サーカスの夜に

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 801
レビュー : 114
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103311928

感想・レビュー・書評

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  • あれよあれよと言う間に終ってしまった・・
    ソリャンカやナットーの頑張りはわかるけど
    なんとなく消化不良。

  • 現実離れした世界かと思いきや以外にも近代的...?今の時代に異世界にトリップしたような生活だった。
    少年がサーカスに受け入れられて成長していくストーリー。優しい雰囲気だけれど順調に少年が成長していくからか少し物足りないかもしれない。

  • 何者でもなかった13歳の少年が、何者かになっていく。
    周りの人たちの暖かい眼差しを感じるサーカスお話。

  • ちょいとびっくりしました。でも、グランマと僕のお話はいいな。ローズもよいですね。

  • サーカスの世界で、ありのままの自分を受け入れ、成長する少年。みんな優しい。

    結婚式とお葬式が溶け合った、喜びと悲しみのサーカスのシーンが好きです。

  • グランマはもちろん、少年が出会う人たちはみな温かくて癒される。自分のハンディを受けとめつつ、未来を切り開いていく少年がいたいけだ。とりわけ大きな事件が起こるわけでもなく、ユルさも感じるけど、最後まで平穏であって欲しいと願っていたりもする。少年の初恋に関しちゃ、何かしらもう少し悲喜があって欲しかったけど。どうあれ、彼の成長に乾杯!

  • 2016/11/01

  • 童話のような想像を膨らませて自分なりの世界を作っていくお話。
    ラストからまた前向きに未来が見えていくのがよい感じです。

  • すでにまーちさん、hi2515さんといった素敵なレポがある作品です。

    幼い頃に両親が離婚してどちらにも引き取られず、
    血の繋がらない祖母に育てられた主人公の少年は、
    さらにホルモンの病気で
    10歳ぐらいの体形から成長がとまってしまいます。
    13歳というのに小学生にしか見えない少年。
    それでも育ての親のグランマから
    有り余るような愛情を受けて、素直で明るい少年に育ちました。

    ある日、町にやってくる「レインボーサーカス」のチラシをみて
    実の両親と最後にサーカスの観覧に行ったことを思い出します。
    忘れられない不思議で楽しい世界に
    自分も飛び込みたくなり、サーカス団の一員になるべく
    グランマの元を出て、レインボーサーカスへ向かいました。

    いかめしい団長からお試し期間をもらい、
    最初に与えられた仕事は、トイレ掃除でした。
    そして次には厨房をとりしきるコックのお手伝い。
    体は小さいけれども、素直で頑張り屋の少年は
    何事にも一生懸命にとりくみ、手先が器用なこともあって
    丁寧な仕事ぶりをします。

    徐々にその存在を認められる少年ですが、
    それとともに、
    レインボーサーカス団の抱える秘密にも気が付き始めました。

    私が子供の頃に見たサーカスはやはり楽しくて不思議な世界でした。
    ブクレポのお仲間に見習って
    私も気に入った一文をあげておきます。

    少年が団長からサーカス団入りのお試し期間をもらったと知った時の
    サーカス団員ローズの言葉です。
    「少年、あなたが想像できることは、実現できることよ。
    道は自分で切り開くものなんだから!」

    サーカスの団員となって
    たくましく生きていく覚悟の少年は、
    姿形は少年でも、りっぱな大人に成長していたのです。
    また登場人物のほとんどが、
    サーカスを愛してやまない魅力的な人物たちばかりで、
    この作品全体のイメージを
    空中ブランコに乗っているような心地よいものにしていたと思います。

  • ちょっと自分の趣味ではない本だった。

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著者プロフィール

小川 糸(おがわ いと)
1973年生まれ、山形県出身の小説家であり、作詞家・翻訳家でもある。作詞家の際の名義は、春嵐(しゅんらん)を使用。
2007年に初の絵本を上梓し、さらに翌2008年に小説『食堂かたつむり』を発表。同作は第1回ポプラ社小説大賞に応募し、最終選考にも残らなかった作品だったが、目に留めた編集者によって刊行され、ベストセラーとなり映画化された。同作は、2011年7月、イタリアの文学賞である、バンカレッラ賞料理部門賞も受賞している。
2017年、『ツバキ文具店』が「本屋大賞2017」で第4位にノミネート。ドラマ化もされた。続編『キラキラ共和国』も発行、代表的シリーズかつヒット作となっている。
その他代表作として、テレビドラマ化された『つるかめ助産院~南の島から~』。

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