天鬼越: 蓮丈那智フィールドファイルV

  • 新潮社 (2014年12月22日発売)
3.22
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  • 本棚登録 :118
  • レビュー :27
  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103291428

作品紹介

真贋など、どうでもいい。何故偽書が作られたのか。重要なのはそれだけだ。奇怪な祭祀「鬼哭念仏」に秘められた巧緻なトリック。都市に隠された「記号」の狭間に浮上する意外な真相。門外不出の超古代史文書に導かれた連続殺人――。氷の美貌と怜悧な頭脳をもつ異端の民俗学者・蓮丈那智が快刀乱麻を断つ。単行本未収録の二編に、幻のプロットに基づく書下しなど新作四編を加えた民俗学ミステリー。

天鬼越: 蓮丈那智フィールドファイルVの感想・レビュー・書評

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  • もうこれで北森作品も最期かな・・・寂しいな。
    浅野さん、頑張ってるけど、やっぱ違うんだよね~・・・先入観かもしれないけど。
    というわけで、やっぱり残念な感はあるのですが、これにて。

  • これは酷い。
    邪馬台では補完部分の境目は気にならなかったけど、本作では別人であることがはっきり分かります。ガッカリしました。

  • 作者の短編二つに、プロットだけあった物一つ。付け足した物の、短編集。それほど、違和感はなく読めるが、軽いと言えば軽いか。

  • 北森氏の作品と彼のパートナーで作家の浅野氏の作品とを合わせて1冊の短篇集にまとめた本。
    仕方がないけれど浅野作品は微妙に質と言うか手触り的なものが違う気がしました。
    民俗学の要素が薄くなってしまって蓮丈那智でなくとも良いような…と思わせられるものも。普通のミステリとして考えれば良いのでしょうが蓮丈那智らしさが好きだったのでやや残念です。
    それでも他者の作品の登場人物を使い、その他者の作風で物語を作ると言う行為は並大抵のものでは無いと思うので浅野氏の北森氏への想いの深さはすごいと思います。

  • 蓮丈那智シリーズ第5弾。
    急逝した北森鴻の遺作2作と、北森氏のパートナー浅野里沙子によって書かれた作品から成る短編集。
    前作が重量級の長編だったのに対してこちらは軽めの分量なので読みやすかった。軽いと言っても民俗学のエッセンスは詰まっており、銭形平次が神田明神下に住んでいる理由とか事件と直接関係ないところも面白い。
    蓮丈那智とはもう会えないと思うと寂しい。

  • 北森氏が作り上げた人物造詣や設定がシリーズとして読者の頭にある上での作品なのが前提。
    その上でならば合格点であり、シリーズを埋もれさせないでくれた浅野氏に感謝。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/14376279.html

  • 20160403

  • 著者の遺作にお弟子さんが数編新作を起こした短編集。お弟子さんの作品とはいえ、大変質が高いと感じた。勿論、人物造形や表現方法など優れたお手本に基づくものであることに違いないが、謎解きは新たに考えたものだろう。独自の作品を書いても十分通用する実力ではないかと感じた。

  • 4作目までほど夢中になれないのは
    鬼無里と奇偶論以外は北森氏が書いたものではない
    という先入観があるからか
    それとも自分の感性が変わったからか。
    年度初めに最初の3作を読み返した時は夢中になれたから
    やっぱり前者かなぁ。
    奇偶論がおもしろかった。

  • 「鬼無里」と「奇偶論」が北森鴻の手によるもので、「祀人形」「補堕落」「天鬼越」「偽蜃絵」が公私共にパートナーであった浅野里沙子によるもの。言うならば北森鴻の偽書ということになる。もうこれは小説家としての技量が違い過ぎて、登場人物が全く動いていないし、蓮丈那智は単なる素人探偵に成り下がってしまっている。北森鴻好きには耐えられないことだから、これで打ち留めにしてもらいたいものだ。

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