藻谷浩介対話集 しなやかな日本列島のつくりかた

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 310
レビュー : 40
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103353713

作品紹介・あらすじ

『里山資本主義』に続く《目からウロコ》本! 農業、医療、商店街、限界集落、観光、鉄道、まちづくり……地元から奇跡が始まっている! 地域再生の現場を知り尽くす著者を驚かせた7つの意外な“現場の智恵”とは?  「ゆるキャラ」「B級グルメ」路線とは正反対の発想法で、地元の誇りを大切にしながら、より永続的にコミュニティーの活力を生み出す「地元の経営学」。

感想・レビュー・書評

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  • 社会
    ノンフィクション

  • ☆7名との対話集。B級グルメへの批判など
    1.新雅史 商店街はなぜ滅びるのか 県立 市立673ア、「東洋の魔女」論 市立783ア
    2.山下祐介 『限界集落の真実』 ちくま新書 県立 市立318ヤ 大学941、東北発の震災論 ちくま 県立 市立369ヤ 大学995
    (×小笠原泰 日本的改革の探求)
    3.山田桂一郎 「観光カリスマ」
    4.神門善久 日本の食と農 県立 8F自然科学612.1コ 大学612.1G55、日本農業への正しい絶望法 県立 市立612ゴ
    (藻谷:青森りんごもクオリティコントロールがなく粗悪品を売る業者を規制できなかったことからブランドが損なわれ、最近は輸出額が落ちている)
    5.村上智彦 医療にたかるな
    6.宇都宮浄人 路面電車ルネッサンス 7FS686.9ウ、鉄道復権 県立 市立686ウ
    7.嶋田哲夫 「ユーカリが丘」

  • 現場を大事にする作者さんと特定分野の現場に身を置き確固とした知恵を確立した「現智の人」との対談集。商店街,過疎集落,観光,農業,医療,鉄道,不動産開発というテーマを足がかりに社会を描き出す。信頼に足る作者さん,寡作なのが残念!

  • 藻谷さんと様々な人が対話した内容が書かれた本。
    いろいろな視点から今後の日本の地域を考えるヒントが書かれており、ハッとさせられることも多かった。

  • 【始読メモ】2014/09/27(土)
    日本中の田舎が、幸か不幸か踊らされていると言っても過言ではない、新書『里山資本主義』(NHK広島)の共同著者のおひとり。

    今年の春に発刊された、田舎の経営学をテーマにした対話集。
    気になってたけれど、意外と書店にないため、すっかり忘れてた σ(^_^;)。

    つい、時差ボケな寝ぼけ眼の勢いで買い込んだ書籍の1冊なり (^_^;)。

    … ☆ … ☆ … ☆ …

    §『しなやかな日本列島のつくりかた - 藻谷浩介 対話集 -』藻谷浩介
    (新潮社)1,200円

  • 筆者との対談集。
    商店街は百貨店に対抗してできた。百貨店が先。
    効率を考えると日本は東の端でなくなれば良い何ということになる。
    効率が悪くても残っているのには理由がある。
    東日本大震災で日本人の幸福度は上がったが、ハリケーンのあとのアメリカ人の幸福度は下がった。

  • <目次>
    第1章  「商店街」は起業家精神を取り戻せるか~新雅史
    第2章  「限界集落」と効率化の罠~山下祐介
    第3章  「観光地」は脱・B級志向で強くなる~山田桂一郎
    第4章  「農業」再生の鍵は技能にあり~神門善久
    第5章  「医療」は激増する高齢者に対応できるか~村上智彦
    第6章  「赤字鉄道」はなぜ廃止してはいけないか~宇都宮浄人
    第7章  「ユーカリが丘」の奇跡~嶋田哲夫

    <内容>
    『デフレの正体』『里山資本主義』を書いた藻谷浩介さんの2013年の対談集(「新潮45」)。7人のその道の泰斗とその専門分野で高度成長を終えた日本の将来について忌憚なく語る。問題点がえぐり出されているが、共通しているのは高度成長期に成功を味わった人々(政治家や地域のドンなど)が、その味が忘れられず、本当に日本の将来(地域の将来)に危機感を感じている若者の足を引っ張る姿(医療に関しては、普通の高齢者そのものが足を引っ張る)。日本人は何も気が付いていないが、最高の社会を築き、動かしてきていて、無理矢理新しい(復古的な)政策や対策を打たなくても、世界最高水準のレベルなのだ。それは本当に先進している。例えば高齢者政策は、医療でも福祉でも保険でもどの国も達していない高齢者社会なのに、平均的には破綻していない(問題点は多々あるにしても)。それを後進国(例えばアメリカ)のマネをしたりして、今後の日本をわざわざ破綻の方向へと導きつつある。政治家や経済界の既得者特権や事なかれ主義の役人たちがそれを助長する。
    われわれがすべきは「新しい社会」を築くこと。それが人口減で苦しむであろう若者たちに明るい未来を渡すことだと思うが…。

  • 夕張市に関して、全く知りませんでした。世の中というより、日本は未熟な国です。

  • 足元の一歩一歩を大切に生きている人たち。
    特に商店街、限界集落などきになるキーワードに触れ、元気ももらえる。

  • 人口減少、少子高齢化、過疎化、地域の劣化・無個性化、商店街や集落の存廃の危機、医療や鉄道の崩壊、眼前の利益や経済成長を追い求めるグローバル競争社会。
    これからの社会に立つ将来世代にとってはお先真っ暗になりそうなことばかりだが、

    事態を正しく認識し、真の原因にメスを入れて取り除く。
    また、次代を担う子どもたちが地域社会で幸福に過ごせるためには、どうなってればよいかのゴールを明らかにし、それに向かって、地域住民で一体となって、足元のことから一歩ずつ、地道に具体的に進んでいくこと。

    こうすることで、それらの危機的状況はひとつずつ打開できるという希望が湧いた。

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著者プロフィール

1964年、山口県生まれ。㈱日本総合研究所調査部主席研究員。1988年東京大学法学部卒、同年日本開発銀行 (現、㈱日本政策投資銀行)入行。米国コロンビア大学ビジネススクール留学、日本経済研究所出向などを経ながら、2000年頃より地域振興の各分野で精力的に研究・著作・講演を行う。2012年度より現職。政府関係の公職多数。主な著書に『実測!ニッポンの地域力』(日本経済新聞出版社)、『デフレの正体』(角川oneテーマ21)。

「2012年 『藻谷浩介さん、経済成長がなければ僕たちは幸せになれないのでしょうか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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