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Amazon.co.jp ・本 (360ページ) / ISBN・EAN: 9784103394822
作品紹介・あらすじ
どうすれば、気持ちが伝わるのだろう? 出会ったことは、運命だったのか? この感情は、恋なのか、ストーカーなのか――。なぜ、さくらは、僕から離れようとするのだろう。どうして、松原さんは、別れてくれないの。婚約までした二人の関係は、はじめから狂っていたのかもしれない――。緊張感に満ちた文体で、加害者と被害者、ふたつの視点から「ストーカー」を描いた価値観を揺さぶる衝撃作。本から顔を上げた時、あなたは「愛」を信じられなくなる。
みんなの感想まとめ
人間関係の複雑さや愛の歪みを描いたこの作品は、ストーカーというテーマを通じて、加害者と被害者の視点がどれほど異なるかを鮮やかに示しています。主人公たちの関係は、初めは恋愛のように見えながらも、徐々に恐...
感想・レビュー・書評
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ストーリーは概ね想像の範囲内。多分、読んでモヤモヤするだろうなと思って読み進めたけど、案の定モヤモヤした読後感が残った。良し悪しは別として全く想像のつかない発想、世界観を持って接してくる人って居るよね、それって恐怖でしかないと思った。
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出版社に勤める松原と、マッサージ師のさくら。
さくらの客として出会い、二人は付き合い始める。
ストーカーという加害者と、被害者のふたつの視点から物語は進んで行く。
ふたつの視点がこんなにも違うものかと、徐々に追い詰められていく怖さがあった。
現実にもストーカー殺人と言われる事件はあるし、こんな風にちょっとしたことで歯車が狂って行くのかも知れない。
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結果は割と予想がつく話なんですが
松原のストーカーっぷりや
リベンジポルノ 仕事場への嫌がらせ
ゆがんだ思考が
とにかく怖いです
レイプもそうですが
女性側が圧倒的に傷ついているのに
どうして守ることができないのか
やったもん勝ちな世の中に
納得いきませんね -
ストーカー被害者と加害者それぞれの視点でものを見ているので、ストーカーになっていく流れがわかりやすかった。読み進めると被害者の甘さにイライラし、加害者の思い込みに気持ち悪さを感じる人が多いのではないかと思う。でも人間の深層心理など誰も正確に理解できるわけがないのだから、この加害者の思い込みも人によっては共感できるのかもと思うと少し怖くなった。ストーカー事件がなくならない現実、何ともやるせない作品だった。
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今まで何度もストーカーに関する事件などを目にしてきたが、被害者加害者の両者の視点から語られるものを初めて読んで戦慄した。
それだけ衝撃的でのめり込んでしまう一冊だった。
加害者の持つ歪んだあまりにも一方的な思考回路は理解に苦しむが、誰しも何か些細なきっかけでもあれば一線を越えてしまうことがあるかもしれない。
自分の思考や行動が「正しい」のだと、決めつけ信じてしまえば、
必然的に相手が間違っていることになってしまう。
「愛」があれば何をしても許されるものではないということ、相手には相手の生活や人生があり、感情もそれぞれが持っているものだということ。
恋愛において、一方的に別れを告げられることは悲しいし苦しいことだけれど、話し合いがもう出来ないのであれば尊重してあげることしか道はないのではないだろうか。
現在の法律や警察によるストーカー対策の遅れや当事者に対する対応に関して憤りを感じると共に、一日でも早く整備改善されることを願うばかり。 -
加害者、被害者目線で綴られるストーカー小説。
これは愛か!?
