アフター・ビットコイン: 仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 481
レビュー : 39
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103512813

感想・レビュー・書評

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  •  自分がそうであったが、金融機関で働いていて、仮想通貨・ブロックチェーンについて何となくは理解しているが、詳しくは知らない、という方に是非勧めたい一冊(個人的には否定的な立場だが、仮想通貨投資を考えている人にもある意味お勧め)。
     特に自分にとっては、各国中銀におけるブロックチェーン技術を用いた銀行間決済の実証実験の事例が興味深かった。
     本書を通じて基礎的な理解は深まったが、金融分野以外におけるブロックチェーン技術の活用例、「さるぼぼコイン」等のご当地コインにおける取引承認の仕組みについて、興味・疑問が湧いたので、別の機会に勉強したいと思う。

  • なるほど、これは丁寧に書かれた本です。
    ビットコインやブロックチェーン、あまりよく分かっていませんでしたが、この本のおかげでよく分かりました。もちろん私には技術的・専門的な詳しい部分は理解できませんが、それぞれ何者であり、どんな状況なのかについて知っておくべきと思われるレベルのことが概観できました。
    まさに「電子マネー」の状況についての「定本」。

  • タイトルが煽りっぽくて買うのをかなり躊躇してたんだけど、結果的には買ってよかった。ビットコインについてはもちろん、ブロックチェーンの仕組みや、かかっている期待や行われた実証実験などが説明されてて、これ読めばだいたいわかるような構成になってる。超絶簡単で誰でも読める!というわけではないけど、誰にでもお勧めできる本だと思います。

  • アフタービットコインというタイトルだが、実際自分が勉強になった部分は仮想通過の知識の部分だった。仮想通過の知識自体は少なかったので、とても勉強になった。

  • 著者は元日銀マンでBISでの業務経験もある決済の専門家とのこと。
    ビッドコインやビッドコインに触発された仮想通貨、中央銀行が研究を進めるデジタル通貨、ビッドコインがその技術を生み出したブロックチェーン、およびその将来像を解説した本。
    著者はビッドコインについては極めて厳しめ、反面ブロックチェーンは革新的な技術との期待を抱いているようだ。
    本書の後半のブロックチェーンを応用した資金や証券決済の将来像は技術的な解説に走り過ぎた感もあるが、最近とみに話題となるフィンテック、仮想通貨などのキーワードを理解できる良質な解説書であった。

  • 2019.01.09読了

    ブロックチェーンについて、その仕組みと金融業界の動向について詳しく書かれている。
    為替手数料が一向に安くならないのは、こうした技術革新なしにはどうにも打開できない為だったのだと納得。ビットコインバブルの話も面白い。

    この本の分厚さは、同じことを何度も何度も言い聞かせるように繰り返しているところにある。お陰でややこしいブロックチェーンの技術的な話なども、読み進めるうちに理解できた。

  • 前半はビットコインの仕組み、後半はビットコインを支える技術であるブロックチェーンの過去~今後の活用展望について。

  • This time is differentを鵜呑みにしない、データが示すビットコインの脆弱性、矛盾。
    一方、ブロックチェーン技術の将来性、技術類型、コンセンサスアルゴリズムの種類。
    そして、デジタル通貨の種類と今後の展開。

  • 『ビットコインは終わってるけどブロックチェーンは良いよね』という大前提に立って書かれた本。2017年後半の仮想通貨全般の現状とビットコインの問題点を述べた後、ブロックチェーン技術を使った現金の電子化や銀行間決済、証券業などへの応用について現状と展望が語られる。
    これまでの各国の「デジタル通貨」実現を目指した取り組みや、複数の「コルレス銀行」が介在して行われる国際送金の仕組みなど知らなかった事もいくつかあって参考になった。
    ただやっぱり現状の問題点だけを挙げて「ビットコインは終わった」と言われることにはとても賛同できない。
    中央銀行や民間銀行の存在がこれから50年後も100年後も続いて決して無くならないという事を信じて疑わない人はこういう考え方になるんだろうな、という事を知るという点では非常に参考になった。

  • ビットコインの将来性については問題点が多く厳しめ。
    しかしブロックチェーンこそ次世代のコア技術として金融の仕組みを根底から覆すと著者は見ている。

    ビットコインの問題点についてはアマゾンのレビューに批判的なコメントがあり、どっちが正しいのか私には分からない。ただこの本の内容をきちんと読んで、仮想通貨投資をどうすればいいか判断材料にしたい。

    ブロックチェーンは間違いなく世の中を変えるようだ。
    ビジネスがどう変わってどう自分がチャンスをつかむことができるか考えるヒントとしたい。

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著者プロフィール

中島 真志(ナカジマ マサシ)
麗澤大学経済学部教授
1958年生まれ。日本銀行を経て、現在、麗澤大学経済学部教授。

「2017年 『金融読本(第30版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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