- 新潮社 (2018年10月22日発売)
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感想 : 33件
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Amazon.co.jp ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784103521112
作品紹介・あらすじ
こんな人生の終わりは、嫌。死も時間も飛び越える、絶対、最強の恋愛小説。私は二十歳の女子大生で、SNS中毒で、アリアナ・グランデになりたくて。でも、いま目の前にあるのは、倒れたバイク。潰れたヘルメット。つまり、交通事故。そこで死を覚悟した瞬間から、“青春の繰り返し”が始まった。でも、何度繰り返しても、避けられない――。息が止まるほど、激しく、熱い、魂と恋の物語。
みんなの感想まとめ
死を覚悟した瞬間から繰り返される青春の物語は、心に深く響く恋愛小説です。独特な文体で描かれる主人公の視点は、読者を物語の中に引き込み、懐かしさと新鮮さを同時に感じさせます。特に、10代の恋愛の力強さや...
感想・レビュー・書評
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畳み掛けるような訳の分からなさが味わい深い作家さんなんだけど、その先にある、あぁそこに到達したかったのね、の部分がオチて来なかった。
ループして、ループして、ループして、その先にある特異点を見たかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
独特の世界観と疾走感に引き込まれた。
大切ななにかを伝えようとしてくる相手はまるで宇宙人で、危ない香りさえする。
過去に戻ったとしたら?誤った選択かもしれないとわかった上でも、同じ選択を繰り返してしまうかもしれない。それは自分の心がそうさせるから。心の声を聴いた上で間違えてしまったことは、変える必要のある過去になるのだろうか。 -
はじめての作家さん。
独特のタッチでどんどん進み、読み始めは何が何だかよく分からない。
舞城さんの本を読んでいるんだっけか?と思った。
でも、読んでいくとだんだん話しの内容がつかめてきて、確かに究極の恋愛小説だった。女子高生の恋愛に対するパワーはやっぱすごいな。10代の恋愛ってこういう感じだったなーと、懐かしくも感じた。
SFチックでループ系の恋愛小説って結構あるけど、この作品はララの一人称で話しが進み、時々読者への話しかけがあったりと、なかなか独特。そのへんは他の作品とは違っていて、新鮮だったと思う。思うけれど、やっぱり中途半端なような印象。ぶっとぶならぶっとぶで舞城さんくらい最後までぶっ飛んでてほしかった。結局、話しがごちゃごちゃしちゃっただけなのでは?と思えたのが残念でした。ママのキャラはとても好きだった。 -
読み始めてとても新鮮ながら、懐かしさも感じた。むかし読んだSF小説、新井素子さんの世界がまず浮かんできた。
最初だけだったし、その後は映画バタフライエフェクトのような世界観が繰り出されるものの、小説にもそのまま書かれているが、ついてこれるか否か、別れそうな構成。
期待した展開からはずれたように感じたのはその分かりにくさ故なのだけど、そんなことは作者さんは十分承知の上でのこと。
自分の世界をぶつけた文章には新鮮さと潔さを感じました。 -
タイムリープもの。
著者のラノベ時代よりも文体もストーリーもぶっ飛んでいて、訳の分からないまま引き込まれて1日で読了。面白かった。 -
死にかけの状態からループを繰り返して未来を変えようとするが大切な事に気づいてあの結末にたどり着いたで合ってるかな?
ループが多すぎて時系列の整理するのが少し大変 -
結構楽しめて読めた。
最初、どういうこと⁈ってなりかけたけど、すぐに引き込まれた。読みやすかった。
タイトルとの伏線もあったりで、本の中のタイムリープに自分もノレた感じ、笑
勢いもあるけど切なさもありな恋愛小説だっ -
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竹宮 ゆゆこさん初読み。
『絶対、最強の恋愛小説』と言う内容紹介に惹かれて手にしたものの、冒頭から良く解らず
途中でタイムループ物だと気付いたが、幾度となく宇宙人が登場したり
最後までさっぱり理解出来ないまま読了しました。
主人公は神宮女子高校に通う観波邏々(かんなみ らら)
単純に言えば邏々と健吾の切ないラブストーリー。
171ページと短めの作品で、会話中心の文章なので決して読みづらいわけではないけれど
独特の世界観に付いて行けず、残念な読後感となりました。
ライトノベルの様な作品で、SF系は苦手だと改めて実感した。 -
『娯楽』★★★★☆ 8
【詩情】★★★★★ 15
【整合】★★★☆☆ 9
『意外』★★★★★ 10
「人物」★★★★☆ 4
「可読」★★★★☆ 4
「作家」★★★★★ 5
【尖鋭】★★★★★ 15
『奥行』★★★★☆ 8
『印象』★★★★☆ 8
《総合》86 A -
気が付いたら瀕死だった。
20歳の「ララ」の前に現れた「宇宙人」
「あの日からやり直そう」
ひたすらループする日々
恋愛と挫折と、そしてまたループ
共にいるために
相手を生かすために。
究極の恋愛小説 -
ループものなのかと思ってたけど、いやループものなのかもしらんけどちょっと違った。
宇宙人に未来予知にループにときたらとんでもSFかと思うじゃないですか?
違った。
めちゃくちゃ普通の、あたりまえの話だった。
タイトルの意味に途中で気付いたときに、あっ…てなりました。 -
結局よく分からなかったけど、面白かったかもしれない。
(たぶんオマージュ元の)バタフライ・エフェクトよりも好き。
切なかった。 -
好きな男の子がいる女の子の、少し不思議なお話。
2020/5/21 -
JKの無限大の恋の力にただ圧倒された。
SFかな?と思って読み進めていたけれど、まぎれもなくこれは純粋な恋愛小説なのだった。
地球を壊す勢いで恋を救え。 -
めっちゃ好きな感じの究極恋愛小説やった!
本を読んでるより漫画を読んでるような感じはさすが竹宮さん。
スイスイ入ってきて、ララちゃんの目線でずっと小説に入り込めて楽しかった。そして、お母様とお父様がまた、素敵!!!
可愛くて素敵な2人のお話やった。 -
疾走感に振り切った小説。恋愛小説であり、タイムリープものであるのだが、そうした設定の説明がストーリーに追いつけなかった印象が強い。この著者らしい、つんのめるような一人称にぐいぐいと引っ張っていかれるこの語り口はいいのだが、ある程度の説明やループもの特有の袋小路感や絶望感はほとんどなく、そうした意味では好みが分かれるかもしれない。読後感はあっさりしてて物足りないが、既存のループものとは手順と結末を少し変えてる部分があり、そこの部分だけは興味深く読めた。惜しむらくはあともう少しだけ文量が欲しかった気もする。
ラノベ出身者らしく冒頭のツカミは抜群で、イメージを喚起させる手段はとても上手い。またママのキャラクターが非常に立っており、距離感もまた絶妙である。ただ、話はお世辞にも出来がいいとは言い難く、疾走感で誤魔化した感じが強く、疾走感があるからといって没入感がなかったのが残念な部分である。またオチの種明かしのインパクトも弱い。既存の同ジャンルの作品と比較した時の売りが疾走感と語り口しかないのは難点であると思う。恋愛×タイムリープという王道なジャンルのわりに、思った以上に人を選ぶ小説というのが意外だった。
ただ、クドくなりがちなタイムリープものにしてはリアルタイム感があるのが斬新なところで、普通の読み手が想像し、手垢のついたような物語にしなかった挑戦心はいいと思う。この一冊で新規開拓は難しいかもだが、著者のファンのニーズには応えた小説であるといえよう。
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2019.2.19(図書館)
著者プロフィール
竹宮ゆゆこの作品
