逡巡

著者 :
  • 新潮社
3.43
  • (8)
  • (9)
  • (15)
  • (8)
  • (0)
本棚登録 : 142
レビュー : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103319214

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • だらだらとした日常や考えが言語化され、どこか親しみを感じる独特な世界。脱力していながら自意識が過剰に鋭い文章たちが散りばめられています。
    面白いのだけどインパクトに欠けるためか飽きてきてしまった。妄想が行き過ぎているのか、置いてけぼりにあうような感じ。共書で書かれている本のほうが面白いような・・・。機会があったらまた他の著書も読もうとは思います。

  • ユーモアの源泉は歓びにあるのではなく悲しみにある。天国にはユーモアはない〜マーク・トゥエイン〜
    「カキフライが無いなら来なかった」で斬れ味鋭い自由律俳句を披露してくれたせきしろ氏に興味が湧き新たな作品を読んでみた。
    これがなかなかそういうわけで玉石混淆下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる的な創作のオンパレード、狙いは何処だ?何が言いたい?ひょっとしてシュールのつもりか?根底にはレトロに神田川流れてんじゃん!などなどと言いつつも68%くらいは笑わせてもらった。
    しかしそこまでしてもらって言うのも申し訳ないのだが私には鶴など助けた覚えはない

  • 同郷の、同じ高校出身の方、ということで、1年越し?で「出会った」のは、大阪の市民図書館だった。
    心に響いた、というか、子供の頃を思い出させてくれたのは、「グラウンドを通る」と「通学路」だ。
    たぶん、同じ床屋に行っているな。

  • 「去年ルノアールで」が面白かったので今作も読んでみました…いやぁ、ひっじょおに良い出来でしたね! 大きな感動とかはないんですけれども、なんでしょう、読み終わった後、ちょっぴしセンチメンタルになるところとか…かなり気に入りましたね!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    短い短編みたいなのが多々入っています。今回は笑いの要素は少なめなんですけれども、個々の短編にやっぱし「ルノアール」を書いた著者ならではでしょうか、オチをつけたがっているような…そんな終わり方をしてみせますね♪

    ヽ(・ω・)/ズコー

    こうなったらせきしろ氏の著書全部読んでしまおうか! そんなことを思わせてくれた著書でした…おしまい。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • 狙って書いているのだろうが文体にとても品がある.
    お笑いで落としていない、まじめに書いた文章を読んでみたい.

  • 「留学」という作品のなんとも言えないあのオチが、大変好きである。

  • コントでありそうなのもいくつか。短いけど世界があって、毎月読む雑誌に載ってたらちょうどよく楽しめそう。押収、神について、罰金、留学、恩返し、放火がすきかな。

  • 超短編集。
    短編なんだけど物語とエッセイの間みたいな作品集。

    又吉くんとの共著を読んだので免疫?があって独特の作風も楽しめたけど、かなり好き嫌いが別れると思う。

  • くだらないなーと思いきや突然猛烈に切ない

  • 虚無感、肩透かし、死、スタジャン、乾燥、毛玉、廃墟、無意味、静止、挫折、ケミカルウォッシュなどなど。
    短編の内容とは関係なく頭の中で浮かんだ単語はざっとこんな感じ。どれも今っぽくない、むき出し昭和の空気感が漂っている気がした。
    伏線があると思いきやどの話にも関連性がなく、でもなんとなく繋がっているような不思議な感覚。夢で見る風景のよう。
    描写が素晴らしく詩的なのにちょっとズレているのがいい。
    古ぼったい映りのフィルムで映像を撮ったらさぞかし綺麗だろうと凡庸ながら思った次第。

著者プロフィール

1970年北海道生まれ。
主な著書に、映像化された『去年ルノアールで』や、『不戦勝』(共にマガジンハウス)『逡巡』(新潮社)『海辺の週刊大衆』(双葉社)などがある。
また、又吉直樹氏との共著『カキフライが無いなら来なかった』『まさかジープで来るとは』(幻冬舎)、西加奈子氏との共著『ダイオウイカは知らないでしょう』(マガジンハウス)では、それぞれ自由律俳句と短歌に挑んでいる。

「2016年 『たとえる技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

逡巡のその他の作品

逡巡 Kindle版 逡巡 せきしろ

せきしろの作品

ツイートする