「全世界史」講義 I古代・中世編: 教養に効く!人類5000年史

著者 :
  • 新潮社
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レビュー : 42
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103364726

作品紹介・あらすじ

「教養の達人」のライフワーク、ついに登場! 文明の誕生から現代まで、人類5000年の歴史を一気読み! 複雑な歴史の流れが手に取るようにわかる渾身の名講義! 歴史の新常識をふんだんに取り入れた人類共通の歴史「5000年史」を学べば、世界がひとつにつながり、歴史がいきいきと動きだす。現代人必読のグローバルスタンダードの教養。

感想・レビュー・書評

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  • 紀元前3000年からの5000年史を、1000年or500年or100年単位に分けて描く。本書は、14世紀までを扱う。

    各時代のヨコの流れや、前後の時代とのつながり(タテの流れ)が分かりやすく記述されている。
    「世界はつながっており、相互に影響を与え合ってきた」という、当然ながらも見落としがちな事実に気づくことができる。

    歴史を学び直したい人には特におすすめ。
    昔の学校教科書で習った歴史とは異なる、いわば「歴史の真実」が随所に現れており、わくわくさせられる(ローマ帝国の実態、モンゴル帝国の近代性・合理性等々)。

  • 同著者の前著「仕事に効く」は読了済み。
    5千年紀で歴史を捉えて、同時期の世界を包括的に解説する手法。
    (前著とよく似ている)
    前後編の2巻構成だが、2週間で前編を読むのがやっとである。
    馴染みのない固有名詞が唐突に再登場する書き方が多用されるので、読むスピードがどうしても落ちてしまう(中東、モンゴルはページを右往左往)。
    まあ、細部に気を取られず、流れと教訓をフワッと感じ取れればよい本である。

    偉大な君主が登場して発展した大国は、君主の逝去後、分裂、滅亡パターンが多い。それをなんとか耐えると数百年オーダーの長期王朝となる。
    しかし、長期的な平和で文化に爛熟兆候が見られると、衰退へのフラグとなる。
    etc.

  • これ、2018年に文庫版がででます。世界史を歴史の専門家じゃない人が、通史で語り直すなんて、なんか意味あんのとか思って読み始めたんですが、とんでもない大間違い。これ、今どきの大人、必読本です。歴史って知らないことばかり、学校で教わったことも最近の研究ではすっかり変わってるし、今の生活を生きてる僕らにとってこれをどう理解すればいいのかって観点で語っているので、すごくためになる。

  • 各地域ごとの歴史のつながりを意識して書かれています。
    宗教の部分が詳しく書かれていたのが新鮮でした。

    1.この本を一言で表すと?
    ・紀元前3500年のメソポタミア文明から、紀元1400年の中国、明王朝までの世界史まとめ

    2.よかった点を3〜5つ
    ・イスラム教の成り立ちから宗派対立
     →カリフが宗教的にも政治的にもトップであることがわかった。

    ・キリスト教。
     →時の権力との関わりが深いことがよくわかった。

    ・中国の王朝と遊牧民
    →p123の図がわかりやすい。

    2.参考にならなかった所(つっこみ所)
    ・王室の系統図みたいなものが欲しかった
    ・セクションごとに、話題となる地域の地図を載せて欲しかった
    ・絵や考古学的遺品から類推するのではなく、人間が生きて考えた証拠である文字を基本に歴史を語っているが、偏った結果になっていないだろうか?

    3.実践してみようとおもうこと
    ・とくになし

    4.みんなで議論したいこと
    ・どのあたりの時代が面白いと感じましたか?

