組長の妻、はじめます。: 女ギャング亜弓姐さんの超ワル人生懺悔録

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 121
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103511915

作品紹介・あらすじ

喧嘩上等、シャブは日常、高級車窃盗団ボスだったナニワ猛女の波乱万丈! 「懲りない女と笑ってください――」中1でワルに目覚め、高校もシンナーを注意した教師を蹴り倒して1か月で退学のヤンチャ娘はアウトロー街道をまっしぐら! 数々の逮捕と服役で大阪府警の有名人、裏社会でも「知らん奴はモグリや」と囁かれた悪名高き彼女が、悪事から足を洗い、晴れて?極道の妻となるまでのアブナイ半生を告白!!

感想・レビュー・書評

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  • 読売新聞で知った本

    ①ヤクザの家に生まれて
    からはじまり
    ⑬そして組長の妻となる
    まで詳細に諸々のエピソードが書かれていた

    はじめに 本書の成り立ちについて
    にあるように
    書かれている事は
    決してノンフィクションではない
    とのこと


  • 姐さんっ!

    ってな事で、廣末登の『組長の妻、はじめます。 女ギャング亜弓さんの超ワル人生懺悔録』

    ヤクザの家に生まれた亜弓姐さんの壮絶人生。

    シンナー、シャブ、自動車窃盗団ギャングとエリート街道をぶっちぎって見事に大学(刑務所)にも長期で何度も通うなど華々しい人生w

    そんな折に亜弓姐さんにも茂雄さんと言うナイスな極道に出会う事により、シャブから離れた人生を送れるようにw

    壮絶な人生を激走した姐さんの話は下手な男の極道より凄いんじゃないかなw

    殺人とかの話は無いので、サクサク読めるね♪

    2018年72冊目

  • 実際にアウトローとして生きてきた姐さんの実録書。
    すさまじいとしか言えない。

  • 主人公が70歳を過ぎて老人ホームで語った自伝だったら面白いと感じたかも。
    それでもスラスラと読め、あっという間に読み終わったので、自分が感じれているよりも面白かったのかも。
    cory henry/the revival

  • 壮絶な人生を送ってきた亜弓姐さんの告白本。

    はじめに―本書の成り立ちについて
    1ヤクザの家に生まれて
    2生活の中心にシャブがあった
    3初めての逮捕と初めての結婚
    4自動車窃盗のABC
    5ギャングの女首領になる
    6大学(刑務所)に入学
    7懲りない女と笑ってください
    8隣人は林真須美
    9病は治るが癖は治らぬ
    10出所後の暮らし
    11組長との再会
    12これからも一緒に居てくれるか
    13そして組長の妻となる
    付録
    船底のジャンヌダルク―あとがきにかえて

    関西を中心に女首領として自動車窃盗などの一団を率い、悪の限りを尽くした亜弓の半生を描いたノンフィクション。

    シャブ中で、刑務所にも行き、最後は惚れた男の切った張ったの世界の妻になるまで。

    なんだろ、素直には受け止めきれない。

    不器用にも生きていくしかない。

  • 組長の妻、はじめます。: 女ギャング亜弓姐さんの超ワル人生懺悔録

  • この本の語り手となっている「組長の妻」が牢獄で隣り同士だったという和歌山毒入りカレー事件の林真須美未決囚のエピソードが印象的でした。哀しみにあふれていてね。

  • もっとエグい内容を想像してたけどそうでもなかった。
    本書の主人公はすごく地頭のいい人という印象。
    悪(ワル)というより知能犯。

  • 2018_05_30-062

  • 壮絶な人生だった。
    当然私の人生とは異なるため、興味深く感じた。
    個人的にはやはりそのような犯罪に手を染める、再生産される社会の仕組みが気になる。

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著者プロフィール

1970年、福岡市生まれ。社会学者、博士(学術)。専門は犯罪社会学。龍谷大学犯罪学研究センター嘱託研究員、久留米大学非常勤講師(社会病理学)、法務省・保護司。2001年北九州市立大学法学部卒業、08年同大学大学院社会システム研究科地域社会研究科博士後期課程修了。国会議員政策担当秘書、熊本大学イノベーション推進機構助教、福岡県更生保護就労支援事業所長等を経て、現職。裏社会のリアルを科学的調査法に基づいた取材を重ね、一次情報をもとに解説する。著書に『ヤクザと介護』『ヤクザになる理由』など。

「2023年 『テキヤの掟 祭りを担った文化、組織、慣習』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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