- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103515111
感想・レビュー・書評
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読んでから随分経った今でも、たまに思い出す。
思い出すのは、表紙の絵。
あたたかくてぽかぽかした陽光が差す、雑貨屋さん。
正直物語はあまり覚えてないけれど、雰囲気が好きだなぁ。
こんな風にひっそりと佇む雑貨屋さんがあったら行ってみたいなぁᐠ( ᐢ ᵕ ᐢ )ᐟ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
苦しみながらも前に進んで行く巴瑠が良かったです。
自分自身を見つめて迷っているけど、暗い方にはいかないで前を向く、強い女性だと思います。
ハンドメイドのお店も興味深い。周りで起きる事件も様々で楽しめました。 -
北川巴瑠がやっているアクセサリーショップ ぷらんたんで繰り広げられるエピソードを綴った短編が4つ.桜田一誠との付き合いで、お互いの体の欠陥を告白し合うなかで、安藤奈苗も加わっていく「ひとつ、ふたつ」.「手作りの春」で、百田理香子とやり取りで一誠との捜査らしき行動が面白かった.全般に、ほんのりした感覚で読める.
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ハンドメイドアクセサリーを売る「ぷらんたん 」を経営する巴瑠の話。
この本、一番はじめのターナー症候群の話はどこかで読んだことがある。
どこだろう。もしかしたらこの本再読だったのかな。 -
ちょっぴりビター、大人向けのテーマ。謎解き要素の強い「手作りの春」が一番楽しめました。
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この作家さんの本は、他も読んだことがありますが、読みやすくてスラスラあっという間に読み切ります。
ただこの作品も、後味が悪いストーリーが入るんですよね。
まぁ最後は気持ちが楽になる仕上がりになっていると思いますが。
この後味が悪い感じは、嫌な気分になるけれど、人間が持っている一面なのかなとかそんな本質をちょっと考えてしまったり。 -
凄い速さで読み終わってしまった!
すらすら読めました。
本当にお店に立ち寄ってお話を聞いているみたいで
楽しかったです。
あと、昔から京都に住んでみたいのですが更にそう思いました。 -
"ひとりの人に体を許すかどうかを考えるとき、そこにあるのは妊娠してもいいと思えるほどの覚悟じゃなくて、やっぱり自分と相手との、一対一の関係でしょう。"p.135