• Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103511113

感想・レビュー・書評

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  • 「未事故物件」「迷い家」がよかった。
    深夜に響く、洗濯機の音の理由は?
    泥酔したときに入りこんでしまった、無人の家の真相は?

    どちらもミステリ(サスペンス?)色が強めで、興味を引く謎だった。

    迷うことがテーマのためか、ダークな感情が多かった。

    〈アミの会(仮)〉のアンソロジー第4弾。

  • いやぁーーっ!と叫んでしまいそうな近藤史恵さんのコワイお話から始まる8人の作家さんが描く8つの“迷”。
    一番楽しみだった乙一さんのお話が一番好き。最後に怖いオチがあるかもと、どきどきしていたけれど優しい着地点にほっ。
    遠野物語のマヨイガをモチーフにした福田和代さんのお話もよかった。
    その福田さんのあとがきの、“迷う”と“惑う”がくっつくと“迷惑”になるのが興味深いに、同意。“迷う”がテーマのこの巻も、いろんな人がいろんなことで迷っているのだけど、それが本人や誰かの迷惑なお話になっていたりして、おもしろいなぁ。

  • 『アミの会』4冊目。
    この「迷」が意味での中で一番好き。

  • めちゃくちゃ面白かった!!
    初読の作家さんもいてはって、「あ、この作家さんの本、読んでみよう」と、思えた。
    (今更かもしれんが乙一氏)

    松村比呂美氏の話は怖かったなー! こういう、ぞくっと怖い話、なんちゅうか…。長編ではとても読めないので(怖いから)短編で楽しみたい^^

    福田和代氏の話は、「えっここからミステリ風味になるん?」と、思った。オチが(わたしにとっては)意表をつかれる展開やったなあ。面白かった。

    近藤史恵氏は安定の面白さでしょう~。篠田真由美氏はひっっさしぶりに読んだけど、
    「(わたしが)若いころ、よく読めたな…?」
    って過去の自分をほめたくなる難しさやった。笑

    内容はむつかしくないのに表現がめちゃくちゃ難しくて全然頭に入ってこない。(笑。おのれの読解力のなさよ)

    最後まで読んでからもっぺん読み直して
    「へー。ほー」
    ってなった。もしかすると篠田氏は長編作家なのかもしれへんけど、短編でないととてもついていけない。

    そして、あの二次小説書きさんは篠田氏を読みふけった人なのかもしれんな、と、突然思った。
    二次小説書きはみなさん推し作家さんがいてはるやろ。^^

    あー! それにしても面白かった!「惑」のほうも読みたいなあ。

  • 毎回楽しみにしているアミの会(仮)のアンソロジー第四弾です。

    第一弾 「捨てる」 第二弾 「毒殺協奏曲」 第三弾 「隠す」と欠かさず読んでいますが
    今回はいつもと趣向が変わり男性ゲストを招いての二巻同時発売となっています。

    タイトルも工夫されていてその二巻が対となる様に『迷惑』
    「迷ーまよう」と「惑ーまどう」です。

    この作品では「迷ーまようー」をテーマに8つの短編を味わう事が出来ます。

    ホラー&ミステリー要素があり、結末までドキドキしながら夢中で読めた近藤史恵さんの「未事故物件」

    離婚する両親のどちらと共に生活するか迷う姉弟をリアリティと優しさ溢れる文章で描いた乙一さんの「沈みかけの船より、愛をこめて」

    海外で置き去りにされた女性が人物描写&風景描写で絶えず脳内映像で動き、ハラハラしながら一気に読んだ松村比呂美さんの「置き去り」

    短編ながらドラマ性があって切ないラストに胸が痛くなった新津きよみさんの「女の一生」

    どの作品も一つのテーマから全く異なる作品となっていて8編共、満足して読めました。

    第五弾も待ち遠しいです。

  • 同時刊行ということで
    どうしても先日読了した『惑』と比べてしまうのですが。
    こっちの方が途中経過が怖いというか
    ブラックな話運びのものが多いような気がしました。
    表紙の色の印象とまるっきり逆ですね。

    ヨマイガの話が被ったのは偶然ですか?

  • アミの会のアンソロジー第四弾 
    乙一さん目的で読んだのでシリーズとしては初読
    勝手な妄想で読みはじめたので期待していたのとは違ったけど
    (もっとホラー的なものかと思った) 
    ひとつのテーマで色々な作家さん作品が楽しめるのは面白い

  • ・よかった編
    「未事故物件」悪質で再現が簡単そうな所が怖い。大手でもそうでなくても、不動産屋に色々個人情報入力するのが怖くなるなーと。

    ・よくなかった編
    「置き去り」斎木の甘ったれな人物がちょっと身近にいる人ぽくて嫌だなあと。あと二重構造にしてある所が「そうだったのねー!」より「書き方がまどろっこしいなー」という印象。個人的に嫌いなタイプの、説明なく時間と人の軸をずらされる奴だった。

    総評
    右か左かキリキリ追い詰められて「迷う」というより、いつの間にやら「彷徨う」「迷い込む」という形が多かったので勝手に思ってたのと違うなぁと。対版「惑」も好みかどうかどうしようかなー、でも読んでみないと分からないからやっぱり読むだろうなあ。そんでどっちも面白くなかったら次作読むのを控えるようにするかも。そういう意味ではすごく迷わせる。でもそういう迷いは要らないんだけどなー。

  • 編集さん主導ではなく、作家さんたちのゆるい繋がりから発案されているというアミの会のアンソロジーもすっかり定着した模様。
    未読の作家さんを知るというアンソロジーの醍醐味はないが、改めて好みに合う合わないがはっきりとわかる。

    「未事故物件」/近藤史恵
    「迷い家」/福田和代
    「沈みかけの船より、愛をこめて」/乙一
    「置き去り」/松村比呂美
    「迷い鏡」/篠田真由美
    「女の一生」/新津きよみ
    「迷蝶」/柴田よしき
    「覆面作家」/大沢在昌

  • 松村比呂美さんの「置き去り」や福田和代さんの「迷い家」が面白かった。
    みんな迷いまくりのアンソロジーでどれも良かった。

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