- Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103300137
感想・レビュー・書評
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プラス☆1つ。
いやはや面白い。文字でこれだけ面白いなら、対談動画アップしてないかしら。DVDでもあれば買うなー。 -
茶道、能楽、雅楽演奏家、マタギなどなど、日本人固有の身体の使い方をしている人達と内田先生の対談集。
思えば心の使い方とかコミュニケーションの本って何冊か読んだけど、身体に関する本は初めてかもしれない。
『今の日本社会は、微妙な「嫌な感じ」に逐一反応する個体よりも、相当に不快であっても、それを感じないで平気という個体の方が生存戦略上有利であるようにシステムが構築されています。いわば、社会全体で鈍感な人間を再生産している。』という一節が印象的だった。
心もそうかもしれないけど、身体ってある程度無理が効くし、いろいろ我慢するように社会から要請されている部分もあるから、そうするうちにどんどん鈍感になってるのかもしれない。
風土が歩き方をつくるという、日本人と大陸人の歩き方や姿勢の違いの話も面白かった。 -
2015/7/8
理屈こねる意味ってなんだ?
本番の凄さ。
プロとは続け続ける事と、どんな時も真っ白にならないこと。
名づけることで、技がかかりやすくなる。
つまり、ショートカットキーをつくることなんかな。
2014/8/15
共感、共鳴、一体化。
ともかく情報の渦の中にいること。 -
日本人特有の身体性がり、呼吸法、歩き方、武道に流れる思想等、失われつつある貴重な日本の財産を継承したいと感じた。剣道やりたい。
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茶道家、漫画家、治療者、マタギ…。様々な達人に内田樹がインタビューする、という企画だけでもう楽しみすぎる本だった。その楽しみを上回る内容が、本をめくればそこに現れてきて、幸せな読書の時間を過ごせた。