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- Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103350514
作品紹介・あらすじ
祝世界遺産! でも同じ場所から同じ富士山を描いて、なぜこんなにちがうの? 強烈個性の北斎『富嶽三十六景』か、じっくりリアルの広重『富士三十六景』『名所江戸百景』か? 浮世絵風景画の2大スーパースターが、がっぷり四つに対決! 同一箇所で描かれた2人の富士山を並べて、細かく検証する、見て読んで楽しいヴィジュアルブック。果たして軍配は、どちらに?
感想・レビュー・書評
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風景画なら広重の方が味わい深い気もするが神奈川沖浦の絵を残した北斎も偉大だと思う。
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富士を世界のFUJIYAMAにまで高めた第一人者、北斎と広重。奇しくも二人は同時代を駆け抜けゴッホ、セザンヌなどに大きな影響を与えた。青を基調に幾何学模様をちりばめた北斎。物が動く一瞬を捉えた流動的・躍動的な作品が多い。これに対し広重は水色が基調とし写実的な鳥瞰図が多い。絵は穏やかで柔らか。独創的で個性的な二人の富士がそれぞれに相映じて趣をなしている。
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