ご破算で願いましては: みとや・お瑛仕入帖

著者 :
  • 新潮社
3.22
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本棚登録 : 135
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103368519

作品紹介・あらすじ

なんでもかでも三十八文、江戸の百均「みとや」開店! ワケあり品も商います! 間口二間の小さな雑貨屋「みとや」。しっかり者の看板娘お瑛は、頼りない兄が仕入れてくる品々に、てんてこまい。山ほどの算盤、不気味な守り刀、恋歌が書かれた五枚の絵皿……。品物をめぐる謎が思わぬ人間模様を浮かびあがらせ、いつしか亡き父の秘密まで明らかに。兄妹の凸凹コンビが活躍する、晴れ晴れとしたよろず屋繁盛記。

感想・レビュー・書評

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  • 時代物、結構好きだな

  • 図書館より。

    飄々とした兄貴に振り回される、妹の話。あっさり読了。

  • ★2.5

  • うーん、普通。

  • 江戸時代の100円均一店―三十八文屋を営む兄妹の物語。
    主人公のお瑛ちゃんがまっすぐでいい子で好感がもてる。
    元気がもらえた。

    収録作品:ご破算で願いましては 月に叢雲、花に風 我が待つ君 めんないちどり 天神さまが寝てござる 化粧映え

  • 江戸時代に、現在でいう100均があったとは。
    基本ひとりで頑張るお瑛はけなげ。逆に兄は、いろいろ問題があって共感しづらい。店を放り出して出かけるとか、ちょっと不安になるコンビ。
    表題作がよかった。武士の直之が、慣れない商いを頑張る姿など、好ましかった。

  • 兄一人、妹一人だけの店。
    妹目線で物語が進むので、兄の行動が見えない。
    最終話を読んで「兄も辛かったろうなぁ」と思った。
    騙されたとはいえ自分が借金を作って、借金の形に店屋敷を取られ、偶然とはいえ両親も亡くす。手代が実は叔父で。自分たちに恨みを抱いている。元を辿れば自分の若旦那気質が原因かもしれない。
    妹の苦しみは描かれているので、読み手として分かりやすい。兄の苦しみは描かれていないのでより想像を書き立てられた。素直じゃないのがまた面白い。
    叔父も含めて、登場人物皆が幸せになってほしいと思った。

  • 2015.8.10

    今でいう100均の 三十八文屋を営むお瑛と長太郎 兄妹たちのあれやこれや。

    元は大店の子達だったのに、なぜにこうなった?
    こうなったからには仕方ない今をとにかく生きよう!
    楽しく生きよう!!

    しっかり者の妹 お瑛を中心に話が進みます。
    兄の長太郎は いまいち掴めない所があるが全ては妹を守るため?

    まだ続きそうな予感。

  • 読みやすかった。
    これまで作風がよくわからなかったが、少女マンガと気づいたら、納得。

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著者プロフィール

東京都生まれ。05年「い草の花」で九州さが大衆文学賞大賞を受賞。08年「一朝の夢」で松本清張賞を受賞し、同作で単行本デビューを果たす。’15年、幕末に浮世絵を守り抜こうとした絵師たちの姿を描いた『ヨイ豊』で第154回直木賞候補になり、歴史小説家として大いに注目さる。その他の著書に『花しぐれ 御薬園同心 水上草介』『連鶴』『墨の香』『父子ゆえ 摺師安次郎人情暦』『赤い風』『はしからはしまで みとや・お瑛仕入帖』『番付屋新次郎世直し綴り』『お茶壺道中』『とむらい屋颯太』などがある。

「2019年 『北斎まんだら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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