プレゼントでできている

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  • 新潮社 (2024年3月27日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (128ページ) / ISBN・EAN: 9784103512158

作品紹介・あらすじ

なにかをもらうことは、きっと、何かをあげること――。深くてほっこり、3年ぶり待望のエッセイ漫画! 僕はよく、ものをもらう。モンゴルの絨毯、鹿の角、大家さんの柚子、あの人の言葉……。もらったものは買ったものより捨てにくいし、何かをもらうと何かをお返ししたくなる。なぜだろう? もう会えない誰かや目に見えない何かとも、“プレゼント”でつながれる――。『ぼくのお父さん』『マンガ ぼけ日和』の矢部太郎が贈る、新作コミック。

みんなの感想まとめ

人とのつながりや思い出をテーマにしたこのエッセイ漫画は、プレゼントの持つ深い意味を探求しています。著者の矢部太郎は、物理的な贈り物だけでなく、言葉や経験といった目に見えないものもプレゼントとして捉え、...

感想・レビュー・書評

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  • 最新刊の「おひさま」でも触れていたが、こちらが先に発売されていた本。
    お笑い芸人だけでなく、漫画家でもあり、舞台、ドラマ、映画など俳優としても活躍している矢部さんが思うプレゼントがなるほど奥深いなと思った。
    もちろん普通に物を頂くこともあり、それを有効に使ってたり、置いていたり(笑)。
    人と出会うことで、言葉だったり知識だったりのプレゼントもあり。
    気持ちや想い出や目に見えないもので繋がっていることで、たくさんのプレゼントでできているということもあるのかもしれない。
    たくさんの経験から感じたこと、それも誰かのプレゼントであり、誰かにプレゼントしているのかも…と思った。



  • テレビで拝見する矢部太郎さんそのままのふんわりやさしいイメージのマンガエッセイ。
    湯たんぽみたいなあたたかさで、指圧されるような感じ。
    程よいリラクゼーション効果があり、癒やされました。
    この本を大事なひとにプレゼントしてみたいな。
    …できたらね。







  • 最近はお笑い芸人より、漫画家、俳優としてのお顔の方が知られているのではないだろうか?

    『大家さんと僕』以来すっかり矢部さんの作品にはまってしまった!という人は少なくないだろう。
    矢部さんはお人よしでものすごくいい人に見えるのだが実はそうでもなく(?)、結構自分の個性やこだわりを大切にしていて、それが原因なのかは分からないが、なんとなく周囲とズレてしまう...それをありのままに描いているところが共感をよぶのではないだろうか?

    今作では微妙なプレゼントの数々が登場するが(鹿の角はテレビで矢部さんの部屋が登場したときに観ました、ちゃんとあってびっくり!)、どれもその人の思いがこもっており、また見えないものこそプレゼントである...というメッセージが心に響く。
    2024.5

    • NO Book & Coffee  NO LIFEさん
      ロニコさん、こんにちは♪ 略称「本とコ」です
      「いいね」の爆裂連打ありがとうございます(^^)

      中学校の学校司書さんでいらっしゃるん...
      ロニコさん、こんにちは♪ 略称「本とコ」です
      「いいね」の爆裂連打ありがとうございます(^^)

      中学校の学校司書さんでいらっしゃるんですね
      子どもたちと接することができるのはいいですね
      子どもにとって、読書がより身近なものになるよう
      願っています٩( ᐛ )و
      2024/08/26
  • 私が読む矢部太郎さん作品の5冊目。
    久しぶり。

    優しい、いい人がいっぱい。

  • 「僕はよく、ものをもらう。もらったものは買ったものより捨てにくいし、何かをもらうと何かをお返ししたくなる。なぜだろう?」
    矢部さんがもらってきたプレゼントと思い出のリボンをほどきながら、人のつながりを考えるコミックエッセイ。

