究極にうまいクラフトビールをつくる キリンビール「異端児」たちの挑戦

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 43
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103504917

作品紹介・あらすじ

クラフトの聖地・代官山「スプリングバレーブルワリー」はこうして誕生した。大量生産に背を向けた型破りの挑戦は、最悪の業績にあえぐ巨大メーカーの片隅で始まった。個人の嗜好に合わせたビールを、つくったその場で飲んでもらいたい! ビールこそ最高の酒と信じる者たちが始めたプロジェクトは、やがて最先端のクラフト専門店として結実する。開店以来超満員の続く店の奇跡を描くノンフィクション。

感想・レビュー・書評

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  • ドイツでは例えば、農家が地域のビール醸造所に「この麦でビールを作ってくれ」と原材料を持ち込むのだ。地域と一体になったビールづくり。教会でビールを作り、その鐘の音が聞こえる範囲で飲むという地産地消のビール文化。

  • 大手ビールメーカーであるキリンビールで、クラフトビールのブルワリーを立ち上げた社員のお話し。

    若者のビール離れ、という言葉の通りビール市場は年々シュリンクしていて、そんな状況に危機感を感じた社員のボトムアップ的行動が話の発端なのである。物語は少しプロジェクトX風だがメンバー一人ひとりの経歴や、実際に「大聖堂」が出来上がるまでのストーリーは大変面白かった。

    実は自分もここ数年、国産クラフトビールとか、ドイツやベルギーのビールを好んで飲んでいる。大手メーカーが作る均一的なビールの味に飽きてしまったからだ。しかし輸入品だと350mlサイズで約400円と、まだまだ気軽に買える値段ではないのが難点である。個性的なビールが大手メーカーの参入によって、手頃な価格で販売されるようになるのは非常にありがたい。

    そして機会があればスプリングバレーブルワリーへ行って、ビアアンバサダーの話を聞きながらゆっくりとビールを楽しんでみたいものだ、ぜひ札幌にも出店してください。

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著者プロフィール

永井隆

ジャーナリスト。1958年群馬県生まれ。明治大学経営学部卒業。東京タイムズ記者を経て、92年フリーとして独立。現在、雑誌や新聞、ウェブで取材執筆活動をおこなう傍ら、テレビ、ラジオのコメンテーターも務める。著書に『サントリー対キリン』『ビール15年戦争』『ビール最終戦争』『人事と出世の方程式』(日本経済新聞出版社)、『国産エコ技術の突破力!』(技術評論社)、『敗れざるサラリーマンたち』(講談社)、『一身上の都合』(SBクリエイティブ)、『現場力』(PHP研究所)などがある。

「2019年 『名門高校はここが違う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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