ライアー

  • 新潮社 (2014年4月30日発売)
3.60
  • (17)
  • (60)
  • (48)
  • (12)
  • (0)
本棚登録 : 376
感想 : 54
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (512ページ) / ISBN・EAN: 9784103333524

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

緊迫感あふれるハードボイルドの世界が描かれ、主人公の女性殺し屋・神村奈々の複雑な人生が展開されます。彼女は家族旅行中に暗殺任務を遂行するも、予期せぬ困難に直面し、さらには夫の不幸に直結する不信感が芽生...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • でも楽しく 一気に読み進めていたけど 440 ページの相手から奪った拳銃 なぜ使わないのかわからなかった

  • 感想
    とにかく情報がない中、誰が悪いのかも、誰に狙われているのかも分からないスリリングな展開。

    それが最後まで続いたので一気読み。しかし、最後の結末は釈然としないなぁ。エピローグが欲しかった。

    あらすじ
    消費者情報研究所に勤める神村奈々は、殺し屋だ。その会社は国によって運営されている暗殺者集団。奈々の夫の洋佑と子供の智はその事情を知らない。

    ある日、夫の洋佑が娼婦と火事に巻き込まれたとして遺体で見つかる。奈々は夫の死の真相を探るべく捜査を始める。

  • *殺人の代償。それは、誰も愛さないことだった。優しい夫と可愛い息子。幸せな生活を送る妻の本当の顔は、対象人物の「処理」を専門とする政府組織の工作員。彼女にとって、家庭とは偽りだった。夫が謎の死を遂げるまでは…殺人機械だった彼女の、愛を知るための戦いが幕を開ける*

    設定や「処理」の描写は大沢氏らしい面白さ。ただ、二転三転する謎の推理が似通っているので、ややこしい上に少々退屈。実の息子の計画殺害、刑事のあからさまな恋慕など、やや強引な部分も。

  • 大沢さんお得意のハードボイルドもの。
    国から殺しのライセンスを与えられた女性殺し屋・神村奈々が主人公だ。
    上海での仕事(ある人物の殺害)のため、
    夫と子供と3人の家族旅行で
    上海に滞在しているところから物語は始まる。

    暗殺は成功したが、筋書きにない邪魔が入ったため、
    奈々は中国警察に捕まってしまう。
    死を覚悟した奈々だが、あっけなく中国警察は釈放してくれた。
    何の取引もなしに・・・。
    不思議に思っていた奈々だが、
    帰国してから夫が火事に巻き込まれて死亡するという不幸に見舞われ、
    一緒にいた女性の存在に不信感を持つ。
    そしてその不信感が思わぬ方向へと繋がって行った。

    スパイや殺し屋は拳銃の腕前ばかりが上級ではやっていけない。
    的確な判断力と状況から遡って相手の心情を読みとる能力も必要らしい。
    神村奈々はその能力に秀でていた。
    幼い頃に両親を殺害した彼女にその能力を見出した国家組織は、
    彼女に新しい戸籍と名前を与え、
    女性殺し屋としての教育をはじめ、プロの殺し屋に育て上げた。

    人を殺すことは何とも思わない彼女だが、
    年の離れた大学教授と結婚し、息子をもうけていた。
    その息子は11歳。そして彼女は・・・40歳前後。
    その年齢でこの仕事・・・
    ちょっと現実味に欠けるなという印象だった。

    2014年の作品のようだが、
    同じ頃に出した「海と月の迷路」の方が面白かった。
    かるーく読んで、大沢ワールドに浸るには
    ちょうどいい長さとボリュームかもしれない。

  • 女性工作員の話なんだけれども、そもそもこんな機関があること自体まずい。暗殺機関ではないか。ストーリーとしては面白いけど、進みはないと思う。だからアクションシーンを楽しむべきか?

  • こういう、いかにもフィクション!というのが好物です。

  • ☆一気に読んだ。

  • うっうっがんばれママ

  • 嘘つきばかりで何が本当か。サクサク読めて面白い。刑事と主人公が恋仲になるのが、理解できない。あと、実の息子の殺害指示するかなぁ。

  • ラストが強引な展開で若干残念。

  • 対象人物の「処理」を専門とする政府組織の女性工作員の話。
    主人公自身も家庭では「ライアー」であるが、彼女を取り巻く人たちの誰もがライアーであり、誰が真実を言っているのか、誰を信用していいのか、最後まで嘘が繰り返される。
    設定も展開も面白いのだが、静的というのか、いつもの面白さがなかった。
    常に冷静で工作員としての資質に溢れる主人公の性格設定は好きだった。
    (図書館)

  • 面白くなくはないんだけど、現実味がなくて途中ついていけず・・・。
    刑事さんが奈々を好きになるのが急な感じがした。けどそれがないと、話が成り立たないよね。

  • 神村

  • 2014年読了

  • ドキドキの展開でかっこよくいくと思いきや終わり方悲しみに満ちててつらいです。
    特殊工作員に人としての幸せは望めないのでしょうか。

  •  極端で、サイボーグみたいだから、面白く読める。

  • 久々に大沢さんのゴリゴリのハードボイルドを読んだなって気分。

  • うーん。久々の大沢作品。やっぱ、新宿鮫がいちばんシックリ。

  • 愛する者のため、誰もが命懸けで嘘をつく――至高のアクション・ハードボイルド!

    優しい夫と可愛い息子。幸せな生活を送る妻の本当の顔は、対象人物の「処理」を専門とする工作員。彼女にとって、家庭とは偽りだった。夫が謎の死を遂げるまでは……感情を持たない故に無敵だった彼女が、愛を知るための戦いの幕を開ける。壮絶な騙し合いと殺し合い、その果てに待つ慟哭の真実。らしい。

  • ページをめくってしばらくは、誰が何について語っているのかわかない状態で、読んでいくとどうやら主人公は夫と子供を持つ女性だと言うことがわかる。
    そして女性の家族が滞在する、上海でいきなり始まった事柄を考えながら読んでいくと、あれよあれよと息もつかせぬ展開になっていく。
    う~ん大体の設定はわかった、しかしこんな女性が実際いるのか?  こんな組織が実在するのか? ???
    などという疑問は頭から追い出さないと、話の中に入っていけない。
    女性がこの組織の中で起こる事柄の物語なんだな、と読み進めていくと女性の夫が亡くなってしまう。事故で片づけられるが、女性はその死に方に疑問を持ち独自で調べていくうちに、思いがけない方向に話は続いていく。
    インパクトのある始まり方で、ぐいぐい惹きつけられていったが、中ほどは中だるみというか、ちょっと回りくどくなって、もう何でもありだなみたいな感じになってきた。そしてラストももう何でもありだから、あ~そうなんだという感じで、あまり衝撃もなかったなぁ。
    最初、ちょっと期待したんだけど、ちょっとね・・・
    最後までそんな事あるか??  とつぶやいているのだった。

全48件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

1956年愛知県名古屋市生まれ。慶応義塾大学中退。1979年に小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞しデビュー。1986年「深夜曲馬団」で日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞、1991年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編部門受賞。1994年には『無間人形 新宿鮫IV』直木賞を受賞した。2001年『心では重すぎる』で日本冒険小説協会大賞、2002年『闇先案内人』で日本冒険小説協会大賞を連続受賞。2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞受賞。2010年には日本ミステリー文学大賞受賞。2014年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞、2022年には紫綬褒章を受章した。


「2023年 『悪魔には悪魔を』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大沢在昌の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×