- Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103384069
作品紹介・あらすじ
灰谷文学の集大成。大河小説の第一弾。あなたは、もう倫太郎に会いましたか。天衣無縫の主人公の活躍が生きることの意味、学ぶことのすばらしさを問いかける。破天荒で天衣無縫の主人公小瀬倫太郎は、感受性鋭くとても魅力のあるヤツだ。ふてぶてしいほどに、ものを学んでいくその少年に、既成の社会や学校は反逆児のレッテルを張ってしまう。だが、彼の溢れるエネルギーは、そんな烙印をものともせずに突きすすんで行くのだった。
感想・レビュー・書評
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灰谷健次郎のなかでこの作品、特に幼年編が好きです。倫太郎とその周りの人々が好き過ぎてどうしよう。
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小〜中学生の頃に読んだシリーズ。大人になって読んだら、私の原点だと改めて思った、とても大切な本。
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りんたろうのおじいちゃんが大好き。4+5は9じゃないんだよ。
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※2006.11.3売却済み
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子育てに悩んだ頃 夢中になって読みました。天真爛漫な倫太郎も好きだが、彼を取り巻く大人たちの対応がかなり心にびんびんと響いていた。
やんちゃではあるが ワガママとは違う。大人よりも深く物事を考える倫太郎を、そのまた上から見守る親達。そんな親になりたい。そんな想いで読んでいたように記憶してます。 -
父の書庫から発見した本。
のびのびと育っていく倫太郎とそれを取り巻く大人達。こんなふうに育っていくのは実際には難しいだろうけど、色々考えさせられます。