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- Amazon.co.jp ・本 (443ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103325116
作品紹介・あらすじ
繊細で感性豊かな少年に育った一人息子が二十歳になるまで、自分はまだまだ汚濁のこの世界で戦い続けなければならぬ…昭和二十年代後半、再び大阪に居を構え、事業を展開する松坂熊吾。だが、豪胆に精力的に奔走する彼の行く手に、かすかな影が差し始める。-親子の絆、肉親の縁、熊吾を取り巻く人々との波瀾のドラマを綴って人間の生を照射する渾身の大作。
感想・レビュー・書評
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登場人物が多いです。一人一人の個性が強いです。人間の不可思議さを感じます。なんだか読んでいて胸騒ぎがします。
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良い
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ライフワーク
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流転の海、3部作目。相変わらずの熊吾と成長した伸仁との親と子の姿がいいです。4部作目も楽しみです。
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これでもかってくらいに、濃い、人間関係の本なのに、ずるずると読んでしまう魅力。悪い男が見せる優しさ、みたいなのはあんまりって思うけど、熊吾は、根本のほうが優しさって感じで、嫌なイメージを持たなくて読める感じがします。
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