    5.全体の感想・その他
    ・歴史を学ぶには、宗教と政治の関わりを理解することが重要だとわかった。
    ・現代社会に活かしていくには、続編の近現代史を読まなければならないと思います。
    ・話が断片的な部分があったので、もう少しまとまって話したほうがいいと思います。世界史の基礎知識がないと読むのは結構大変だと思います。

  • とっても読みたいけど、Kindleになってからにしたいかも(^^;)

  • http://naokis.doorblog.jp/archives/complete_history.html【書評】『「全世界史」講義』 : なおきのブログ

    <目次>
    まえがき
    前史 人類が文字を発明するまで

    <第1部 第一千年紀―第二千年紀>
    1章 文字の誕生と最初の文明 (BC3000―BC2001)
    2章 チャリオットによる軍事革命 (BC2000―BC1501)
    3章 黄河文明の登場とBC1200年のカタストロフ (BC1500―1001)

    <第2部 第三千年紀>
    1章 世界帝国の時代 (BC1000―BC1)
    2章 知の爆発の時代 (BC1000―BC1)

    <第3部 第四千年紀>
    1章 漢とローマ帝国から拓跋帝国とフランク王国へ (AD元年―500)
    2章 一神教革命の成就 (501―700)
    3章 ムハンマドなくしてシャルルマーニュなし (701―800)
    4章 イスラムの大翻訳運動とヴァイキングの活躍 (801―900)
    5章 唐宋革命とイスラム帝国の分裂 (901―1000)

    <第4部 第五千年紀前半>
    1章 ユーラシアの温暖化と商業の隆盛 (1001―1100)
    2章 中世の春 (1101―1200)
    3章 パクス・モンゴリア (1201―1300)
    4章 寒冷化とペストの時代 (1301―1400)

    2016.12.29 予約
    2017.04.21 読書開始
    2017.04.29 読了
    2017.12.12 社内読書部で話題になる。

  • ・孔子「現状肯定、高度成長礼賛」、墨子「高度成長を止めて、堅実に守りを固めて生活しよう」、老子「成長の是非などどうでもいい。精神の高みが大切。大切なのは自然に生きること」。しかし、中国の思想の主流になったのは法家「法で広い国を治める」。商鞅は秦で変法と呼ばれる国政改革を実行、秦を最強の国に。法家を集大成したのは韓非
    ・鮮卑の六つの有力部族の一つ拓跋部が、五胡十六国という混乱状態に終止符を打ち、北魏(386年)を建国。隨、唐へと続く支配国家をつくった

  •  
    <本書の目次より>
    まえがき
    前史 人類が文字を発明するまで

    <第1部 第一千年紀―第二千年紀>
    1章 文字の誕生と最初の文明 (BC3000―BC2001)
    2章 チャリオットによる軍事革命 (BC2000―BC1501)
    3章 黄河文明の登場とBC1200年のカタストロフ (BC1500―1001)

    <第2部 第三千年紀>
    1章 世界帝国の時代 (BC1000―BC1)
    2章 知の爆発の時代 (BC1000―BC1)

    <第3部 第四千年紀>
    1章 漢とローマ帝国から拓跋帝国とフランク王国へ (AD元年―500)
    2章 一神教革命の成就 (501―700)
    3章 ムハンマドなくしてシャルルマーニュなし (701―800)
    4章 イスラムの大翻訳運動とヴァイキングの活躍 (801―900)
    5章 唐宋革命とイスラム帝国の分裂 (901―1000)

    <第4部 第五千年紀前半>
    1章 ユーラシアの温暖化と商業の隆盛 (1001―1100)
    2章 中世の春 (1101―1200)
    3章 パクス・モンゴリア (1201―1300)
    4章 寒冷化とペストの時代 (1301―1400)

    (以下は「II近世・近現代編」の目次)
    <第4部 第五千年紀前半>
    5章 クアトロチェント(1401―1500)

    <第5部 第五千年紀後半>
    1章 アジアの四大帝国と宗教改革、そして新大陸の時代(1501―1600)
    2章 アジアの四大帝国が極大化、ヨーロッパにはルイ14世が君臨(1601―1700)
    3章 産業革命とフランス革命の世紀(1701―1800)
    4章 ヨーロッパが初めて世界の覇権を握る(1801―1900)
    5章 二つの世界大戦(1901―1945)
    6章 冷戦の時代(1945―2000)

    終章 どしゃ降りの雨で始まった第六千年紀[/private]

  • なかなか面白かった

  • 読んでおいて損はない

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著者プロフィール

立命館アジア太平洋大学(APU)学長

「2020年 『「都市」から読み解く世界史(仮)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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