自分超え―弱さを強さに変える

  • 新潮社
4.20
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本棚登録 : 39
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103324218

作品紹介・あらすじ

延岡のビニールハウスプールから、五輪「金」を目指す。常識を追わず、変化し続けてきた師弟の独自の思考法とは。

感想・レビュー・書評

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  • 松田選手と久世コーチの思いが書かれていて良かったです✌

    松田選手の書いてる内容で
    「科学は現状を詳しく知らせ、進歩する為のポイントがどこか教えてくれるが、どうやってという答えはくれません。」

    が印象に残りました✨

  • ロンドンオリンピックでは残念ながら金メダルは獲れなかったけど、金メダルを獲れるだけの準備をしてきていたことがよくわかった。オリンピックの前に読んでおきたかった本。目標に向けてひたむきに取り組む姿勢がすごい。

  • 「自分超え」
    延岡のビニールハウスという環境と幼少時代から共に戦う久世コーチは松田選手の背中を強く押す。


    私が松田選手を知ったのは恐らくアテネ五輪です。外国人が強さを特に発揮する自由形やバタフライという舞台で戦っていること、ビニールハウスという環境から日本の競争に勝ち、世界に挑戦していること、久世コーチとの2人3脚など多くの点で驚きと凄さを感じましたが、一番はその努力を持続できる力と精神力、純粋に速く泳ぎたいという欲です。


    特に、ロクテ選手との合同練習(2011年7月後)で「自分はまだまだ練習が足らない、才能や体格が世界と自分を分けているわけではない」と思い、純粋に速さを追求して、自分に妥協しないところは本当に凄いと思います。


    勿論、松田選手を奮い立たせたロクテ選手の莫大で純粋な練習量も凄まじい(松田選手の練習量の多さは日本屈指とされていますが、どうやらロクテ選手はそれ以上だったらしい)です。


    また、久世コーチは本当に松田選手を信頼しているのだなと感じました。コーチとして水泳をやっている子供達の親への提言も実に的を得ていると思いました。


    例えば、久世コーチは「親の役割はどんな時も子供に頑張れを言うこと。コーチと親の役割は違う。親、コーチ、選手が一体となってチームは勝てる」という考えを持っています。この考えを持ち実行に移すことで、親が自分の息子には才能があると思い込み、水泳をさせるという状況を変えていこうとしています。


    そして、そんな久世コーチを助けるのは松田選手をはじめ既に人としても選手としても成熟した教え子達の親だそうです。若い親は彼らの姿を見ることで成長していくそうですが、まさにチーム一丸です。


    あれだけの練習量をこなしながら常に自分を見失わないでフェルプス選手やロクテ選手に勝つことを目指し、努力し続ける精神力、持続性、柔軟性(松田選手)、教え子を信頼し、勝つ為に指導を柔軟に変えることが出来る強さ(久世コーチ)、そしてコーチと選手として意見をぶつけ合える2人の関係。凄いの一言。これからも2人で2人の目指す水泳を続けて欲しいです。


    久世コーチの話の中で特に印象的な言葉を最後に挙げます。


    「選手の成功は素質ではなく練習で決まる。そして、練習を続けるにはそれに耐えられる人間性が必要」


    ふむ。

  • 北京、ロンドンオリンピック・競泳種目で最も過酷ともいわれるバタフライ200mの連続銅メダリストの著書。1200円

  • 読んで良かった。北京オリンピックまでの苦悩、工夫したことが書かれてあり、非常に勉強になりました。

  • 競泳の松田丈志選手とコーチの久世由美子さんがロンドンオリンピックに臨むまでを書いた本。自分はこうなりたい、今の自分はこれぐらい、だからこう行動するっていうことがハッキリ見えて、その通りに行動する、そうすれば出来るんだっていうストーリーが松田選手の実体験に基づき書かれている。彼のインタビューの際のコメント、いつもわたしは大好きだった。自分色のメダル、康介さんを手ぶらで帰らせるにはいかない、自然に人を感動させることばを発する彼が頑張って来た軌跡、そしてコーチとの太いパイプ、コーチの指導、何のトピックを読んでも清々しい。どこの章から読んでも松田選手の勝ちたい目標、今の彼、何をすべきかって全部書いてあり、もっとシンプルに物事考えようって思えたし、とっても元気が出た!人間関係、ビジネス、勉強、何でもこのストーリーは作る物なのだけど、この本を読むともう少し頑張ってみようかって。松田選手のこれまでの道は、想像するだけでものすごく大変だろうってことも、松田選手はどんどん超えて行く。練習のことだけじゃない。スポンサーのことも、企業との関係も。だから自分超えなのかな?あと、わたしは思った。日本を代表して頑張るスポーツ選手、もっともっと国をあげてサポートしようよって。国が病んでいる今、スポーツで日本が元気になれる、その代表選手をもっとサポートできる国がいいと思いました!松田選手のようなこどもがたくさんオリンピックを目指せる、そんな国にしたい!

  • ロンドンオリンピックの競泳日本代表主将の松田選手と久世コーチが、これまで歩んできた事、体験したこと、感じた事が書いてある。

    一番印象に残ったのは、オーストラリアに武者修行に行って、当時の世界記録保持者グラントハケット選手と一緒に練習したときの話。

    身体能力が高いから、世界記録を持っているのではなく、世界一の練習をしているから世界記録を持っているんだ。と言う事を目の当たりにして、驚くシーン。

    ロンドンオリンピックでは、是非金メダルをとるため、打倒フェルプスを実現してほしいと、思わせる内容の本だった。

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