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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784103398110
作品紹介・あらすじ
ここではないどこか、誰も書いたことがない世界を書きたい――気鋭の作家の新感覚小説! 失踪した音楽家の父を捜すため、西海岸の難関音楽学校を受験する脩。そこで遭遇する連鎖殺人――「アメリカ最初の実験」とは? ピアニストの脩が体感する〈音楽の神秘〉。才能に、理想に、家族に、愛に――傷ついた者たちが荒野の果てで摑むものは――西海岸の風をまとって、音楽が響き渡る……著者新境地のサスペンス長編。
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
音楽が持つ力と、その影響を受ける人々の姿を描いた作品は、深い感動を呼び起こします。主人公の脩が音楽学校での受験を通じて遭遇する試練や人間関係は、彼自身の成長とともに、音楽の神秘を体感させてくれます。特...
感想・レビュー・書評
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たくさんのアーティストが唄うように音楽は世界を変える事が出来るのかもしれない。たくさんのアーティストが唄うように音楽は世界を変えることが出来ないのかもしれない。
ただ、自分の世界は音楽によって変わることができた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
演奏中の流れるような疾走感のある描写に夢中になって読んだ。受験者三人組にはバンドを組んで欲しかったなという思い。
ヨハンや脩一の内面にもっと触れてみたかった。それぞれ障害と謎めいた過去を抱えていたからもったいないという気がした。魅力的な人物設定だと思う。 -
宮内悠介の描写する、砂漠や岩山の風景が好き。盤上の夜にもあったよね。
ひび割れるくらい乾燥しきった叙情。 -
失踪したピアニストの父を探すため、父が通っていたアメリカの音楽院に、情報を集めるべく入学試験を受けに渡米した脩。父の残したシンセサイザーの秘密や試験中に起こった殺人事件をからめながら展開される。作品を通して音楽がテーマとなっていて、音楽によって次第に精神を蝕まれる描写が、退廃的でリアルに感じた。脩とリロイの演奏シーンは圧巻だった。
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音楽に呪われた人々の再生の物語。途中まではハーモニー meets 奇書みたいな感じかと思いきや、軟着陸。あるもう少し風呂敷を大きく広げて欲しかったと思いつつ、音楽に打ち込む人々の描写がとても良かったです。
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掴みが弱過ぎ、キャラか設定で期待させて欲しいな
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ピアノとジャズを主体に音楽を大きな背景にもつ小説。
「蜜蜂と遠雷」と共通する部分を感じつつ(こっちの方が先に刊行された小説なんだが)、こっちの方がとんがっていてニヒルでクールな味わい。そこはやっぱジャズとクラシックというジャンルわけなんだろう。
伏線回収が少々荒っぽいのが残念。ほったらかしにはしていないんだけど、もっと掘り下げても良かったんじゃないだろうか?あっさりも味わいのうちなんだろうが、まだまだしゃぶれそうな素材なのに、なんだか勿体ない気がする。
つまり、続編というかこの世界観の小説をもっと読みたいぞっ、てことだ!
ドのシャープとレのフラットが区別できるような聴覚と感性、それを演じ分けられるような技量。そういう天性と努力をもって磨き上げられた奏者…カッチョ良いよなぁ。
怠け者で凡人の俺には、まったくもって届かない世界ではあるが。 -
音楽がテーマのミステリ/SF。演奏シーンの描写もよかった。
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嫌いじゃないけど、好みじゃない。
出会いの妙で「盤上の夜」「アメリカ最後の実験」という順で読んでいたら宮内悠介はマストバイリストに入らなかったな。 -
イベントでサインしてもらいました!
カッコよかったな〜
アメリカの音楽学校に入学したピアニストの少年がライバルの同級生と出会い切磋琢磨していくお話。そのうちに事件が起こったり失踪した父との確執も現れて話が壮大になっていく。
なんか青春小説ってかんじでめちゃくちゃ読みやすかったです。これまでの著者のペダンチックな作品より全然。
日系人と日本人の微妙な違いとかお互いにコンプレックスに思っている部分とか、細かいディティールはすごいわかるな。 -
宮内氏の小説を何作か読み、どれも面白かったため、新たに手に取るも、今までの作品ほどは心に響かず。そもそも音楽的知識、素養がないため、氏の多くの例えがよく理解できなかった事も一因か。
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音楽。サスペンス。
著者の作品としては読みやすく感じる。SF要素薄め。青春っぽい。
相変わらず知性を感じさせる文章はさすが。 -
ピアニストの櫻井脩はグレッグ音楽院の試験に挑むが,試験会場でマッシモとザカリーに会う.脩の父俊一もピアニストだったが,アメリカへ遁走して消息不明.ザカリーはシュリンク財閥の子供だが素晴らしい.テクニックを持っている.ザカリーのお目付け役のアルノから俊一の消息を聞き,リザベーションでパンドラと称する俊一が愛用していた楽器を見つける.ジャズ用語がふんだんに出てくるが何とか分かったので,楽しめた.試験の過程で殺人事件が発生し,模倣犯も多数現れる.脩は万一を考えてパンドラの予備器を調達しておいたが,それが功を奏して最終試験に臨んだ.全編にアメリカ西海岸の空気が満ち溢れている感じの描写が多く,楽しく読めた.アドリブを含めた音楽を文章で記述しているにもかかわらず,音が出てくるような感じがした.
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修はグレッグ音楽院の入学試験を受けるため、アメリカに渡った。
行方不明の父を探すためでもあった。
長い入学試験の最中、事件が起こる。
事件現場には、「アメリカ最初の実験」というメッセージが残されていて…。 -
失踪した父を探しに、ジャズの名門音楽学校を受験する主人公。試験の過程や、楽器「パンドラ」の設定などワクワクする要素もある中、謎の事件やそれぞれの登場人物の抱えるものなどシリアスな面もあり……
色々詰め込まれすぎていて、どんどん視点が変更するのについて行くのがやっとで、個人的には消化不良。(読解力のなさゆえですが)
でも、宮内さんの独特の文章は好きです。
試験での駆け引きや音楽への熱量、脳と音楽の関係など、音楽関連で興味深いトピック満載でした。 -
失踪した父を探してアメリカのグレッグ音楽院を受験しにきた脩。父は一時期、謎の楽器”パンドラ”を使うジャズピアニストとして知られていたことがわかり…
脩や受験する仲間たち、失踪した父やその関係者たちそれぞれの音楽に対する思いが心を打つ。音楽とは何か、音楽は人をどう変えるのか、という重いテーマのわりに読みやすくエンタメ性が高い。登場人物それぞれの背景はそれだけで一冊の本になると思うのだが、ストーリー展開とともにあっさりしすぎでもったいない気がする。
もう少しで大傑作だったかも。 -
好みが分かれる作品だと思った。私にとっては、可もなく不可もなくという感じ。
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