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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784103405146
感想・レビュー・書評
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「オイル」
ある意味の戦争もの。途中で読むのを中断してしまったので主旨が伝わってないかもしれませんが、戦後日本で「ありえたかもしれない日本」を描き、戦争そのものに対する批評を与えるということに成功していると思います。
「ロープ」
序文の「稽古場でいつもいるプロレスについて熱く語る人」についての話から、すでに共感してしまいました笑
内容はいきなりリングとレスラーという演劇らしくない設定で面喰いましたが、徐々に宮台流の言い方になると「ネタがベタになる(なってしまう)」恐怖みたいなことが浮かび上がってきて、面白く読みました。
ラストの幕のおろし方も感慨があって秀逸だと思います。
「THE BEE」
筒井康隆風のスラップスティックエログロコメディ。ゲラゲラ笑いつつ、少し肝も冷やしながら読ませていただきました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
収録されている「ロープ」は秀逸。
暴力のこわいところは止めどころがわからないことだ、というどこかで聞いた言葉を思い出した。 -
「ロープ」の藤原竜也が忘れられない。
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戯曲は三編。
「オイル」はあまりにも漠として、ガッツリこない感じだったわ……
う~ん要素だけがばらまかれて、お話として太いものがない感じ???
その点、「ロープ」と「THE BEE」は印象が強い。
「THE BEE」はスゴイ^^;こんな状況絶対ヤダけど、スゴイ。
「ロープ」は伝えたい戯曲の魂と、(あらゆる意味での)ファンタジックさ、いじらしさが見事に融合していた感。
と言いますか、「THE BEE」の原作を書かれた筒井康隆先生はやっぱスゲエ@@
藤原竜也君は、舞台人に愛されてるなあ……
「ロープ」と「THE BEE」の野田先生の序文が笑える。
……もちろん内容的には笑えないんですけど。
思わず「ブハ!」と吹き出してしまうような切り口から攻めるから、笑ってしまう…… -
2019年1月23日に紹介されました!
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野田秀樹さんの戯曲集。
「ロープ」「オイル」「THE BEE」 収録
2007年 NODA・MAP番外公演「THE BEE」 日本バージョンに近藤さん出演 -
善意と悪意の間にある暴力について。
舞台を観たい! -
『オイル』『ロープ』『THE BEE』収録
野田秀樹、すごい、すごいんだけど独特の言葉遊びがわたしにはわかりにくかったりする。でも言葉遊びのなかでこそはっとさせられる言葉がある。
筒井康隆原作の『THE BEE』すごかった。
思わず息をとめてた、こわくて。
演劇の中の暴力性、興味あります。 -
演出家、野田秀樹さんの戯曲集。
見事に読者の期待を裏切ってくれる3作品。衝撃だった。
「まるで世界中が催眠術にかかっている。
ぼうっとしながら、くり返し、くり返し、ロープにはね返っては戻ってくる。そしてドーン。そこで止まれないのか。止まれるはずだ人類ならば。」
エスカレーター式に加速していく暴力の連鎖。21世紀に生きる私たちはまさに戦場のレスラー。
読み終わったあと、心にずっしーんと重いものが残ります。決して感動はしないし、涙を流してさっぱりもしない。でもそれって大切なことじゃないですか?なんでこんな重い気持ちにさせられるのかを考えさせてくれるから。
野田さんは「21世紀を憂える」とはいっても、その根底にはちゃんと愛があるんだなぁ・・・と。だって言ってるじゃない、「21世紀を愛でる戯曲集」でもいいんだ、むしろそんなものを作って欲しいと。
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