劇場

著者 :
  • 新潮社
3.45
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本棚登録 : 2228
レビュー : 321
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103509516

感想・レビュー・書評

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  • 劇場
    火花がかなり良かったので読んでみたが、正直期待よりはかなり普通だった。なんというか、面白くないといえばそれまでなのだが、火花ほどみんなが楽しめるストーリーではないなというイメージ。太宰治や芥川の様な極めて文学的な言い回しと、ストーリーがかみ合っていないようにも感じてしまった。

  • 主人公は『コンビニ人間』の白羽を彷彿とさせるクズ男でした。沙季ちゃんが健気でね、なぜこんなクズと一緒にいるのだと、僕が親ならこの男を叩き潰しますね。
    と、思わせるあたりは又吉直樹、才能あるんだなと。『火花』でもそうでしたが、何かに夢中になってまわりが見えなくなっている男を書くのがうまい。口喧嘩の場面なんかは、よくあれだけの言葉が出てくるなと関心。
    ちょっと細かいけど、前半部分では人が多くいる様子を「人込み」と表現していたのに、後半では「人混み」となっていたのが気になりました。意味が違うのか?
    総合的には満足、三作目も出してほしいですね。次はまったく違う人物を描いてほしいです。

  • 主人公の永田が気持ち悪すぎるし、人間として最低すぎて、読むのがダルくなるくらいだったけど、それを文字で感じさせてしまう又吉はすごいと思った。

  • なんだろう。出会って、一緒に暮らして、別れる。それだけの話。悪くはないけど。永田はダメだなぁ。でもこんな人多いのが今の世の中。

  • 「火花」は結構好きだったから、こちらも読む。 しかしながら、「劇場」はちょっと... 主人公がクズ。ヒロインも優しすぎるというか、ダメだと思う。なんとか読み終えたがキツイかな。

  • 引き込まれる文書なのだが、どうして主人が鬱屈としているのが耐えられず、終始イライラしっぱなしだった。
    自身は、どうしても上手く感情移入ができなく、最後までもどかしい思いだった。

  • もう一個又吉先生。
    主人公社会不適合者というかクズというか・・
    沙希ちゃんがどうしてそんな入れ込むのか
    分からないまでも耐えられる共感できる一部の人たちが
    芸能にかかわる人の家族をやってられるのかなって。

  • 最初の歩いているところから出会いのところとか結構好きだったんだけどなあ…。そもそもあの出会いからつきあうようになる彼女の心理がわからなすぎるからかなあ…。結構な時をまたいでいるのに火花と違って何が成長していくわけでもないのもまあ、逆にリアルなのかもしれないけどなんだかなあ。自意識がが煮詰まりすぎててきつくなる。

  • 主人公がクズすぎて、読んでてイライラした。愛情深すぎるサキにもイライラ。
    又吉の解説を読みたい。
    人生は劇場で、どんな風にも演じることができる。
    あんまり合わなかったかな。

  • 一番会いたい人に会いに行く。こんな当たり前のことが、なんでできへんかったんやろな-。かけがえのない大切な誰かを想う、切なくも胸にせまる恋愛小説。

    「火花」で芥川賞受賞後の2作目。相変わらずの自意識過剰、自己陶酔的な文章で、物語も陳腐、登場人物に全く感情移入できない。もう又吉作品は読まないだろう。
    (Ⅾ)

著者プロフィール

又吉直樹(またよし なおき)
1980年、大阪府寝屋川市生まれ。お笑いコンビ「ピース」のボケ担当。第153回芥川龍之介賞受賞作家。2009年6月せきしろとの共著、自由律俳句集『カキフライが無いなら来なかった』を刊行し、これが初の書籍となる。2010年12月に続編である『まさかジープで来るとは』、2011年11月初の単著『第2図書係補佐』をそれぞれ刊行。2015年1月7日に『文學界』2月号に初の中篇小説『火花』を発表し、純文学作家としてデビュー。3月に文藝春秋から『火花』が単行本化。同作が第28回三島由紀夫賞候補となり、第153回芥川龍之介賞受賞に至る2016年にNetflixと吉本興業によってネット配信ドラマ化2017年板尾創路監督により映画化された。2017年『劇場』刊行。2018年9月、毎日新聞夕刊で新聞小説「人間」を連載し、毎日新聞出版から2019年秋に発売予定となる。

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