一寸さきはヤミがいい

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103413110

作品紹介・あらすじ

「死ぬの大好き」のひと、ついに逝く。絶筆コラム「遠きみやこへかへらばや」を収録。有吉玉青、藤原正彦両氏の夏彦追悼も必読。

感想・レビュー・書評

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  •  諦念と開き直り、やせがまん、でも筆の余白には温かい思いやりが。山本夏彦「一寸さきはヤミがいい」、2003.2発行。 ①祖国とは国語だ ②戦後の日本人が失った大きなものは古典(日本人は無国籍人に) ③人は生きている限り同時代人 ④何用あって月世界へ? 月はながめるものである。

  • ふむ

  • 「死ぬの大好き」のひと、ついに逝く。『週刊新潮』に連載された「夏彦の写真コラム」を単行本化。絶筆コラム「遠きみやこへかへらばや」や有吉玉青、藤原正彦の追悼文も収録する。
    (2003年)

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著者プロフィール

山本夏彦
大正4年東京生まれ。コラムニスト、作家。「室内」編集・発行人。昭和22年『中央公論』に発表した「年を経た鰐の話」が坂口安吾らの目にとまり、注目を浴びる。その後、出版社勤務を経て昭和33年、月刊インテリア専門誌『木工界』(36年に『室内』と改題)を創刊し、以来編集に携わった。『週刊新潮』『文藝春秋』などにコラムを連載、一貫して、世相をするどく諷刺する辛口コラムを得意とした。昭和59年第32回菊池寛章を受章。
著書に『日常茶飯事』『編集兼発行人』『死ぬの大好き』『完本文語文』『「室内」40年』『私の岩波物語』などがある。平成14年に10月に死去した。

「2022年 『無想庵物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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