わが告白

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103317111

作品紹介・あらすじ

二度の離婚、そして五年間の失踪。日本を代表する大歌人には語られざる過去があった。魂の奥底を辿る自伝。

感想・レビュー・書評

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  • そう、鴎外も茂吉も医の人だった。天は二物を与え、人となりは別物、観る人による。

  • 短歌は音痴なので、岡井氏の存在は未知でした。
    老郷になっての「告白」とは、こんな風にまとめていくものなのか・・・と岡井氏の書き進める歩調に合わせて読むすすむと、なんだかしみじみとした人生の過去、そして現在の日常が並列され混沌として、波の満ち引きのように味わうことができました。

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著者プロフィール

1928年名古屋市生まれ。慶應義塾大学医学部卒。内科医。医学博士。1945年17歳で短歌を始める。翌1946年 「アララギ」入会。1951年現在編集・発行人をつとめる歌誌「未来」創刊に加わり、逝去直前まで編集・発行人をつとめる。1983年歌集『禁忌と好色』により迢空賞受賞。2010年 詩集『注解する者』により高見順賞を受賞。2015年『暮れてゆくバッハ』(書肆侃侃房)。『『赤光』の生誕』など評論集多数。日本藝術院会員。2020年7月10日心不全のため死去。享年92歳。2022年に遺歌集『阿婆世』(砂子屋書房)が刊行される。

「2022年 『岡井隆の忘れもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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