孫物語

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 101
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103456230

作品紹介・あらすじ

「子どもより孫の方がかわいい」と言うけれど、そんなことは……ありました! あまり大きい声じゃ言えないけれど、こんなに楽しいことはない! 突如、男女男の孫がシーナ家のすぐそばに越してきた。はるか昔に書いた『岳物語』の息子・岳の子たちは小学生。本好き、おませさん、活動派の3人は、家の外でも室内でも、今日も何かをやらかしてくれる。71歳、イクジイ・シーナの奮闘スーパーエッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • 若いころから冒険して、仲間と一緒にヤンチャして、いつのまにかいい歳になった椎名さん。いつまでもカヌーくだりや馬に乗って山を走りまわるわけにもいかないだろう、と思ってひさしぶりに読んだ本は「いま、死にについて考える」でした。椎名さんもじいさんになるんだな、死について考えたりするんだな、と思いつつ、墓や葬への新しくて深い視点がまた新鮮に感じました。

    一方で、今度は孫との日々を、こんなふうに楽しんでるなんて、とまたその視点と語り口が、本当に楽しいそうで幸せそうでたまりません。

    こどもとともに食卓を囲み、日々の発見を語り合うのは、本当に「黄金の時間」だと思います。

    それに気づくのが早いほど、人生はきっと、もっと美しい時間になるのでは、と考えさせられました。

  • 『岳物語』から何年経つだろうか、それを思い起こさせる本著。岳も親となり、椎名誠はじいじになった。孫三人の名は、波太郎、小梅、流。この三人の孫と椎名じいじのお話、エッセイ。

  • 椎名さんの孫語り。
    椎名ファンとしては、予想して読んだ内容であり、予想を裏切らない内容で、満足です。
    いろいろ、ホッコリしました。

  • 親戚のおじさん、または祖父くらいの立ち位置が
    一番本人の魅力が発揮できることだろう。

  • いい子に育ってるなあ。

  • あの「岳物語」が「孫物語」になったのかと思うだけでしみじみするものがある。こちらも同じスピードで歳とってるわけで。

    半分は興味本位で、岳さんはアメリカでプロボクサーになったというあたりの情報で止まってるのでそれからどういう人生をおくっているのだろうと思ってた。アメリカで仕事につき日本人と結婚、子どもをもうける。新たな仕事探しと出産の関係で帰国そこで再就職したようだ。
    それで孫三人との話が始まり、これがなかなか個性的で面白い。

    孫がかわいいというような話をテーマにするのはあまり好ましくないのだろうが、椎名さんの筆にかかると共感が生まれ、どこか思えば遠くへ来たもんだという感慨に人生の鬱屈と安らぎみたいなものを感じ、また子どもが住みにくい日本の実情なども感じられ奥行きのあるものになっている。孫達に幸あれ、椎名さんにもと思いますね。

  • あと20数年後、自分の周りに怪獣達がいるかな?こんな楽しいジジイ生活、送りたいもんだ。
    三人居るから、誰かは結婚して…まずは親として子を育てないことにはジジイにはなれん!とりあえず頑張るかね。

  • 孫は目に入れても痛くないって言葉にぴったりなお話が
    満載の本。
    シーナ爺はまだまだ元気なのだが、
    それ以上に孫は好奇心旺盛で楽しい毎日。

    いつか孫を持つと分かるんだろうなあ。

  • ひとつの家族がみんな揃って食事をする時間など本当に短い

  • あのシーナがイクジイ大活躍。嘗ての椎名誠の名作「岳物語」が戻ってきたかの、今度は「岳」の子供たちシーナの孫の話。70歳を超えたイクジイ・シーナの奮闘エッセイ誕生。

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