春待ち雑貨店 ぷらんたん

著者 :
  • 新潮社
3.28
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本棚登録 : 111
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103515111

作品紹介・あらすじ

いびつでもいい、不器用だってかまわない。手作りの幸せ、お届けします。京都にあるハンドメイドアクセサリーショップ『ぷらんたん』。店主の北川巴瑠のもとには今日も悩みを抱えた客人が訪れる。その一つ一つに寄り添い、優しく解きほぐしていく巴瑠。でも、そんな彼女も人には明かせぬ、ある秘密を抱えていた。大ヒットシリーズ『珈琲店タレーランの事件簿』著者が贈る、心震わす連作ミステリ。

感想・レビュー・書評

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  • ハンドメイド作家の巴瑠は、京都の街で「ぷらんたん」というアクセサリーのお店を営んでいる。小さな店だが、気に入ってくれる人も多く人気店となっていた。好きな仕事に就き恋人もいて、順調な人生を歩んでいるようだが彼女には簡単に人に打ち明けられない秘密があった…。
    お店で出会った人たちが持ち込む悩みなどを、巴瑠が丁寧に対応する。もちろんスッキリ解決とはいかないこともあるけど、それがかえっていい感じになっている。
    もっと色々な作品を読みたい。

  • ハンドメイド雑貨の小さな店、ぷらんたんの店主巴瑠とそれを取り囲む人々と環境の日常系ミステリ。
    だと思います。
    題材が割と身近なせいか、いまいちノれず。
    さらっと読めましたが、なんと言うか、悪意が多いのは、どうにも苦手。
    主人公とその周りの人はそうではないのですが。
    ううむ。身近すぎてリアルに想像できてしまうからだろうか。
    読みやすいのではあるのですが。

  • 苦しみながらも前に進んで行く巴瑠が良かったです。
    自分自身を見つめて迷っているけど、暗い方にはいかないで前を向く、強い女性だと思います。
    ハンドメイドのお店も興味深い。周りで起きる事件も様々で楽しめました。

  • ハンドメイド雑貨店『ぷらんたん』
    店主であり作家の巴瑠のもとに舞い込む不思議な出来事
    彼女自身が抱えている事象もあってか相手に寄り添って解きほぐしてく
    辛いことがあっても前向きにいけそう

  • 心震わす連作ミステリーとのことだが、そうでもない

  • +++
    京都にあるハンドメイド雑貨店『ぷらんたん』。店主の北川巴瑠のもとには今日も不思議な出来事が舞い込む。イヤリングの片方だけを注文する客、遠距離恋愛中の彼氏から貰ったアルファベットの欠けたネックレス、頑なに体の関係を拒む恋人、そして、お店への嫌がらせ。ひとつひとつに寄り添い、優しく解きほぐしていく巴瑠。でも、そんな彼女にも人には言えない、ある秘密があった。とあるアクセサリーショップと4人の来訪者をめぐる物語。
    +++

    一歩店内に入れば、たちどころにその場所が好きになる。そんな店がぷらんたん。巴瑠の手作りアクセサリーを主に、数人の作家の作品も置いている小さな店だ。手作りアクセサリーには、作り手の内面がにじみ出るのか、リピーターもついてくれ、細々とではあるが続けることができている。そんな巴瑠にも、そのことによって、人生の道筋さえもちがってくるかもしれない屈託があるのだが、進んで人に言いたいことではない。店に舞い込む困りごとに、親身に向き合うのも、人の痛みがわかるから、ということもあるだろう。恋人や友人、お客さんとの関係を通して、困りごとに解決の糸口を見つけたりしながら、巴瑠自身も少しずつ強くなり、前向きになっていくのがわかって、応援したくなる。いつでも真っ直ぐでいようと思わせてくれる一冊でもある。

  • ちょっとおもしろいかな。でももう一息

  • う〜〜ん
    出てくる人がみんな面倒くさい笑

  • 新潮社yomyom2016年春(40号)、夏(41)、冬(43)号、2017年6月(44)、8月(45)号掲載の5つの連作短編を2018年1月に新潮社から刊行。京都のアクセサリーショップにまつわる人情ストーリー。登場人物達の扱いが浅く、物足りなさが残りました。

  • ハンドメイド雑貨店「ぷらんたん」を舞台とした、ほっこりテイストの連作ミステリ。とはいえ、内容はほっこりとしたものばかりとも言えません。むしろ卑怯で悪意に満ちて痛々しい部分も多いと思いました。そして主人公たちの抱える悩みも、重くつらいもので。
    それでも、何もかもが完璧に満たされている人などまあいないはずなので。自分の状況にも折り合いをつけてそれなりの幸せを見つけることが重要なのかなあ、と。読後感は心温まる印象です。
    お気に入りは「レジンの空」。この真相は読めなかったな。しかし、ここに登場するあの人物がもうあまりに酷くて腹立たしいったら。これほど最悪な奴もまあいないな、と思うので。あの人たちにはぜひ幸せになってもらいたいな、と思いました。

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プロフィール

岡崎 琢磨(おかざき たくま)
1986年生まれ、福岡県出身。京都大学法学部卒業。元々ミュージシャン志望であったが作家を志すようになり、大学卒業後に福岡県に戻って執筆を続け、第10回『このミステリーがすごい!』大賞の最終選考に『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』が残った。手直しして刊行されたところ、大ベストセラーとなり第1回京都本大賞を受賞。のちに「珈琲店タレーランの事件簿」シリーズ化された。

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