旧約聖書を知っていますか

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 48
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103343158

作品紹介・あらすじ

預言書を競馬になぞらえ、ヨブ記をミュージカルに焼き直し、その構成をするめにたとえて、「旧約」を一刀両断。細かすぎる枝葉は一切カット。従来の諸説にとらわれず、意味のとりにくい箇所を素直な眼で分析・推理。西洋の原点たる大作に取り組んで10年。満を持して贈る、阿刀田式古典ダイジェストの決定版。

感想・レビュー・書評

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  • 面白い書き方がされている1冊!

    私の趣味は海外旅行です。
    海外に行くと、様々な習慣をもつ人と出会います。そんな習慣の中には、宗教の習わしもあります。
    もちろん様々は宗教のお祈り場所を訪ねることがあります。
    モスク、寺院、教会など。
    海外の文化や習慣、または宗教関連の観光スポットをより深く理解をしたいと思い、この本を読み始めました。

    イスラエルの主な宗教・ユダヤ教、クリスマスなどのイベントがあるキリスト教、今やキリスト教信者数を抜くと言われているイスラム教。
    これらの3大宗教に欠かせない1つが『旧約聖書』です。

    著書には聴いたことがある預言者がたくさん登場します。
    アダムとエバ(イブ)・ヤコブ・モーセなど。
    旧約聖書の内容にところどころ、著者がツッコミをいれるのが面白かったです。

  • 2015/11/05 読了

  • 旧約聖書を、びっくりするぐらい面白おかしく、でもわかりやすく解説してくれた本。何度か爆笑してしまった。

    旧約聖書は天地創造から始まり、アダムとエバ、カインとアベル、ノアの箱舟、バベルの塔を経て、アブラハムに至る。そして、アブラハム、イサク、ヤコブ、ヨセフと続いていく。

    アブラハム以降はイスラエルの民の歴史として考えられるとして、登場人物が多く覚えにくい聖書を理解するために著者が考えたのは、
    「アイヤー、ヨッ」
    これでアブラハムからヨセフまで、覚えられるんだからびっくり(笑)

    ヨセフのあとは、モーセ、ヨシュア、ダビデ、ソロモンとうつっていき、そこから国が分裂したことで話が枝分かれしていく。

    その聖書の構造について、著者はするめに似ていると述べる。
    天地創造~バベルの塔までがするめの頭。神話的な内容で、それ以降の記述と異なっている。
    アブラハムからソロモンまでは胴体。歴史的な内容についてつづられている。
    その後、いろんな話が出てきていることを、するめの足のように枝分かれしていると述べるのだ。


    基礎的な知識がない人が、通して読むには最適な本だと思う。

  • 面白いです、聖書好きの君に…

  • 宗教書ではなく軽いエッセイ風に旧約聖書を紹介した本。筆者がキリスト教信者ではないので、あえて信仰を持たない人のために書かれていて、読みやすいです。「旧約聖書はするめに似ている」と言いきり、その構成をするめに例えて説明するところがスゴイ。

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