二世

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 45
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103502616

作品紹介・あらすじ

僕はこの本を書かなければならなかった。父・尾崎豊と再会するために。僕の父は尾崎豊。僕は彼のことが大好きだった。彼になりたいと思うくらい。それなのに、いつしか彼の息子であることを隠して生きるようになり、自分の中から彼を消し去ろうとさえした――父との“邂逅”を経て、息子は父と同じミュージシャンの道へ踏み出していく。26年間の“魂の遍歴”を率直に書き綴った決意の書。

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりにもの凄く感情移入した

    著者の文才で一言一句読み入った

    尾崎豊の楽曲は昔も今も好きで、FRaUの繁美さん(豊の妻で著者の母)の連載を愛読

    息子さんである著者の本を知り読みたくなった

    二世の誇りと意地と、父との死別後の母子の苦悩や親子愛に感動した

    尾崎豊の曲を聴き直し、カラオケで歌いたい

  • さらっと読めるんだけど、すっと心の中に入ってくる文章だ。ここまで自分の気持ちを整理して表現するまでの道のりは、平坦ではなかっただろうけども、その苦しさも含めて良い具合に自分を突き放して客観的に表現している。

    音楽を作る側の人の音楽の聴き方って、ただの音楽ファンとは全然違うのね。

    トリビュートアルバムの時も思ったけど、若い頃に尾崎豊のファンで、体制に反抗していた(あるいは、尾崎豊の曲を聴いたり小説を読むことで反抗したつもりになっていた)青春を大切にしているおじさん達が、体制側にしっかり組み込まれた今になって、尾崎豊の息子にあーだこーだ言っているのが、なんだかすっごくおもしろい。まあ他人事なのでね。本人にとっては面白いですむことじゃないだろうし、気の毒だなとも思うけど。アルバム探してみよう。

    尾崎裕也にとって、「父親」を一番感じられるのは尾崎豊が残した楽曲や作品、写真や映像に触れる時なんだ。子どもが外の世界へ向かって行くには父親の存在が不可欠。尾崎裕哉が音楽へ向かっていくのは当然だ。

    尾崎豊が亡くなったのは、私が生まれる前と思いこんでいたけど、生まれた後だったのか。ラスト付近までユウヤさんだと思いこんでた。ヒロヤさんね。本の前の方で「ヒロちゃん」と呼ばれてるのに、スルーしてたわ。

    尾崎家と関係があるかは分からないけど、飛騨高山には本当に尾崎城という城があったみたい。同名の城が他にもあって、そっちの方が有名っぽい。

  • 親が伝説的な人というのは苦労が多いことでしょう。
    長嶋一茂もしかり。

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