源氏物語を知っていますか

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 95
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (491ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103343288

作品紹介・あらすじ

平安の世に舞い降りた「宇宙人」紫式部が鮮やかに描く男女の愛欲と孤独。野心と諦観。張り巡らされた伏線の糸。当時の貴族たちを夢中にさせた極上華麗な大河小説が阿刀田マジックでみごと現代によみがえる。

感想・レビュー・書評

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  • 途中で断念。半分くらいで人間関係がわからなくなってしまった。現代語訳版でよいので『源氏物語』を読んでみたいと思っているところ。(『タレーラン5』からの流れ)

  • 読み終えてみれば意外と易しかった。

  • 軽妙な語り口に加え、阿刀田高氏の作家としての視点からのコメントがちりばめられていて、どんどんページが進む一冊。

    源氏物語はあまりにも有名でとくに出だしから光源氏の映画極まる辺りまでは多くの人が知っているだろうが、原書自体がどうしても竜頭蛇尾?っぽく、後半になるにつれて物語自体の面白さやストーリー展開の一貫性が失われていく感があるが否めず、とくに「幻」以降を読み進めるのは忍耐力がいる。
    この本では阿刀田氏のナビゲーションのおかげで最後まで読み進められる。

  • 阿刀田の「知っていますか」シリーズでは一番シンプルかも。
    かなり分厚いが、それもそのはず、あらすじを最初から最後まで丁寧に追っているのだ。
    しかし、たんなる梗概だけであり、解説色は薄い。背景とか、研究史とか、ほんのちょっとふれるだけ。これだったら瀬戸内寂聴などの現代語訳を読むのと同じ。おもしろいものではない。

  • 『源氏物語』…正直、あまり好きではないけれど、何となく「読まなくてはいけない」ような気持ちで読んでしまう本。そもそも主人公の源氏に腹が立つし、薫のにえきらなさにも もやもやとしたものが残り、すっきりとしない。
    阿刀田氏の『知っていますか』シリーズは好きなので期待していたのですが、今回は『源氏物語』を要約したようなもので、少し物足りなさを感じました。わかりやすさでいえば、『あさきゆめみし』が一番ではないでしょうか。

  • 請求記号:913.36/Ato
    資料ID:50069980
    配架場所:図書館1階東館 め・く~る

  • 500ページ近くあるので、それなりに読了までには時間がかかりました。
    が、源氏物語全54帖をこのページ数で本質を損ねずに収めることができるのは、阿刀田高だからこそ、だと思います。

    源氏物語は、すべてが解明されているのかと思いきや、まだまだ謎があるんですね。
    ストーリーだけでなく、そういう部分も楽しむことができました。

    源氏物語の入門書としては、とてもいいと思います。
    が、それでも十分、人間関係がややこしい…。

  • 源氏物語全54帖分をざっくり約500ページ弱に要約.表紙では十二単の女性がPCやタブレットを所持しているが,中身の現代訳はそこまでぶっ飛んでいない.ストーリーの本線を,ときおり原文を交えながら丁寧に読み下している.原文に描写されている当時の風俗風習などは大変勉強になるのだろうけど,あらすじ本線に関わらない部分ということでバッサリカット.あんちょこには向かない.
    “サムシングがあったのだろう”とか“彼はそういうビヘイビアを大切にする”とかの表現はもう死語のような気もするけど,ざっくり源氏物語全体のあらすじを把握したい場合にはもってこいの本.

  • 源氏物語と言えば、教科書に載っていたものとあさきゆめみしくらいの知識しかない私。
    和歌など全然わからないので、少し和歌を紹介しつつ、わかりやすくあらすじを追う事がメインのこの本はとてもよかったです。

    にしても…、時代は違えど心は同じなんて言うけれど正直全然わからない。
    眉目秀麗で教養もあって家柄も申し分ない高貴なお方で芸事の道にも秀でている。
    もう女であっても男であっても一目見れば心惹かれてしまう人。
    それがこの物語の大前提。

    でも現代の感覚で読んでしまう私には、この男馬鹿なのか?馬鹿じゃないのか?なんて思ってしまう所がしばしば。
    何でそこで言いよれるの?とか。
    振り向いてくれないからってそこで恨み言とか言われたらドン引きですが…などなど。
    物語の雅な世界とか耽美な世界とかそういうものを感じる前に、もう源氏に腹がたってしまって…(笑)


    阿刀田さんも言われていますが、物語として、えっそれでいいの!?という部分も所々あるのですが、そういう所も知る事ができて面白かったです。

  • 「小説新潮」に連載された18章の単行本化。

    タイトルどおり源氏物語の紹介本。
    全文訳ではなく、粗筋本の一種だが、原文や和歌の引用が
    あり、かなり丁寧にストーリーを追って解説している。

    人物像を際立たせいて、わかりにくい源氏物語をかなり
    わかりやすくしている。

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