- Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103323426
感想・レビュー・書評
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自分探し中のJKの物語。
何かと「言葉」で定義したがる難しい性格なんだけど、周りの人たちの協力もあって、うまいこと回ってる。
脱線物語が長く、もうちょっと短縮すれば読みやすく、もっと面白いのにと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
内縁、未婚、別居
それぞれの理由でシングルマザーとなった曾祖母、祖母、母。
毎日夕飯だけ食べにやってくる父。多感な弟。
そして自分のキャラを確立させようと模索する若菜。
モヤモヤしつつもどこか俯瞰で眺めていたり
かと思えばやたら近目だったり
まさに乙女な中高生時代を思い起こさせる。
【図書館・初読・4/6読了】 -
(2014/4/14読了)
星5個と迷ったんだけど、出だしの第1章が間延びした感じだったので、ひとつ減らしました。
高橋さんとの自分キャラ探しより、バイトが慣れた頃からの身内とのくだりの話が面白かった。
登場人物達は皆かなりキャラ立っている。すぐに思考にふけってしまう若菜だって、かなり面白いと思う。一番普通なのは弟の誉かな。
素の自分は出会う人の数だけ自分の中にある。。。そういう考えがある事を、若菜の年頃に気が付いていたらと思いました。
(内容)
内縁関係を貫いた曾祖母(78)、族のヘッドの子どもを高校生で産んだシングルマザーの祖母(58)、普通の家庭を夢見たのに別居中の母(42)、そして自分のキャラを探して迷走中の娘の若菜(17)。強烈な祖母らに煽られつつも、友の恋をアシスト、祖父母の仲も取り持ち大活躍の若菜と、それを見守る家族、それぞれに、幸せはやって来るのか。楽しき家族のてんやわんやの物語。
(目次)
第1章 家出してみよう
第2章 多忙になってみよう
第3章 病弱になってみよう
第4章 告白してみよう
第5章 遠くをながめてみよう -
なっ長い…
けど面白かったです。 -
終盤、ラストは想像つくのだけどその課程が大事で青春だなーと心地よく読めた。
和子さんカッコいい。
成長物語なんだけど、青臭くなく家族愛も描かれていてとてもよかった。
「親ならこう」「家族はこう」という形に気づかない内にとらわれているものなんだなーと思った。