小島

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 67
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103336440

作品紹介・あらすじ

当たり前の風景、繰り返される日常の営み。それが世界をかすかに震わせる。豪雨災害に見舞われた農村にボランティアとして赴いた私がふと目にした、花の世話をする住人らしき女性。その周りだけ、違う時間が流れていて――被災地、自宅、保育園といったさまざまな場所で出会う何気ない出来事をつぶさに描いた中短篇の他、広島カープをめぐる奇談連作も収録。海外でも注目を集める作家の最新作品集。

感想・レビュー・書評

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  • 居酒屋の日替わり定食 | 小さい午餐 | 小山田浩子 | 連載 | 考える人 | 新潮社
    https://kangaeruhito.jp/article/5614

    小山田浩子 『小島』 | 新潮社
    https://www.shinchosha.co.jp/book/333644/

  • 表紙のドローイングはフィリップ・ワイズベッカー。装丁は新潮社装丁室の二宮由希子さん。
    読むのが楽しみ。

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00610895

    豪雨災害に見舞われた農村にボランティアとして赴いた私がふと目にした、花の世話をする住人らしき女性。その周りだけ、違う時間が流れていて――被災地、自宅、保育園といったさまざまな場所で出会う何気ない出来事をつぶさに描いた中短篇の他、広島カープをめぐる奇談連作も収録。海外でも注目を集める作家の最新作品集。
    (出版社HPより)

  • あのパティ・スミスも読んでいるという小山田浩子の最新作品集。

    まるで望遠レンズを覗いて見ているような解像度の高い世界は健在。しかし作者は尖っているなあ。

    目に映るひとつひとつの物や人間や動物やを慈しむようにして描いている、わけではない。語り手の核心には必ずしも世界への肯定があるわけではないのが本書に底流する不穏さだ。
    逆に、なにか穏やかならざる感情を抱えているにもかかわらず、社会的にはわりとうまくやっている(ふりをしている)語り手たちばかりだ(他の登場人物たちも、ふと壊れた自動人形のように思える瞬間がある)。

    にもかかわらずこれほどまで執拗に世界をくわしく描写しようとするのはなぜか。そのわからなさが不気味で最高だ。

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著者プロフィール

1983年広島県生まれ。2010年「工場」で新潮新人賞、織田作之助賞、広島本大賞を受賞。14年「穴」で芥川賞を受賞。他の著書に『工場』、『穴』、『庭』がある。

「2020年 『小説版 韓国・フェミニズム・日本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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