吉祥寺の百日恋

  • 新潮社 (2014年2月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784103351313

感想・レビュー・書評

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  • 猫専用のウェッジウッドとかバカラのクリスタル・グラスが出てくる世界。哀しい結末。処々出てくる食事が楽しめた。鮮やかなマカロン、ダロワイヨのオペラ、プチシューのツリー、飾り立てたプロフィット・ロール、果物のカクテル、盛り沢山のズッパ・イングレーゼ、 籠に敷き詰められた生ハムとサーモンの薔薇、白薔薇の正体は薄切りにしたカマンベールに、ブリア・サヴァラン etc

  • この表紙、吉祥寺、帯に書かれた「歌舞伎で言う色悪」の文字。その3点で購入。
    こんな結末は苦手。どこかで読んだ手垢のついたメロドラマみたい。純愛ドラマみたい。結末でガッカリ。小説だからと有りえないあれこれを全部OKにして最後まで読んだのに。猫の姿を使った意味もありゃしない。

  • 最後の20ページで涙腺が崩壊してしまった。
    猫の社交界、恋をままごとのように眺めて読み進んだけれど、この結末を迎えるためだったのね。純愛もの。

  • 人間のまねごとのような社会を造り上げている猫達の話です。
    よくある賭けのつもりが本当の愛に・・・という話かと思っていたので結末に驚きました。
    何て言うか・・・錫乃介がかわいそすぎる。
    読むのを後悔するほど落ち込みました。

    でも世界観は好きです。シリーズ化して欲しい。

  • 人間の文化を模倣し、独特の生活様式を築く、猫たちの物語。
    時代設定は現代だが、猫社会の仕組みは、かなりレトロ。
    華麗ながら、見栄や駆け引きもある社交界は、明治か大正か、という趣。
    そんな猫たちを描く前半は、楽しかった。
    後半になると、謀略が陰湿で、世界が一変。
    後味は、あまりよくない。

  • 擬人化された猫の世界が耽美に書かれていて気楽に読んでいたのだけど、最終版の急転直下な変わり様には少し戸惑いました。
    終盤を急ぎ過ぎるというか、序章が長すぎるというか、バランスが悪くて後味がよろしくないです。

  • 評価が分かれそうだけど、雰囲気を楽しむものと思えばイケる。昼ドラ風。

    犬嗜好(シノフィリア)だの猫狂い(フェリノフィリア)だの、作者のHPにも詳しい設定がイラスト付で紹介されてました。

    美味しいものの描写がいっぱいあるので、それだけで幸せになります。(๑´ㅂ`๑)♡*.+゜

  • なにこれ。女ったらしの男や冷徹な女の話だと思って油断していたらラストで物凄いダメージ。なにこれ。なにこれ。ちょっと…あんまりだわ。

  • 純粋なのか、残酷なのか。。。勧善懲悪は無い。

  • 映画などにもなったラクロの「危険な関係」という本があるのですが(最近のコミックだと『子爵ヴァルモン(さいとうちほ)』)、それと筋がかなり似てます。インスパイアされたものなのでしょうか?オマージュ?盗作とまでは言いませんが、その点が大変気になってしまい、期待していたのに純粋には楽しめませんでした。擬人化された猫の世界や、実際ある地名・人名など工夫されたところは面白かったです。

    後で知りましたが、アマゾンの説明では「ラクロを基に…」と説明あるみたいです。本誌中に一言あっても良いのでは。
    予め、そうと知って読むのと知らないのとでは受け止め方も違うだろうし、作者もあらぬ疑いを持たれないで済むと思うのです。

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