衝撃的な作品だった。
非常に読みやすく、被害者、加害者の立場から事実が交互に語られていく。
若干主人公の女性が自分と似ていて感情移入していまう。
自分の思っていることを上手く伝えられず、つい逃げてしまう。
その態度も誤解を生みこのような事態に。
世の中の怖い一面を知ることが出来た。
怖い小説だ。。。 -
衝撃的なラストだった。ストーカーがどういうものかわかる作品。
ストーカーもそうだが、ハラスメントやいじめがあると、「被害者にも原因がある」と言う人がいる。私も瞬時に考えてしまうことがあるが、口にしないようにしている。なぜなら、加害者を擁護につながるからだ。悪いのは加害者だ。 -
いつも読む速度はスローペースで何日もかかるのに頁をめくる手が止まらなかった。
あっという間に読み終えました。
怖かった、、、読み終わってもまだなお怖い。
ストーカーの加害者と被害者のお話。
それぞれの過去や1つの出来事の時のお互いの思い、どんどん歪んでいく気持ち、逃れられない怖さ。一方的だったり交差したり、とにかくゾクゾクしました。面白かった!! -
前回読んだ作品がちょっと合わなかったので
もう読まないかなぁと思っていたけれど
読友さんのレビューを読んだら、
読まずにはいられない。
怖いわぁ、これ!怖い。
ストーカーの心理って
淡々とどこかでねじ曲がっていく感じだった。
加害者も怖いんだけど、
それはもちろん。
しかし、この女性ははいろいろ間違える。
いやぁ、間違えてるよ。
取り替えない鍵とか、貰ったものを返せないでいるとか・・
被害者が正常な感覚でいられなくなるのが
怖いしそういう心理にさせてしまう何かって。。。
ホント怖い。
得体が知れなくて怖い。
加害者を加害者にしたのは
何だったのだろうか。 -
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同じ出来事であっても、それぞれの受けとめ方によってこんなにも違ったものに表現されるんだと思った。
どこまでも消えずについてくるものに対して恐ろしくなった。
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結末から語るのは好きじゃないけれどそれはもう鳥肌ものだった。
最近まで付き合っていた恋人がまさにこの松原タイプだった。逃げたし警察にまでお世話になったけど、松原との違いは相手の親がまだマシだったこと、そしてここまで執着する気力も金もなかったということ。
本当にこの手のタイプ意外にゴロゴロいる。
最初のさくらの優柔不断っぷりにはイラっとしたし、隙があるからとか思ってしまったし、受付の木崎さんの気持ちのが寄り添えたけど、なんかもう全てがうまい具合に合わさってすごい本だった。最初から最後まで心酔しきっていて、記憶の捏造がやばい。頭おかしいやたってどうしてこう、自分の都合のいいように記憶を改善してしまうんだろ。ハッピーエンドだと思っていたのに。
松原の会社で働く契約社員の田沢が案外サイコパスでやばかったな。ほんと、結末が救いようがなくて、意地悪くて、最高に面白かった -
怖いとは聞いていたけれど、本当に怖い。
一気に眠いの我慢してビクビクしながら読んだ。
松原の思考が本当に理解に苦しむ。一定数こういう男性っているのだろうか?私もこの手の方と過去付き合った事あったので思い出して怖かった。すごく似ている。
本当の話のようでリアルですごく怖い。
ストーカーと化していくこと、さくらの恐怖、こんな風に事件が本当に起きているだろうなと思った。 -
<内容紹介より>
出版社に勤務する松原とマッサージ師のさくら、二人は、付き合いはじめ、やがて別れる。それで終わりのはずだった。婚約までした男と女の関係は、はじめから狂っていたのかもしれない。
なぜ、さくらは、僕から離れようとするのだろう。
どうして、松原さんは、わかってくれないの。
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最初に付き合い始めるときから、周りが見えていないというか、フワフワした不安感を感じさせる二人でした。
案の定、すぐにお別れとなったのですが、双方ともに問題のあるメンタルをしています。
ストーカーの男に、被害者としての自覚が足りない(ストーカーを助長するような)女。
もっとも、実際にストーカー被害に遭われた方の体験談なども存じ上げないので、大きな事は言えないのですが。
なかでも、さくらが警察官に言われる、
「警戒し過ぎるということはない」
「ストーカーは尋常ではない努力をし、その努力に対して「運」が味方する。「運」を自分の味方にするため、ストーカーよりも努力してください。」
という言葉は非常に説得力がありました。
読後感は決して爽やかなものではありませんが、非常によく練られた作品だと感じました。
ストーカーとなる人の思考回路も、凡そこういったものなのだろう、と説得力のある描写であったと思います。 -
ストーカー加害者、被害者両面からのストーリー。加害者である男性がひどく、読んでてうんざりしてくるが、それだけうまく書かれている。最後には加害者の独白があるが、それがお見事。女性の心情も書かれているが、男性のがより深く描かれていた。ストーカーの心情がわかりました。怖いですなあ。女性の方は優しいというか弱いのかなあ、主体性がない人? 自分では考えられないなあ。男性も家庭の状況でああ歪んでしまったんだろうし、成長の中で信じられる、頼れる人が現れなかったのね。それはかわいそうでした。
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思ったより怖かったけど面白かった。
他の作品も読みたい -
読まなきゃよかった。何故この様な作品をかいたのか?何がきっかけで好きだった作家から離れてしまうかわからないが今回は地雷だったかもしれない。
著者プロフィール
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