マリコ、うまくいくよ

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 256
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103519812

作品紹介・あらすじ

頑張れば、むくわれるのですか。働くって、なんなんだろう? 社会人2年目、12年目、20年目。同じ職場で働く、3人のマリコ。「今日も会議で意見が言えなかった」「〈会社用の自分〉に、自分がのっとられそう」「後輩は増えるけど、年上の実感ってない」。彼女たちの問いに、心が揺れ動く。きっと、私たちは、もうひとりのマリコ。発売前から共感の嵐! 読めば、じわりと勇気が湧いてくる、お仕事漫画。

感想・レビュー・書評

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  • 最近の職場事情を知りたいと思った時にこの本に出会いました。
    働くって、なんなんだろう?

    同じ職場で働く、3人のマリコ。
    社会人2年目の自分に自信がないマリコ。
    12年目の新人でもベテランでもない宙ぶらりんマリコ。
    20年目の自分の値打ちが下がってきたと感じるマリコ。

    同じ場面をそれぞれのマリコの視点から描いているシーンが面白い。

    「もう会社辞めたい、今日辞めたい」すごくリアルだな。
    ふと思う日、真剣に思う日、あるあるだ。

    定年まで働くのもいい、新しいことにチャレンジしてみるのもいい。

    最後「めんどくさー」という心の声にホッとする。
    嫌いとかじゃない、だけど先輩や後輩、人との付き合いを面倒くさいと感じる時があってもいいんだ。肩の力が抜けた気がする。

    「簡単だよ、人とは次に会う時に、気まずくないように別れる、それだけだよ」

  • わかるなあー
    「女」という生き物がリアルに描かれてて、
    う、、、ってなりながら読んだ。

  • あまりこういうエッセイ的なものは読みませんが、タイトルに惹かれて勢いで購入。(私の本名がまりこなので。笑)

    社会人2年目、12年目、20年目の3人のマリコさんが、各々の視点で職場での気になる事やもやもやする事を吐き出していくお話し。

    自分の境遇・性格は以下の通りなので、純粋に共感できる話は多くなかったです。

    ・転職ありきの外資系企業に勤務している
    ・女性でもどんどん出世している
    ・産休/育休は問題なく取得可、皆取得している
    ・登場人物の中で一番自分の性格に近いのはどのマリコさんでもなく"桑田さん"

    ただ、共感はできなくとも理解は出来るものは多く、著者の益田ミリさんの心のちょっとした揺らぎを感じ取る力と表現の仕方は素晴らしいなと思いました。

    これが未だに世のスタンダードで、こういう思いをして働いている女性が多いという事を学ばせてもらいました。

    People managementをしている身としては、業務中にこんなもやもやを感じなくて良い職場環境を作っていきたいなと感じます。少々欲張りですが、女子社員みんなが「私も目指せるかも?」と思える"桑田さん"になりたいものです。

  • 2018.8.20
    わーーーわーーって、思わず声を上げそうになるくらい、なんかピリピリくるものが。笑
    今までのミリさんとちょびっと違って、でも読んでるうちにやっぱりミリさんやなあとも思い・・面白かったです。
    女子の内面がありありと。ここまで描くかー笑
    真ん中マリコが自分には一番近くて、あ〜わかる。。と。
    タイトル通り、うまくいく、そう信じて進んで行きたいな。

  • はーーーーピリピリする
    「女には、あんまり関係がなかったりするけれど」
    ってセリフにじりじりする

    でも嘘のないように働きたいってことばは同感
    30代のマリコは自分と重なって
    めんどくささ増大であった
    あんな40代のマリコ先輩がいたらうれしいけどな

  • この絵になれてないときびしいかも。

  •  見守る視線は暖かいが、ひりつく痛みを少し感じる。
     女性特有の世界はあるだろうが、「会社で働く人」を取り巻く環境は男性も同じだ。そう言うと分かっていないと指摘されそうだが、会社という同じ空間を共有しているのだから、突き付けられるものは同じように感じる。
     若い人が一生懸命に仕事をしているのを見ると、ほほえましく感じる年齢になってしまったが、僕もまだ、必死だ。

  • なんでこんなにいろんな世代の女子の気持ちがわかるのか!?

  • 作中の「わかる、わかるよ〜」に共感。

    でも今は懐かしきOL時代。よき時代だったなぁ。
    (こんなに悩んでなかった)

    そして時代は仕事は感覚は、それなりに変化していってると感じる。
    (元同僚の証言あり)
    しかし男性の同期入社は残っているが、女性はもう一人もいない。
    (ただし、派遣社員としての出戻りあり)
    だけど女性部長や営業は確実に増え、新しい価値観を築き続けている。
    (私より年下世代が頑張っている)
    私も、今の自分の場所で、できることを頑張ろう。
    誰のためでもない自分のために。

  • やっぱりミリさん、素晴らしい

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著者プロフィール

益田 ミリ(ますだ みり)
1969年、大阪生まれのイラストレーター。「ミリ」は小学生の時のあだ名に由来する筆名だが、その理由は本人も知らないという。
京都芸術短期大学卒業。デザイナーを経て、フリーのイラストレーターに。2001年『OLはえらい』で漫画家デビュー。2011年、『はやくはやくっていわないで』で第58回産経児童出版文化賞産経新聞社賞受賞。2013年には『すーちゃん』シリーズが『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』のタイトルで映画化。
その他の著書に『沢村さん家のこんな毎日』(文藝春秋)、『こはる日記』(KADOKAWA)、『永遠のお出かけ』(毎日新聞出版)、『今日の人生』(ミシマ社)、『美しいものを見に行くツアーひとり参加』(幻冬舎)、絵本『ネコリンピック』(ミシマ社 絵・平澤一平)の原作など多数。

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