0円で生きる: 小さくても豊かな経済の作り方

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 85
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103324621

作品紹介・あらすじ

お金に依存するのはもう止めた! すべて無料で暮らすための「カネ無し生活」マニュアル。たとえ失業したって怖くない。対価なしに不要品を貰う、余っているものをシェアする、まだ使えるものを拾う、元手ゼロで稼ぐ、無料の公共サービスを利用する、自分で栽培した作物を食すなど、収入が激減しても豊かに暮らしていけるノウハウが満載。お金のかからない生活を実践する著者が、新しい「幸福の形」を教えます。

感想・レビュー・書評

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  • ポイントは、
    貰う。例えば、不用品放出市やサイト。行政や自然界からも。
    共有する。ヒッチハイクも含む。
    拾う。
    稼ぐ。ゼロ円と違うが。
    助け合う。

  • 贈り物
     がめつさよりも、気前の良さ。
     利益を最大限にする資本主義より魅力的な原理。

    拾いもの
     ミレー 落穂拾い

    助け合い
     デメリット:村八分

  • 完全自殺マニュアルで有名な鶴見済さんの本です。お金を使わずに生きようとすると物の貸し借りや行政の制度を利用することになり、自然と人間関係が濃くなります。人付き合いが苦手な人にはこの本に書かれていることを実行はしにくいですが、実行するしないに関係なく娯楽として読むのもいいのではないでしょうか。

  • ありがちな節約本当は全く違う。

    新しい「幸福の形」、脱資本主義を提案する本だ。

    ・<ジモティ>はネット掲示板で物を売ることもできるし、友達の募集、イベント告知もできる

    ・mixiの<あげます&ください>サイトで有機人参を八朔、無料で出していたので送料だけで得た。

    ・お互いのやり取り→互酬

    ・北アメリカのインディアンが行う「ポトラッチ」という贈与の宴、贈与経済。
    部族の首長が客を招いて開く宴は、主催者がお返ししきれないほどの贈りものをして相手の面子を潰そうとする見栄の張り合い。そのためには貴重な財産を目の前で燃やしたり、壊したり、奴隷を殺すこともあった。

    <カウチサーフィン>は面倒
    全く知らない人の家に泊まるという離れ技をやるには、それなりのハードルがある

    ・著者は新聞をよく引き取っている
    →駅のゴミ箱から雑誌を拾ってきて安価で売ることで生計を立てている人もいる

    ・(飲食店の中には)敷地内のゴミ置場の鍵をわざと開けておいて、ゴミを拾えるようにしている店主もいるそうだ。

    ・現在世界で捨てている食べ物は、すべての食料生産の3分の1。
    先進国ではさらに高く食糧生産の半分ともいわれている。

    ・いつでも棚をいっぱいにしておくことから、大量の売れ残り品が賞味期限となり廃棄される。
    →売り損なうよりは、売れ残りを出した方が儲けが大きいのでこうなっていくのだが、それも儲け優先主義の弊害と言える。

    書籍が書店から返品される率は37%、雑誌は41%
    再出荷は一部のみ。
    世に出回っている5冊に2冊以上が読まずに捨てられている

    お金を使わないメリット
    → お金を使わないことで、かつての社会にあった様々な生きる営みや必要なつながりなどを取り戻すことができるだろう。したがって、お金を使うのと使わないのではまるで違うと考えるのは十二分に理がある。

    こうした市や小さな店は、物のやり取りを通して、資本主義の社会が効率が悪いと切り捨てた良き習慣を蘇らせる。その弊害に対する力になる。肝心なのは贈与経済であれ市の経済であれ、お金儲けが得意な勢力に奪われたこの世界から、自分たちの世界を取り戻すことだ。

    梨園の体験ボランティアに参加。

    モヤイ(催合)とはひとつの公益性のある大きな作業を、利益を受ける人が集まり、力を出し合って仕上げることで、共同労働と呼ばれる。共有林の下草刈り、道路の手入れ、水路や井戸の清掃、雪かきなど様々なモヤイがある。

    タノモシ(頼母子)もしくは無尽
    まとまったお金を作る相互扶助

    ネットで「無料相談 ○○」と検索すれば驚くほど窓口がある
    筆者もよく利用している。

    おすすめ@@@「海と陸からの見学会」

    学校や会社をやめてそこから離脱すると、人間関係や居場所がなくなってしまい、今度はそのせいで辛くなってしまうのがこの社会の特徴だ。
    ここに書いたような無料の生活をしているうちにできてくるのは、決して押しつけられたタイトな人間関係ではない。付き合いの頻度や距離まで自分で決められる緩い関係だ。

  •  「いかにして生きづらさを減らすのか」をずっとテーマに書いていらっしゃって、今回は厳しい経済社会の精神的な負担を減らすことがテーマだった。その方式が物々交換やフリーマーケット、公共サービスを利用するなど非常に具体的で身近なものばかりで現実的だった。また、自然を楽しむなど、自然は元々0円のものであることを思いださせてくれる。金銭で対価を払わないと何も手に入らないという思い込みがあったことに気づいた。

  • 現在、生活するにはお金が掛かるのが当たり前と言う認識がありますが、工夫次第ではお金を極力かけない生活は出来るし、突き詰めれば全く書けなくても出来るのかも知れないと言う思いも。日本国内では難しいと感じても、外国では色々なサービスの充実と、それを実践している方たちも居ます。また、著者自らも体験して、それを書かれている所は、机上の空論ではない分、説得力があります。生活スタイルは人それぞれありますが、お金を沢山遣えば良いと言う考えに一石を投じるのではないでしょうか。

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