豆の上で眠る

著者 :
  • 新潮社
3.17
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本棚登録 : 3400
レビュー : 516
  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103329121

感想・レビュー・書評

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  • 最近独白系から脱皮したと思いきや、本当にこのひとは地の文が下手なんだなと思わされた。
    なんでこんなレベルで売れてしまうのか本当に謎である。
    ドラマの原作と言ったほうがまだまし。


    小学生の頃、数年誘拐された姉が帰ってきてからも、本当の姉なのか信じられない妹が当時を振り返り、事件の真相にたどり着く。
    この「姉が行方不明になった」ことと「姉が別人じゃないかと疑っている」状況の書き方が下手で、最初姉が今も行方不明なのかどうかはっきりせず混乱した。
    無駄に思わせぶりな書き方である。

    とにかく冗長で何が言いたいのか。
    終わり方もすっきりしない。
    でもこれ映画化とかされると売れるんだろうなあというもうどうでもいい感じ。

  • どういうことなんだろう、と、早く結末が知りたくてペース落ちることなく読んだものの、結末の説明くささに白けてしまった。
    ただ、よくよく考えると、本物だと思っていた姉が実は偽物で、戻ってきた偽物姉が実は本物であった。疑問をもったとしても、そこには絶対に崩せない科学的証明がある、というのはかなりよくできたトリックなのかも。
    確かにそう考えると、本物の定義とは??という疑問も納得できるのだが。とはいえ、本物はやはり行方不明になる前の姉でしょうけど。それをいくら訴えようとも科学的、現実的に、覆せない証拠に追い詰められてしまう、ということか。
    しかし、そんなことよりも母親の身勝手さが行き過ぎ。いくら自分の子どもを探すためとはいえ、もう一人の自分の子どもを危険にさらしてまで探そうとする気持ちがまったくわからない。猫に対する扱いにも腹が立つし。
    最期に母親になんらかのショックを受けさせるなり後悔させてくれたら、すっきりしたかもしれない。

  • どんな話かわからず読み進めていき、姉がいなくなってからのストーリーが長すぎて中だるみ…

    後半やっと、あぁ進展があった…と読み進み、結末はあっという間だった

    ん〜ここまでこのストーリーを引き伸ばす必要は何だろう?

  • うーん、何とかやっと読んだ。途中で挫折しそうだった。
    こういう書き方あんまり好きじゃないけど、例えば、スリルがあってドキドキハラハラさせられるなら、読んでても楽しいけど、中だるみして、(どっちでもいいから早くオチつけてよ…)な心境になってしまった。
    湊作品、外れなしと思ってたんだけど、これは私的には今一つでした。

  • 勢いに乗り切れずグダグダと読んでしまいました。
    伏線といえるものはあったのでしょうか?わたしが見逃しただけ?
    ラスト数ページで怒涛の答え合わせ(しかもそれもべらべらと回想調)や、爽快感のないもやもやの残る終わり方も好みではなかったです。
    湊かなえさんの少女は好きだったのですが、この話は作者特有の気持ち悪いほど残酷な描写も、それを補うほどの爽快なクライマックスも感じられなかったので☆2つです。

  • 『イヤミスの女王』湊かなえのミステリー。
     
    「お姉ちゃん、あなたは本物なの?」
     
    失踪した姉。
    2年後に保護された姉に微かな『違和感』を抱きつつ
    歳を重ねていく自分を含む周りの人たち・・・
     
    正直、設定があまりにも雑過ぎて、
    湊かなえにしては残念な作品。
     
    ある意味もやもやの多いミステリーです。

  • これは……このラストはひどいな。最終章まではすごく丁寧に描かれてて、なおかつ文章が読みやすくてグイグイ引き込まれて。
    やっぱり湊かなえはいいよなーとか思っていたのに、ラストがもうひどすぎる。

    手を抜いているとしか思えないエンディング。そりゃ主人公もキレるっしょ。
    親はきちんと話すべきだよ。こうなると主人公も本当の娘じゃないのかと疑うレベル。祖父母には隠しても、毎日一緒に暮らす妹には、理解が難しいかもやけどきちんと説明すべき。
    この姉妹の母である春花さんがほんまに毒親で苦手。
    祖母も孫娘たちのことを真摯に考えたいいおばあちゃんっぽいけど、この親を育てたのかと思うとちょっとなーって。
    「姉妹」がテーマなんだろうし、題材もそれこそ謎もすげぇ面白いのに、ラストが駆け足すぎるのがほんまに残念。

  • 最後に引っかかっていた謎を全て回収してくれまたが、モヤモヤとはっきりしない結末でした。もし、自分の家族の中に血の繋がりがない人がいても、私は血の繋がりよりその人と過ごした思い出の量で本質を決めてしまうと思います。本物の万佑子が可哀想で、もっと早く祖母と結衣子に本当の事を話していればどうにかなったんじゃないかなぁ…

  • 期待しすぎてつまらなかった。ラストが、、まぁ、考えられるオチ。あと静かにどんでん返しって、返された感じがしなくて物足りない。一気に返して欲しいなぁ。と思う一冊。

    母と子、あり方、姉妹、兄弟、そして友達。真実だったのか、ねじ曲げられた過去の記憶なのか、全てが交差していく。主人公の妹が、姉が行方不明になって戻ってきたけど、これは絶対に姉ではない。と疑い続けるミステリー。

    なんかおかしいなんか変。小骨が喉に刺さったままのような日々お送り続けます。

    そして、ラスト。みんなの思惑が妹一人の肩にのしかかったな。一番不幸な結末ではないか!?と、つい思ってしまうほど、じわじわと首を絞められるようなそんな作品です。

    小さいストレスたくさん溜まりそう。笑笑

  • さくさく読んじゃうけど、結末はえー?って感じ。

著者プロフィール

湊かなえ(みなと かなえ)
1973年、広島県生まれ。武庫川女子大学家政学部卒。
2005年に第2回BS-i新人脚本賞で佳作入選。2007年には第35回創作ラジオドラマ大賞受賞、「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞し小説家デビュー。読んだ後に嫌な気分になるミステリー「イヤミス」の優れた書き手として著名。
「聖職者」から続く連作集『告白』は、2008年、「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位、「このミステリーがすごい!」では第4位に選ばれ、2009年、第6回本屋大賞を受賞。デビュー作でのノミネート・受賞は、共に史上初。2012年「望郷、海の星」で第65回日本推理作家協会賞(短編部門)、2016年『ユートピア』で第29回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。ほか、直木賞で度々候補になっており、2018年『未来』で第159回直木賞に3度目のノミネート。同年『贖罪』でエドガー賞候補となった。
映画化・ドラマ化された作品多数。特に映画では、2010年『告白』、2014年『白ゆき姫殺人事件』、2016年『少女』、2017年『望郷』と話題作が多い。

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