- Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103329312
作品紹介・あらすじ
女性ライターのマンションに宅配便が届く。差し出し人は仕事関係だったが、中身は目を覆わんばかりのおぞましいものだった。高学歴の美青年は合コンで紹介された女性と意気投合しながらも、彼女を拒もうとする。見えない狙い、噛み合わない会話、やまない嫌がらせ、誰がクロで誰がシロなのか…。予測不能、理解不能のダブルに襲われるモダンホラー&サイコサスペンスの傑作。
感想・レビュー・書評
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まぁまぁ。ご都合主義と鈴野に才能つけすぎてて現実味がなくなった。小説感のある小説。こうゆう人かかわりたくはないけれど、見てる分には嫌いではない。
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なんか、後味の悪い本だった。
人間も動物だなと。 -
やまない嫌がらせに怯える遼子。誰が、何のために?戦慄のホラーサスペンス作品です。
遼子の話と、ある男性の話とが交互に進んでいきますが、繋がりが全く見えてこない。
いずれ交錯するだろうと思いつつかなり焦れた。男性の秘密は想像の範囲を越えなかったが
そちらサイドの話も興味をそそられました。いつの間にやらホラーもスプラッタも平気に
なったけど、人間以外を虐げるのだけは苦手だなぁ。人間の方が気楽ってのもアレだけど…。 -
フリーライターの杉宮遼子は知人の編集者から議員の不倫記事を書くように依頼される。気が進まないながらも、書き進める遼子のもとに宅配便が届く。編集社の名前で出された荷物の中身は子犬の死体だった。一方、志織は合コンで鈴野という男と出会う。色が白く、端正な顔立ちながら天然ボケの不思議な男に惹かれていく志織。しかし彼には秘密があるようで……。
中盤くらいまではわりとワクワク読んでいたんだけど、結末があっさりしすぎでちょっともったいない。ラストが唐突な印象なので、志織と鈴野のエピソードをもうちょい削って、隣人としてのエピソードが欲しかったかも。 -
ライターの女性と、その隣に住む
謎の男性。
色白でおっとりした一見まともなその男性の本当の姿は・・・
うーん。なんだかむりやりな感じだし
精神的に病んでる状態が不自然すぎるかな -
変な性癖の人のはなしってこと?偶然がすぎるかな。
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期待はずれ…
着地点が見えた… -
鈴野兼好.最初に登場した時は、少し変わった若者という感じだったが、あに図らんや、第5章で意外な側面が現れる.ライターの杉宮遼子のキャラクターが良い.p205の兼好のセリフ 「あれの処理...」の意味が、p231の食事の記述を読んで理解でき、ぞっとした.