    あたたかみのある絵柄でほんのり笑えるエピソードたち。その中に見え隠れする哀愁、わびさびの雰囲気が好き。ぼくは四コママンガって読むのが疲れることが多いんだけど、矢部さんの四コマは深呼吸するように読める。「プレゼントって何だろう?」という素朴な疑問を出発点に、こんなにやわらかく哲学する本を描けるのがすごい。

    いきなりのモンゴルの絨毯エピソードが楽しかった。テレビの企画でモンゴル人の家族と日本で一緒に暮らすという無茶ぶり。日本語はもちろん英語も通じない!言葉を少しずつ覚えていって、最後はモンゴルのゲルで暮らすという異文化交流!日本では気づかなかった文化の意味を、現地で知るというのがいいよね。塩ミルクティーは飲んでみたいなあ。お別れの時にもらった絨毯。玄関の絨毯を踏むたびに、モンゴルの草原に立った瞬間を思い出すんだろうね。

    香川のバーのマスターの話もよかった!めちゃくちゃ良い人!この本を読んでくれてたらいいなあ。初めての舞台に矢部さんを抜擢した作・演出の先生の言葉も沁みる。
    「芝居は風に書く文学ですから」
    風が吹き抜けたかのような一言が素敵すぎる。芝居も人生も風なのかもしれない。その一瞬を楽しむこと。楽しんだ一瞬は思い出になって、永遠になること。その繰り返しで人は生きている。

    「もらったものは捨てづらい もらった瞬間 もらったものは ものじゃなくなるような気がします」
    「同じものを買っても…同じではない もらった瞬間 もらったものは お金では買えないものになる気がします」
    「もらうはあげる あげるはもらう」
    プレゼントはそのどちらでもあるんだという解釈が好き。別に「もの」じゃなくてもいい。あげるのは笑顔でもいい。落ち込んだ矢部さんに先輩が「笑おうよ!矢部くん!よかったよ!笑おう!誰かに!届くから!」と笑顔で励ます思い出もグッときた。

    矢部さん、素敵なプレゼントをありがとう。

  • 矢部さんの漫画エッセイを読むと、毎回なんだかほっこりと優しい気持ちになります。今回のテーマはプレゼント。

    何をあげたら喜ばれるかって、意外と難しいです。もう会えない誰かとも貰ったプレゼントで繋がっている。お金では買えないものは何かと言われたら、それがプレゼントなのかもしれないとの事。

  • シンプルな柔らかい線で描かれたイラストと、誰かから何かをもらうときの喜びと戸惑いのないまぜになった微妙な心の動きが、絶妙にマッチしていて、辛辣になりすぎず、プレゼントの難しさや尊さを感じられるエッセイ漫画だった。

  • ホッコリした漫画だった。
    矢部太郎さんは、本当にイラストエッセイの才能があると思う。
    もらった、物、もの、感情、気持ち、挨拶、言葉、人からもらう、される、全てプレゼントで贈り物なのかも。
    イヤな事をされても、言われても、辛い事があっても。 そこから学ぶ事があれば、それは贈り物になる。

  • 矢部太郎さんの人柄が滲み出ている一冊。優しくて、ちょっと独りよがりなところもあって、そしてあったかい。さすが芸人さん、笑わせどころもある。新刊が出たら、必ず読みたい作家の一人。

  • 深〜く息を吐いて、ゆっくり読みたい一冊。とても優しい気持ちになる。

  • プレゼントって、送るのも、貰うのも嬉しいものだが、案外食べものとかの消えない物以外はかえってどちらも重荷になる。インテリアっぽいもので自分の好みに合わないものは特にそうだ。そういえば、結婚式の引き出物でつかなくて押し入れの奥に溜まっている食器類など。でもこの十年ギフトブックに変わりましたな・・・。

    でも、もらって大事に使っているモノもあります、お気に入りがわかってくれてるなんて、それだけでありがたいことです。

  • 矢部太郎さん初読み。
    プレゼントって渡すのも貰うのもなんだか嬉しいしそわそわしますよね。なので人からもらうとなぜか捨てられない。でもなんで持ってるんだろうなんて思うこともありますよね。プレゼントはものだけではなく笑顔やいやしも贈り物になる。なのでみんなに伝わっていく。そんなほっこりなマンガ。

