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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784103405160
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
テーマは、私たちが直面する社会の狂気や責任についての深い問いかけです。戯曲は、書道教室を舞台に、地下鉄サリン事件に繋がる物語を描き出します。観客は、主人公と共に「弟」を探る過程で、自らの立場や言葉の重...
感想・レビュー・書評
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「ザ・キャラクター」
この戯曲がもつコトバをどこまで理解できているだろうか。
問題は、このマドロミという存在だ。
私たちははじめ、マドロミとともに「俤」の中の「弟」を探そうと書道教室にするりと入り込む。
そして、探るために、自分の言葉でこの集団の狂気を増長させていくにつれて、あることを知る。
弟は、地下鉄サリン事件(そう言い切ろう)の犯人であった、と。
書道教室に騙されていた、殺された、被害者の家族という立場から、
結局最後に気がついてみれば自分は加害者の身内であり、
また、自分さえあの事件を増長させていった人間の一人へ。
私たちは、間違いなくつきつけられている。
お前は、まだ目を覚ましたくないのか?
まだ、それでもまどろんでいる気なのか?
批判するその言葉、慰めのその言葉一つ、すべてに責任がある。
「幼い」では許されないのだ。
幼くてもいーじゃん!な論調に断固としてNOを突きつける。
勇気のいる話でもあると思う。
マドロミは私たちだ。
自分は、あの集団の狂気と、この社会で起きているできごとと、
それらを傍観しているだけの存在で、まったく関係がない、
と心のどこかで思っている私たち全てのことだ。
私たちは、今起きている何事とも無関係ではない。
一人一人が自分の問題として、引き受ける必要性のあることだらけなのだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『ザ・キャラクター』
ちょっと言葉にならない。
『表に出ろいっ!』
過去作セルフオマージュ満載。
能楽師の父は『TABOO』。「水を」は『パンドラの鐘』。
統一教会問題に揺れ、ジャニーズ問題に揺れた2023年-24年に再演してほしかった。
『南へ』
ナンセンスな戯曲だと思う。真面目に演出しすぎたんじゃないかと思う。青森のキリストの墓、それから熊沢天皇ネタ、すきだよなあ。天皇とサンカ、『異形にされた人たち』にも通じる。 -
『ザ・キャラクター』ギリシャ神話と現実が曖昧に絡まり、26年前に起こったあのカルト事件に繋がる。コメディで始まり、シリアスで終わる。独特な漢字の言葉遊びやドタバタ感、演劇でないとニュアンスを捉えきれないので映像が観たい。意図せずして3日前が丁度あの日だった。
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信じるって何なんだろう。
ザ・キャラクター。最初は笑えるのに
だんだん笑えなくなっていく。何かにはまっていく
時というのは、快感も常に伴わなきゃダメなんだなって、
読むという客観的行為によって再認識。 -
やっぱり野田が好き。
野田の戯曲を読むと、日本語を改めて好きになる。 -
「ザ・キャラクター」「表へ出ろいっ!」「南へ」収録。
冒頭「ザ・キャラクター」公演パンフレット収録の「世界に通用しないモノを創る」という文を読んで、自分が日本人であり、日本語のおもしろさがわかり、その上でこのような作品に舞台で、さらに文面でふれることができる喜びをあらためて感じた。「表へ出ろいっ!」だけ舞台で観なかったのが、戯曲を何度も読むたび悔やまれる。 -
「ザ・キャラクター」「表へ出ろい!」「南へ」の三本立て脚本集。「ザ・キャラクター」が一番面白かった。「南へ」を観に行きたかったので、購入。(もう公演は終わってるので。。)野田秀樹、初めて読んだけど、結構面白かったから、ぜひ公演に行きたい。
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11.4.20 忘れてた! 11.5.1~
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