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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784103365914
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大学教授や非常勤講師のリアルな働き方を描いた本作は、主人公の瓶子貴宣が甥の誉と共に生活しながら、職場の厳しさや人間関係の葛藤を乗り越えていく姿が描かれています。大学に勤めることの難しさや、学歴と収入の...
感想・レビュー・書評
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タイトルからは、想像が付かなかった、大学の教授、助教授、講師の職種の様々なこと。
大学に勤める人→民間に就職できずに大学院に進んだあげくのなれの果て、のように描かれているのが私には、とても驚きだった。
一度そこで職を得ると、なかなか外の社会へ踏み出せず、しがみつこうとする。
有名大学を卒業した学歴があっても、専任講師になれなければ、年収は民間に新卒で就職した後輩を下回り、下手したら、生活保護スレスレの線になり得る可能性まである、と。
授業のコマ数が1増えるか減るか、書き上げるべき論文。研究のデータ取り…常に時間に追われている。さらに主人公の瓶子貴宣は、甥の小学生・誉と同居生活をしている。
食い扶持を稼がなくてはいけない切迫感。
無責任な姉に押し付けられた子育てだったけれどあ、3年も経つうちに、このまま続いていくと思い描いてた誉との暮らしが、姉しずるが突然、誉を迎えに来て…
面白く読めた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これはドラマ化待ったなし…と思いたいところ。
大学教授、非常勤講師のリアル、とも思える働き方や、政治的争いをエンタメとして昇華した作品。
とにかく主人公と誉くんの関係性がすごく良い。こんな子どもが欲しいと思えるほどにとても良い子。純粋な親子愛というよりも、人生を共に生きる相棒のような関係。
最初は自身の立場のために画策し、プロジェクトに巻き込まれた主人公が最終的には自分のやりたいことを見つけ、マル合の下僕から抜け出す(というよりも、マル合をうまく利用するギブアンドテイクの関係)展開はとても前向きになれる。すべての働く人に読んで欲しい、お仕事小説としての一面もある。
そして、本作1番の人気キャラと思われる薬膳先生…途中から薄々きづいていましたが、こういうキャラには弱い。
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面白かったけど現実味が無いと思いました。
小説やドラマの世界ですね。 -
関西の女子大に勤務する非常勤講師(博士号取得)のお話。ポスドクということばが前のタイトルには入っていたのようだが、本当にこのような生活なのだろうか。大変すぎる。。。
誉くんがたいへんいい子でとても救われた。 -
いくら大山さんのことがあるにしても
助けてもらっといて大和先生からの報酬があれでは
安すぎないか。
誉くんいい子だなあ。仕返しも含めて笑 -
トッカンも面白かったけど、これも面白かった。まるで漫画を読んでいる気分でサクサク読めた。続編を希望。
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性別が途中まで分からなくて想像させる書きぶりで
そうする必要がないような場面まで読み手は裏切られつづける
ミステリ風味が流石だし
なのにミステリ苦手な自分が読めるのは人間模様や人間そのものが中心やからやと思う
食えない薬膳教授が1番好感度高くて
主人公から疎まれ続けるのも
なかなか味わい深いし
誰が正しい、でない次元の話ばかり
薬膳教授の
瓶子くんの人柄まくしたてる部分が
わたしとしては1番もやついてたとこ
そこ言ってくれて嬉しいとなるから
ぜひ後半まで読んでほしいな
おもしろいなーーと続きが気になり夢中に読みました
大学院あるあるなのだとしたら、いろいろせつないなぁ‥
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マル合って、法律関係の話かなと思いながら読んだところ、大学の非常勤講師、ボスドクの話でした。貴宣は派閥抗争に敗れ、月収十万で姉の子供、誉を育てている31歳。専任講師を目指して、大和教授の研究に協力するも、最後に体調を崩して発表に至らず。甥とのやりとりがとても微笑ましく、誉のようなしっかりした子供は、何も与えられない環境からできるのかもしれないとさえ思った。
やられたことに仕返しするのにも、とても作戦が大切で、いつも直球勝負の自分を反省した。 -
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大学非常勤講師の学内での生き方奮闘記。
第一~七話
最終話
香櫨園女子大の非常勤講師・瓶子貴宜は、高学歴にもかかわらず、出身大学にて味噌をつけてしまい、低収入で多忙な非常勤に甘んじていた。
しかも育児放棄した姉の子供・誉との同居生活。
博士論文の合否判定ができる「マル合」を持つ教授の下僕となりつつ、研究を進めるが、誉の状況にも変化が。
根っからの悪になり切れない優男・瓶子は大学で生き残れるか?
親子じゃないけど、愛がある家族の付き合いが感動的。
続編期待します。 -
大学の非常勤講師の非常に厳しい生活……を送りながら、甥と同居している講師のお話。意外と家族もの的なところが面白かった。「ワーキング・ホリデー」が好きな人は面白いかも。続編出てほしい。
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坂木司さんの「ワーキング・ホリデー」シリーズの高殿さん版、という感じ。本作の方が硬質で、坂木さんと比べると読み進めるのに多少時間が掛かったけれど、その分深いところまで入り込む感じがした。貴宣の最後の仕返しがさらっと終わらず少しモヤっとした。
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国立K大大学院卒の学歴を持ちながら、現在は私立女子大の非常勤講師を務める甁子。
姉の小学生の息子誉と、少ない月収で細々と暮らしている。
目指すは専任講師の座。
その行方は、マル合に掛かっている。
大学の教授を取り巻くヒエラルキー。
小説やドラマに描かれる病院の様子にも近いものを感じました。
どこの世界にもあるのですね。
タイトルの下僕という程の立ち位置にいない甁子のこれからが楽しみ。
好きな研究を続けられる環境を手に入れられるようになるといいな。
最後の学問の下僕が真理だと思いました。 -
大学の正規職員を目指す非常勤講師であり、姉が育児放棄した小学生の甥を育てる大学非常勤講師の瓶子貴宣が主人公の一種のお仕事小説。
甥との関係などストーリー自体はそれなりに面白かったが、大学の内部事情の描写については、大学院に通っていた身として、本当にそうなのか?、ということが少なくなく、あまりリアリティを感じなかった。また、登場人物がキャラ立ちすぎていて、その部分もちょっと現実離れしているかなという気がした。 -
最近タイトルを変えて文庫化されたようですが、今の時代にそれはないな、と思うような箇所があるような…
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おもしろかったー!!
「そうだ、いつだって頭を使え。お前には武器がある。
訓練した脳みそに敵うものはない。」
自分の夢を貫き通す瓶子さん、ステキです!
誉くんと一緒に暮らせるようになってよかった!
ベストカップル!!
薬膳さんもナイスキャラだった。
彼らのその後、知りたいなぁ。
シリーズ化してくれないかな。 -
ちょっと読みづらかった。
薬膳が絡んでくる意味がわからず、
ただ最後のネタ役のためかよ…とがっかり。
研究者で成功するのは世渡り上手か
ホントに頭いい人だけだよね!
にしても研究者の研究は基本意味ないのばっか… -
17/02/25読了。ドラマ向きのストーリー
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勉強が出来るだけでは、世渡りは上手くいかない。かといって、勉強をしなくていいわけではない。
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