ハッピーアワーは終わらない: かがやき荘西荻探偵局

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 279
感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103503828

作品紹介・あらすじ

ぼーっと生きてますけど、なんか文句ある? 今宵も発泡酒片手に難題をゆるっと解決! 長身、メガネでミステリオタクのリーダー・小野寺葵、謎の方言を操る元ヤンの占部美緒、黒髪JKコスで自称19歳の関礼菜。そんな西荻窪で暮らす金欠アラサー三人組が、滞納する家賃を返すべく探偵に!? 鮮やかな推理を携え、下世話根性丸出しで難事件に挑む。そうアタシ達、やればデキる女なんです。

感想・レビュー・書評

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  • シェアハウス「かがやき荘」のアラサー女子三人組が家賃滞納と引き換えだったり巻き込まれたりで関わった事件を解決するシリーズ二作目。様々な所に無茶が効く最強大家の法界院夫人を含め皆個性がはっきりしていて掛け合いのゆるーいノリは安定。そのゆるいままで推理に進むからあちこち寄り道があるけど最後はきちんと着地する、いや若干揺らぎあるのもあるけどまあ安心して読める。「若きエリートの悲劇」が掛け合いも含めて好み。「長谷川邸のありふれた密室」もシンプルだけど良い。シリーズタイトル変わったのなんでだろう?

  • 探偵稼業を始めた金欠アラサー3人組が、発泡酒片手に難題をゆるっと解決! “かがやき荘”シリーズ第2弾。
    ・・紹介の”ゆるっと”の割には厳しい事件もあったな。礼菜はよく疑われるんだ。それにしてもアラサーで、仕事はアルバイトで、酒盛りしてて、みんなよくそれで生活やってけるなぁ。もっと仕事できそうなのに。

  • 「かがやき荘西荻探偵局シリーズ」の第二弾。かがやき荘で同居する3人のアラサー女性が、滞納した家賃の見返りに探偵をさせられる、というパターンの連作短編集。
    東川さん、幾つもシリーズがあるけど、シチュエーションが違うだけで謎の出し方と解き方は変わらないねえ。今回も論理的と言えるかどうか微妙な謎解きに終始していました。気楽に読めてそこそこ面白いから、新作が出れば必ず読んじゃうけどね。

  • 第二弾ですね。

    楽しくいっきに 読めました。

    この三人の キャラが 最高です。

    葵さんが すべて 問題を解いてしまうのが

    ちょっと 残念ですが。

    第三弾 期待しています。

  •  昨年6月に続編が出ていたことに、今頃気づいた次第である。帯によると、“かがやき荘”シリーズと呼ぶのか、これ? とにかく第2弾が刊行されていた。

     元々、ブレイク後の東川篤哉作品に好意的とは言えない自分だが、このシリーズの前作については、かなり貶してしまった。このキャラクターたちは、単行本1冊で使い捨てられていくだろうと書いている。つまり、続編が出るわけがないと思っていたのだが、それなりに売れて需要があったということか。

     キャラクター説明は前作の感想でもご参照ください。Case 1、若きエリートの悲劇。若くてイケメンで仕事ができて誠実。非の打ち所がない彼の、ささやかな秘密とは。某氏の作品で読んだことがあるネタだが、せめて彼の名誉だけは守ってほしい。

     Case 2、ビルの谷間の犯罪。3人組の1人が、殺人事件の容疑者になった経緯とは。堂々と匿う法界院家もすごいが、何とも間が悪いというか引きが強いというか。探偵役以外のメンバーに、存在意義がある1編とは言えるだろう。

     Case 3、長谷川邸のありふれた密室。ありふれていない密室トリックなどもうないが、意外と感心させられた1編。このパターンは知っていたが、探偵役のようにロジカルに導けなかったのだから、偉そうなことは言えない。いや、言っているか。

     Case 4、奪われたマントの問題。第2作に続き、受難の彼女。彼女がそういう趣味なのは別に悪くないが、これもまた引きの強さの1つなのか。この結果に探偵役が気に病むことはないが、それでも無念さは残る。逮捕に繋がったのがせめてもの救いである。

     さて、全4編、動機も犯行もすべて現実の事件のように短絡的だ。そして、シチュエーションはいずれも意図したものではない。複雑さも周到さも一切ない。その点が新鮮といえば新鮮かもしれない。3人組のキャラは前作より立ってきたが、啓介の存在感は相変わらずない。と、また揚げ足をとるようなことを書いてしまった…。

     本格ミステリ作家クラブ現会長の東川さんは、携帯も持っていなければネットも見ないそうなので、この駄文に目を通すことはないと思うが。

  • こんなに飲んだくれた挙げ句、謎を解いて家賃が只になるなんて相変わらずいい生活。

  • 表紙絵下部の啓介(?)が持つ資料が第1話「若きエリートの悲劇」をよく表している。キャラの造形はいいけれど、基本的に3人とも「だらけ方向」なのでちょっと似た印象になってしまっているかな。「だっちゃ」とは言わない美緒のポリシーはネタとしてGood。礼菜は「そういう役割」なのかもしれないけれど、もう少し謎解きに関与する方向の活躍も見てみたい。第2話「ビルの谷間の犯罪」では、謎の女性が出てくる姿が監視カメラに映っていなかったという話にはならなかったのだろうか。

  • シェアハウスのアラサー3人組を始め、みんながあいかわらず。
    3人組には、いらっとさせられることもあるけど、あのキャラで事件を解決しちゃうのがすごいわ。
    っていうか、あの3人、生活できてるのが謎w
    ついつい読んじゃったけど、次、どうしようw

  • 4つの話の短編集。東川さんの毎度お馴染みのユーモアミステリ。特別驚くような話ではないけど、安定のテイストでした。

  • かがやき荘西荻探偵局シリーズ第2弾
    短編4作

    Case1 若きエリートの悲劇
    Case2 ビルの谷間の犯罪
    Case3 長谷川邸のありふれた密室
    Case4 奪われたマントの問題

    ちょっと癖のある性格の3人組がシェアハウスしているかがやき荘のオーナーで、女性実業家の法界院法子から家賃滞納をチャラにする条件で殺人事件の解決を依頼される。

    ミステリーオタクの小野寺葵をリーダーに、中国地方の方便を操る武闘派の占部美緒、女子高生ファッションの関礼菜とともに、殺人事件や依頼を解決する。

    御曹司殺人事件や、礼菜が犯人に間違えられたり、殴られたり。


    もう少し、コメディならコメディ、ミステリーならミステリーの色を出してほしいシリーズ。

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著者プロフィール

1968年広島県生まれ。岡山大学法学部卒業後、2002年、光文社カッパノベルスの新人発掘プロジェクト「KAPPA‐ONE」にて『密室の鍵貸します』が有栖川有栖氏に推薦されデビュー。11年『謎解きはディナーのあとで』が第8回本屋大賞第1位に輝き、大ヒットシリーズとなる。「烏賊川市」シリーズ、『館島』、『もう誘拐なんてしない』、「探偵少女アリサの事件簿」シリーズなど著書多数。

「2023年 『谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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