  • プレゼントでできている

    なるほど、考えると自分もそうなんだなぁと。

    今回もまた癒さる。

  • ●なぜ気になったか
    矢部さんの漫画の魅力を「大家さんと僕」で味わった。本作もその魅力を楽しめそう。不覚にも他作品が出版されていたことを知らなかったので、過去作も含めて読みたい

    ●読了感想
    「大家さんと僕」のほのぼの感は変わらずに感じられる絵であるが、話の内容が心に響くこともなくちょっと残念な読後感。作家さんの新作がでるたびに読み続けたら、なんとなく感じるおもしろさが少なくなってきたのと似た感じ

    #プレゼントでできている
    #矢部太郎
    24/3/27出版
    https://amzn.to/4cB1n1Q

  • ほっこりした

  • 漫画だった。
    それもコメディアンの。
    いきなり体験でモンゴル人との共同生活から始まる。
    なんだかのどか。ほのぼの。
    話題はどんどん変わる。どうやら彼は「もらう」ことが多いらしい。
    冷蔵庫やら炊飯器やら絨毯やら柿やら生きた魚やら、、、
    テーマが見えてくる。タイトルは「プレゼントでできている」。
    人はもらったりあげたりすることで生きている。
    いや、もらうことすら、ある意味あげることでもあるのかもしれない。
    くれる相手の気持ちを満足させる。こちらも与えている。
    先日読んだ本にもつながる。
    一人では生きられないのだ。

    モンゴルの絨毯(1)
    モンゴルの絨毯(2)
    モンゴルの絨毯(3)
    鹿の角
    香川の鳥
    魚と牡蠣と柿と柚子
    スターの炊飯器
    板尾さんの手鏡(1)
    板尾さんの手鏡(2)
    呪いのお面
    あげるともらう
    狼のくるぶし
    祈り(1)
    祈り(2)
    母の恩返し(1)
    母の恩返し(2)
    捨てる
    捨てない
    つながる
    許し
    プレゼントでできている
    あとがき
    プレゼントと僕

  • 高評価なのに自分には刺さらなかった。最初の大家さんとぼくが良かったからどんどん下がっていく気がする。
    あの大家さんの人がらが好きだった。シリーズで読みたかったとこの本を読みながら思う。

  • 優しい気持ちのプレゼントをいただきました。ありがとう、矢部さん。

  • 詳細は、あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノートをご覧ください。
     → https://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-2080.html

    独特の絵とストーリーは、矢部さんならではの魅力ですね!

  • 単なる「モノ」にとどまらない色々なプレゼントにまつわるお話(マンガ)。
    くすっと笑えるシーンも多いのに、根底にあるのはとにかく優しさ。
    だから読んでいて心が温まるしホッとするし、矢部さんってすごく優しい人なんだろうなあと思う。
    ゆるいイラストもお話にぴったり。
    きっと感性の豊かな人にしか感じられないことを描いたマンガ。
    決して多くを書いているわけではないのに、大切なことがきちんと伝わってきて、それをこうして共有してくれるってありがたいなと感じる。
    私もあげたりもらったり、良いプレゼントをこれからも積み重ねていきたい。

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著者プロフィール

1977年東京都東村山市生まれ。芸人・漫画家。吉本興業所属。1997年に「カラテカ」を結成。お笑い芸人としてだけでなく、舞台やドラマ、映画で俳優としても活躍している。はじめて描いた漫画作品『大家さんと僕』で第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞し、シリーズ累計では120万部を突破。その他の著作に、絵本作家である父との幼少期の思い出を綴る『ぼくのお父さん』、人気者になりたい動物たちの楽屋での姿を描いた『楽屋のトナくん』、認知症患者とその家族の日常を描いた『マンガ ぼけ日和』がある。2021年から手塚治虫文化賞の社外選考委員を務める。

「2024年 『おひさま 矢部太郎の漫画』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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