もあるが、大半が新しい人生を歩み出すラストは読後感が良く余韻も良い。ちょっと紋切り型の話が多く、もう少しキャラや話に深みがあればなお良いのにと感じた。



  • 短編集。
    百年桜 幼馴染の犯罪
    葭切 想い人との再会
    山の宿 遠き地で亡くなった男を追って
    初雪 自分を捨てた母の今
    海霧 女敵討ち

    短編も深みがある。けれど、やっぱり長いのがいいなぁ。

  • いつものシリーズではなく、隅田川の渡しをテーマにした短編集

    いつものようにいい話ばかりで、読後感がとてもいいのですが、私はシリーズものが好きです

  • 【収録作品】百年桜/葭切/山の宿/初雪/海霧

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著者プロフィール

藤原緋沙子(ふじわらひさこ)
高知県生まれ。立命館大学文学部史学科卒。シナリオライターとして活躍する傍ら、小松左京主催の「創翔塾」で小説を志す。2013年に「隅田川御用帳」シリーズで第2回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。本書は土佐の絵師として人々の幸せを願い描き続けた金蔵の生涯を温かい眼差しで活写した渾身の時代小説。著者の作家生活20周年記念作品である。著書に「橋廻り同心・平七郎控」シリーズ(祥伝社文庫)他多数。

「2023年 『絵師金蔵 赤色浄土』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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