山崎豊子 スペシャル・ガイドブック: 不屈の取材、迫真の人間ドラマ、情熱の作家人生!

制作 : 新潮社山崎プロジェクト室 
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103394518

作品紹介・あらすじ

初公開! 創作&取材ノート、生原稿、秘蔵写真、書簡、特別資料、そして……。戦後70年。多くの資料と証言で、今、明かされる、山崎文学「魅力」の秘密! 〈全作品案内〉や〈映像化作品徹底紹介〉〈担当編集者座談会〉に加え、山崎ドラマでおなじみの豪華俳優陣たちも特別寄稿。秘話満載で、小説・ ドラマが、100倍面白くなる! 〈船場街歩き〉や〈執筆の裏側〉など、グラフ頁も充実。プレゼントも実施。

感想・レビュー・書評

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  •  山崎豊子さん、1924年、大阪・船場生まれ、船場育ち。空襲、仕事、文学、恋・・・。戦時下の青春。1958年、34歳、「花のれん」で直木賞。社会派小説:「白い巨塔」「仮装集団」「華麗なる一族」。戦争三部作:「不毛地帯」「二つの祖国」「大地の子」。作家の使命:「沈まぬ太陽」「運命の人」「約束の海」(戦争をしないための軍隊)。2013年9月29日、89歳で没。新潮社山崎プロジェクト室・編「山崎豊子スペシャル・ガイドブック」、2015.7発行。

  • 読んでる途中であるが、取材への熱意が半端ない

  • 「約束の海」を読みたい

  • 花のれんを読む前に山崎豊子さんの作品全体を把握するため本書を読み始めた。
    まだ、これから熟読しよう。

  • すごい取材力。
    映画やドラマは観てるけど、(白い巨塔、田宮版・唐沢版、華麗なる一族、大地の子、運命の人は途中で挫折、映画は沈まぬ太陽)本は読んだことないんだよね。
    タイトルの上手さは抜群だと思う。
    渡辺謙、どうしても恩地元の役を演りたくて、直々に手紙をだしていたんだね。その直筆の手紙も載っていたので興味深く読む。

  •  山崎氏の作品が、時間をかけた綿密な取材に基づくものだったことが、今さらながら理解できた。

  • 取材に対する熱意と執念がベストセラーを生む。
    人間のどれどろした点を描いた方が、本質をつかめる。

  •  身びいき、売らんかな臭もしなくはないが、地域、家から社会へと広がりをみせた、数度の盗作騒動をものともしない、取材至上主義、情熱の大流行作家であるのは確かなようだ。

    「財産をなくしたら、また働けばよい。名誉を失えば、その名誉を挽回すれば世の人は見直してくれるであろう。しかし、勇気を失えば、この世に生まれてこなかったほうがよかったであろう」(p224 作家の姿勢として大切にしているゲーテの言葉)

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